民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

【感涙】後輩の応援~長野マラソン完走~

2022年04月28日 | マラソン
この世界において、自分に似た人は最低でも3人はいると言われている。めったに巡り合うことはないが、運命のいたずらか、偶然に発見してしまうこともある。更には姿かたちのみならず、服装や行動パターンまでもが似ている場合だってあるから驚きだ。

さて、先日の長野マラソン前夜、元同僚の後輩に会って夕食を共にした。彼が同僚じゃなくなったのはもう10年以上前になる。

しかし、その後も様々な形で繋がってて、年に一回、長野マラソン前夜に会っていた。

最近は長野マラソンが中止になっていたので、三年ぶりの再会だったけど、相変わらず久々の感じがしない。

いつまでも話していられる。

そんな空気感や会話のテンポが堪らなく心地良い。

ボクのコトを兄貴の様だと慕ってくれている彼は保育士をしており、仕事のコトで自信を失っていた。

そんな彼の話を一通り聞いたボクは、思うままに励まし、アドバイスを送った。

自信を無くし、疲れ果てていた彼の表情が次第に緩み、笑顔が増えていったのできっと良い時間だったと自負している。

いつも30キロ付近で応援してくれる彼。一番しんどい辺りで応援してくれる人が待ってくれているって心強い。そんな30キロ地点の数キロ手前には橋がある。

ん?

どういう訳かその橋を渡りきる辺りに彼が立っているではないか。

そういうことかーっ

サプライズ好きな彼らしい演出である。

嬉しいな~

心身ともに疲れ果てていたボクはフラフラしながら、でも笑顔で彼のもとに歩み寄った。

ありがとう

職場も職種も違っても、後輩として頼りにしてくれ、先輩として何かしら力になれる関係って本当にステキだと思う。

うぉー!

ありがとうっ!!!

ハイタッチしようと近寄っていく笑顔のボク。

もしかしたら感動の涙が溢れていたかもしれない。

それくらい嬉しいサプライズだった。

ん?

彼の反応がイマイチである。

笑顔がなくどこか驚いたような表情を浮かべている。

ん?

なんと!!!

顔も体型も雰囲気もそっくりな別人(>_<)!!!

そんなことある???

差し出した手を不自然に下げ、その見知らぬ人の手前で急激に方向転換するボクだった(゚o゚;

そこから数キロ先、いつもの場所には本物の彼が(^^;)その後、ゴールまで二カ所でサプライズ的に現れて応援してくれた彼だったけど、本物か偽物か混乱しまくりで素直に嬉しがれないボクだった(笑)橋の上にいた見知らぬ方、きっと怖かったですよね(>_<)

涙を浮かべながら嬉しそうに笑顔で手を差し伸べてくる知らないおじさんランナー(笑)

ゴメンナサイ。

この世界において、自分に似た人は最低でも3人はいると言われている。めったに巡り合うことはないが、運命のいたずらか、偶然に発見してしまうこともある。更には姿かたちのみならず、服装や行動パターンまでもが似ている場合だってあるから驚きだ。

犬散歩ランナーのシューズ事情

2022年04月20日 | マラソン
犬散歩ランナー(メタボ気味)にランナーとしてのプライドなんかは必要ない。

※「犬散歩ランナー」については前回のブログ参照

使えそうなものは何でも使う姿勢がフルマラソン完走に繋がるのである。

ランナー歴10年、年々モチベーションが下がり、犬散歩ランナーに成り下がったボクはどんなシューズを選択してきたのか。

ランニングデビューを考えてる方、または犬散歩ランナーの方、参考にどうぞ。

①初めは何も考えずデザインでナイキのシューズを選んだ。

結果、色んな所が痛くなる。

→ランニングシューズは目標タイムに応じて作られているコトを知る。
 
②初めてフルマラソン完走を果たしたのは、やっぱり安心のアシックス。ゲルカヤノというシリーズでとりあえずスピードより完走を目指そうというランナー向け。

よく出来たデザインだけど体感的に重い。

→アシックスシューズを履いてるランナーは無数にいるため、個性的では全くない。

③スイスのメーカー「On」のシューズに出会い、しばらく履き続ける。独特な底デザインによるピョンピョンとした走りやすさは履いた時に感動したもの。→このシューズにより機能性と個性的というボクが求める2つのニーズが満たされ、記録的にも安定する。

