10数年ぶりのフランス車プジョー乗りになって数カ月になる。
5年前に販売されたプジョー5008は、ほとんど売れなかったみたいだけど、個人的には本当に良い車に出会えたと思っている。

燃費だとか機械的なコトではなく、乗る度に心躍るというか。
ボクにとってのプジョーってそんな車だ。

ボクにとってのプジョーってそんな車だ。

とても幸せなコトである。
そして、通勤用の自転車もまたフランス車だ。
これは最初に乗ってたプジョー自転車。

見た目はオシャレだけど乗りにくく実用性はイマイチだった。
今乗ってる自転車はプジョーと提携してるルノーの自転車。

さすがに10年近く乗っているので、だいぶ色々がガタついてきた。
何より車輪が小さな自転車はオシャレだけど、坂の多い飯田の街には不向きである。
オシャレな自転車は機能的じゃない。
今更だけどそんなコトに気付いてしまった。
そこで機能性も重視したオシャレなラテン車を探すコトに。
プジョーは随分前に自転車作りから撤退しているので、基本的には手に入っても古い。
マウンテンバイクはカッコいいけど、最近のは無駄に機能的で、通勤に使いたい今のボクには合わない。
そこであれこれ探して出会ったのが…
初めてのイタリア車ビアンキのクロスバイク「カメレオンテ」。

ビアンキといえば現存する中では世界最古の自転車メーカー。
この爽やかなミントカラーは分かる人には分かるビアンキの定番カラーだ。

この爽やかなミントカラーは分かる人には分かるビアンキの定番カラーだ。
みんぺーには爽やか過ぎるって言わないで(笑)
メルカリで状態の良い中古車をゲットし、グリップとサドルは茶色のものを付け替え、ブレーキシューとタイヤは新しくする予定。

まさにこういう自転車を探していた。
かつてマウンテンバイクで旅をしていた頃もあったボクだけど、オンロードタイプの自転車を購入したのは人生初。
ドロップハンドルのロードバイクには何となく抵抗あるけど、まぁ普通のストレートハンドルのクロスバイクなら。
タイヤの大きさが全然違うので黄色いルノー自転車と走力の差は歴然としている。

タイヤの大きさが全然違うので黄色いルノー自転車と走力の差は歴然としている。

今まで不快だった坂が快適に感じると言っても過言じゃない位。
理屈抜きに心躍る感覚はプジョーの自動車と共通している(完全に主観だけど)。
ラテン車っていいなー。
なんだろう、この幸せ感や充足感は。
人との出会いも良いけど、愛車との出会いは、快適さだけでなく、ちょっぴり人生を豊かにしてくれる。
40代後半、プジョーとビアンキの似合うなんちゃってラテン男になろっと。