教育費も老後資金も足りない 無計画貧乏(NIKKEI STYLE マネー研究所メールマガジンより
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教育費にお金を使い、なかなか貯蓄ができず、肝心な進学費用が出せないご家庭や、定年も近いのに教育費にお金をかけすぎて老後資金がつくれていないご家庭が最近増えているように感じます。「気が付いたときにはすでにとき遅し」という場合が多いのでしょうが、将来に向け我が家は教育費をかけすぎていないか、今後いくら必要になるかを考えてほしいものです。
いま、奨学金を利用する学生は40%以上となり、およそ2人に1人は利用しているといわれます。「利息あり」の貸与の場合、月の貸付額は3万~12万円の幅で選べます。低金利のため負担は小さいように感じますが、大学卒業時に背負う借金額としては大きなものになります。
利用は可能な限り必要最小限にして、社会人のスタート時はできるだけ身軽な状態にしてあげたいものです。子どものお金と、自分たちの老後のお金、バランスを見ながら、どちらも困らないようにためていけるのがベストです