④三足目の「On」は最初程の感動は薄れ、加えて踵部分が破損し靴擦れしてしまう。
→デザイン的にはカッコいいけど、靴擦れは致命的なので本番での使用は不可に。
普通の形状のシューズより耐久性に少し難ありという所(あくまで普通のシューズよりは…という程度)。

⑤HOKA HONE HONE(ホカオネオネ)という骨みたいな名前のメーカーに出会う。スピードなんて求めません!とにかくクッション性を高めて足を守りましょう!

個性出していこーぜー!

→この真っ赤なデザインと機能性に惹かれ購入(高価だがポイントなど使用し割安でゲット)。ちなみに少し前からナイキの厚底デザインが流行り始めたが、それらはスピード狙いでモチベーション高い系ランナー向け(先入観(笑))なので、犬散歩ランナーには不適当である。

よって現状、犬散歩ランナー第一人者(自称)が選んだのは、⑤ホカオネオネの厚底シューズだった。軽くはないのでスピードは出ないけど、体重増の割に大した怪我もせずフルマラソン完走出来たという結果が全てだろう。※唯一の負傷と言えば、足の小指に水膨れが出来たくらい。これからもプライドなんか捨てて練習不足とだらしない体型をカバーできる優秀なグッズやシューズに頼りまくっていこうと思う(笑)

犬散歩ランナーがフルマルソン完走!?

2022年04月18日 | マラソン
なんだかんだで、マラソンを初めて10年くらいになる。

そもそもは友人に誘われたのと、悪化していた肝機能含めた不健康改善がきっかけ

サブフォー(4時間切り)を目指して頑張った時期もあったけど、結局そこまではストイックになれず。

ベストタイムは4時間10分くらいだったけれど、コロナ禍以前は5時間切れるかどうかくらいの走力に。

決して早い部類ではなかったけれど、何だかんだで10年続けてるって、我ながらスゴいと思っている。

その時々の心身の限界を知れるって意味でも意義深いかと。

さて、ランナーにはいくつかランクがある。

かつては「4時間切りを目指す市民ランナー」だったけど、そこから「ダイエット目的の市民ランナー」になり、そこから更にランクが下がり…

今では最低ランクに位置する「犬散歩ランナー」である。

練習をほとんどせずノリや勢いで参加してしまう「無謀ランナー」みたいなリスクが伴う訳ではない。

でも…

フルマラソンを完走するには明らかに練習不足で、おまけに練習のほとんどが犬を連れた散歩の延長のようなジョギングだけ。犬に引っ張られることで頑張れる。大会中も手にリードを持ちたくなってしまう。
それが犬散歩ランナーなのである(笑)そんな犬散歩ランナー第一人者(自称)のボクが今回挑戦したのは、三年ぶりに開催された長野マラソン制限時間五時間のフルマラソン大会で、市民ランナー参加型大会では厳しい方だ。

無謀ランナー」の完走は厳しく、ある程度の練習と対策が必要である。

ボクもこれまでフルマラソン10回完走してきた市民ランナーだったが、現在はメタボな中年「犬散歩ランナー」である。

そんなおじさんランナーがフルマラソン攻略のコツをまとめたみた

完走するノウハウは心得ているつもりだけど、二年半ぶりのフルマラソン

そして、コロナ禍を言い訳に、かつてないくらいの練習不足、そして過去一の体重増のポッコリお腹という状態である。

初の途中リタイヤも覚悟していた。

以下、ちゃんと練習している市民ランナーには不要の情報、あくまで中年メタボ気味な犬散歩ランナー向け(笑)

練習
①普段は普通の犬散歩でも週2~3回は犬と共に走る(ボクの場合長くても10キロ、通常は6~7キロくらい)
※もちろんもっと練習した方がいい(笑)

②可能なら1カ月以内にハーフは一回走っとく(長野県であれば3月にスカイパークを走るハーフマラソン大会あり)。
※ハーフマラソン完走を目指すなら半分の10キロ走っとく。

