独立行政法人国民生活センターより
国民生活センターを名乗る人から電話があり「あなたの個人情報が漏れて、通 信販売業者など3社に登録されている。名義を変更しなくてはならない」と言わ れ、名義を貸してくれるというNPO法人に所属する人を紹介された。後日、その 人から、「震災関連の除染機械1600万円を名義変更前のあなたの名前で購入し てしまった。このままお金を払わないと、あなたも警察に捕まってしまう」と 言われ、指示どおりに500万円を小包で送った。その後、心配で電話をかけた がつながらない。(70歳代 女性) =================================== <ひとこと助言> ☆電話で国民生活センター等の公的機関をかたり、「個人情報が漏れている」 などと話し、最終的にお金をだまし取る詐欺が後を絶ちません。 ☆国民生活センターが「個人情報が漏れている」などと電話をかけることは絶 対にありません。相手にせず、すぐに電話を切ってください。 ☆お金を渡してしまうと、取り戻すことは極めて困難です。決してお金を渡し てはいけません。 ☆電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能を利用して、かかってき た電話には出ないで、必要な相手にだけ電話をかけ直す方法も有効です。 ☆同様の電話を受けた際には、お金を渡さずにお住まいの自治体の消費生活セ ンター等にご相談ください(消費者ホットライン188)