Q.適応障害にならない予防策はありますか。
田中さん「ストレスフルな現代社会において、環境的なストレスを避けることは不可能に近いかもしれません。そのため、適応障害にならない予防策を考えることはとても難しいと思います。
ただ、ストレスが増えてきたと思ったら、自分はどのような心身の不調が出やすいか(→不調のサインを知る)、どのような思考パターンを取りやすいか(→『コーピング・スキル』と呼ばれるストレス対処法の技能を高める)、自分はどうなりたいのか(→達成可能なゴールを設定する)などを自分自身に問い直してみるとよいでしょう。
こうした作業は、何も一人で取り組むものでもなく、信頼できる相手と話し合いながら進めていくものであることを忘れてはいけません」
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