睡眠
マラソン大会は早起きしないとなので前夜の睡眠が大切(セブンイレブンで売ってる100円の快眠サプリがオススメ)
※仕事の都合で大会前日夜勤あけで昼過ぎに帰宅、その後、長野市まで三時間かけて移動したけど、そんなスケジュールはオススメしません(笑)

朝食
レタスと豆乳が良いと何かで読んだ。

怪我対策
①前夜、当日はとにかくストレッチ(足まわりだけでなく肩周りも大切、とにかく色んな箇所を伸ばす、ひねる)
※ホントは日頃からやっとくべき(笑)

②ランニング用膝サポーター装着※体重重いと膝に来ます。で、走っている途中に痛くなったら回復はしないので鎮痛剤をお守り代わりに持参してます。

③良さそうなグッズは効果があると信じてとりあえず使ってみる。

ウォーミングアップ
当日は身体を暖めても三分あれば冷える(高橋尚子さん談)ので、スタート直後にゆっくりと走りながら身体を暖めるイメージで。

ガス欠防止
①スタート前、エナジー系とアミノ酸系のジェル、または粉末を飲む。②だいたい5キロごと、エナジー系とアミノ酸系ジェルを交互に飲む。

※ドロッとした液体のよりゼリー状の方が個人的には飲みやすいです。③後半、胃腸が疲労するので20キロ辺りで胃腸薬を飲む。④水分はとにかくこまめに取る。喉が乾いたら手遅れなのでご注意を。

メンタル面
①犬散歩ランナーはタイムにこだわる必要ないので、ひとまず完走を目指す。

②ゴール後の温泉とビール、いや、ゴールテープを切る自分をイメージしながら走る。

③自分よりだらしない身体のランナーを見つけて自己肯定感を上げる。
犬散歩ランナーとしての自信を持とう(笑)

④犬を見かけたら飼い犬を思い浮かべ、いつもの犬散歩ランを思い出して自分を奮い立たせる。

無心ゾーン
時々心を無にしてみる。
※気がつくと距離が進んでてお得な気になります(笑)。

以上、あくまで練習不足な中年メタボ犬散歩ランナー向けの完走に向けたアドバイスです。無事、完走!ちゃんとしたランナーの方には、ちゃんとしたランナーのちゃんとしたアドバイスを参考にするコトをオススメします(笑)

【結果報告】第7回飯島町米俵マラソン〜山の神VS平成のアイドルの結果〜

2019年11月24日 | マラソン
本日は晴天なり。決戦の地である飯島町に到着すると、南アルプスの絶景が待っていた。

飯島町米俵マラソンは第7回を迎える。初回から連続出場を果たしている一人として感慨深いものを感じながら会場入りした。

さて、前回のブログにて、今回の仮装テーマは「平成のアイドル」だと報告した。

米俵マラソンの仮装レベルはかなり高く、バラエティに富んでいる。

旬の仮装をテーマにしてくるランナーが多いに違いない。

あとは米俵なので和風仮装が毎年多い。

もしかしたら令和突入というコトで、平成カムバックというボクと同じ思考回路の人もいるかもしれない。

しかし平成のアイドルは数多くいるけれど、ココに注目する人はいないだろう。

絶対にかぶりませんから!

↑「絶対に失敗しませんから」風に。

ありがとう平成。
平成と言えばタマちゃんだよね。

ジャジャーン!

完全再現!!!
こんな風なタマちゃん仮装はきっと世界初に違いない。世界大会に華を添えるとはこういうコトだろう。

狙い通り、会場をザワつかせた。

てか、ゴリラじゃねーし!

一方、正しい形で会場をザワつかせた方も。
今回は二代目山の神である柏原くんがゲストランナーとして参加していたのである。

駅伝ファンにとってはまさに神的存在と言えよう。

今回は最後尾から米俵を背負ってスタートし、実際に10キロを走るらしい。
そんな柏原くんがスタートラインにやってきた。彼が唯一挨拶がてら握手したのは…
もちろんタマちゃんである(・o・)
平成のアイドルVS山の神の対決が本当に始まった(笑)見た目ですぐ分かる仮装ランナーは、そのまま呼ばれる。

○○頑張れーって。

しかしタマちゃんの場合は…
第3位「あざらしー!」

努力した甲斐あって「あざらし」と認識してくれる人が意外にいた。

「ん?おっとせい?」って言う人もいたけど(笑)

第2位「タマちゃーん!」
「多摩川から来ました」と書いて貼っていたコトもあったからか、いや、やっぱり平成イチのアイドルの知名度は絶対なのである。

そして映えある第1位は…

「あれ、なに!?」

そりゃ急にこんなの走ってきたら戸惑うよね(笑)

とりあえず沿道の皆さんを老若男女問わず笑顔にさせられたから良かった。

激坂の10キロコースを走り、柏原くんに追い越されるのを楽しみにしていたけど、ファンサービスしながらゆっくり走ってきたんだろう。

激坂を下ってきた時にようやくすれ違っただけ。

ここから坂がキツいけど頑張れー!

上から目線で無言のエールを送る「新」山の神タマちゃんだった。

そんな訳で無事にゴールし、仮装大賞発表の時を待つタマちゃん。
今回は協賛企業が増えたので、仮装部門の受賞者多数だった。
今か今かと呼ばれる時を待つ。
ん?呼ばれないぞ。残すは大賞のみ…名前を呼ばれて喜ぶ準備オッケーだ。

…と思ったら…
チーン(*_*)

呼ばれないんかーい!

いいなぁー。やっぱりグループ仮装は強い。

いや、こういう方たちにアザラシ怪人は勝っちゃいけないと思う(笑)

怪人じゃない!

平成のアイドルだしっ!!!
気を取り直して記念撮影。
ボクの仮装のファンだというX-JAPAN的な方とも。

残念ながら受賞はならなかったけど、とりあえず今年もまたザワつかせられたんじゃないかと…自己満足。

このブログの読者もけっこういらっしゃる様で、何人かに「ファンです」とか「楽しみにしていました」って話しかけられたし(^o^;

大会運営スタッフ、ボランティア、沿道で応援して下さった皆さん、ありがとうございました!

また来年お会いしましょう!

第7回飯島町米俵マラソン〜平成のアイドル〜

2019年11月20日 | マラソン
何年か前に職場のクリスマス会で披露したコレ。名付けるなら、オモチャのストーリーロボット(笑)

かなりの完成度だったと自負している。

建て替え、引っ越しに伴って処分しようとしていた所、もったいない!という意見が届いた。

そうなのである。

このロボット、米俵マラソンで披露したコトがない。

※米俵マラソンについてはコチラ

※米俵マラソンでのボクの仮装遍歴はコチラ

※過去最高の反響だった昨年のタマちゃんはコチラ

さて、このロボットの致命的欠点は、圧倒的な機動性の悪さである。

ダンボールを利用しているので、立っているだけなら良いけど、歩く、ましてや走るとなるとかなり無理がある。

ましてや米俵を背負うなんて、不可能(・o・)!

そこで今回は、米俵を背負わない部門にエントリーするコトに。

それじゃあ普通のマラソンじゃん!て言わないで。

米俵マラソンで披露してお別れしよう。

…そう考えていたのだけど、ちょっと事情が変わってきたのである。

事情というか時代が。

平成が終わり、令和という新たな時代に突入した。

これぞ平成!という仮装をしなくて良いのだろうか。

ある種の使命感のようなモノかもしれない。

ザワつかせ仮装ランナー!?としての血が騒いだボクは、新作に取りかかるコトに。

テーマはずばり…

平成のアイドル!

平成の間、多くのアイドルと言われる存在が登場した。

その中で圧倒的人気を誇り、社会現象にまでなったアイドル的存在がいる。

キャラクターグッズも色々出た。

どれだけの経済効果があったのだろう。去年のタマちゃんとは違った愛らしさを表現したいと思う。ちなみに、今回のゲストは、箱根駅伝で平成を騒がせた山の神、柏原くん。米俵マラソン10キロコース名物の激坂で、山の神に追い越されるのが楽しみだ。

平成のアイドルVS平成の山の神

乞う、ご期待(笑)