民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

新満蒙焼肉ラーメン@ふたつ矢(飯田市)

2020年11月14日 | グルメ
伊那谷という肥沃な谷の南端にある街「飯田」。

かつて交通の要所だったこの街は、日本一とも称される焼肉の街でもある。

20年ほど前、世界を旅したボクがそんな飯田に流れ着いた。

独特のラーメン文化はあったけど、そのガラパゴス的なラーメンに馴染めなかったボク。

それから10年くらい経ち、飯田に新たな麺風が吹いた。

かつて広告代理店に勤めていたという社長による「攻めた」ラーメン屋「ふたつ矢」の開店である。

ラーメン好きなボクにとって、舌に合うラーメン屋があるってのは住むための必須条件でもあった。

そんな「ふたつ矢」がコロナ禍に負けず今も変わらず攻めている。

攻撃は最大の防御…という言葉が当てはまるのかは分からないけど、どんどん新たな一杯を生み出しているふたつ矢。

飯田に麺風を吹かせたこの店が、伝統の焼肉と出会ったのは数年前のコト。

飯田の焼肉とコラボした満蒙焼肉ラーメンは、今やふたつ矢の顔である。

そんなラーメンが新たな進化を遂げたという情報が入ってきた。

「元祖」だけど「新」…!?

温故知新という言葉が当てはまるのかは分からないけれど、何やら進化したのは確かな様だ。

ビジュアル的にはこれ位トッピングするのが正解なのだろうけど、胃腸弱々おじさんには無理だ。

どこかの若者がインスタにでも挙げてくれるだろうから任せたい。

という訳で、ノーマル満蒙ドーン。

徳島ラーメンのごとく中央に鎮座する黄身がステキだ。

ちゃんとした焼肉だから、軽く焦げ目ある肉は美味く、タレも甘辛く奥深い。

地元のマルマン味噌とタイアップしたというスープは、これまでより更に全体のバランスと美味さがアップした印象。

自家製麺もまた安定のクオリティーである。

焼肉としても美味いのに同時に美味いラーメンまで食べれちゃうお得感溢れる一杯な訳だ。

様々な食文化が交通の要所のごとく一杯の中に集まったこのラーメンはまさに飯田のラーメンと言えるだろう。

本格的な焼肉とラーメンで満腹に、おまけに幸せな気分にもなれて…900円。

色んな意味で毎日食べるラーメンではないけれど、たまには良いじゃん、このハイカロリーとハイハッピー。

満腹焼肉ラーメンは11月限定

Go To ふたつや!

子ども虐待防止オレンジリボン活動への参加もありがとうございます!

大人たちがハッピーじゃないと子ども達はハッピーになれませんからねー!

ハッピーな一杯、ごちそうさまでした!

感動的!?〜奥歯との別れ〜

2020年11月05日 | 日記
今朝、悪夢で目が覚めた。

大切な家族を失う内容だった。

奥歯を失うコトへの不安が夢になって現れたに違いない。

10時半に行きつけの歯科医院へ。

考えると怖くなるので、感情を無にするコトに。

ボクは心がないロボットだ。

痛み?

ロボットにはそんな機能ないんだよ。

そう思い込むコトで恐怖も痛みも全く感じないコトに成功…

んな訳あるかっ!

怖っ

左下奥歯という家が建つ土地、3箇所に麻酔工事を実施。

チクっ、ググっ×3

それから15分ほど、診察イスの上で再びロボット化を目指す。

ボクはロボットだ、ロボットだ。

怖くなんかない…

…また失敗。

怖っ

詳細は読む人に恐怖を与えるだけなので略すけど…

ギッググッゴゴッグイーッ…って感じ。

15分程止血して終了。

歯、持ち帰ります?

ん?そんなサービスあるんだ(笑)

乳歯が抜けると、上の歯は床下に、下の歯は屋根の上に…

それは知ってるけど、永久歯の左下奥歯が抜けたらどうすれば良いんだろ。

地面に埋めてそこに彼岸花でも植える?

キモっ(笑)

とりあえず長年一心同体で生きてきた身体の一部だってのは事実だ。

よし、一緒に帰ろう。

そこから数時間、喪失感を味わう余裕もなく鈍痛にもだえながら過ごした(TT)

という訳で、左下奥歯とのお別れに感動なんて皆無で、あるのは不安と痛みと恐怖だけでした〜(笑)

永遠の更地

2020年11月04日 | 日記
家を建て替えている間、半年ほど仮住まいさせてもらった家がある。

友人がかつて住んでいた実家で、ほぼ空き家状態だったその家。
格安の家賃で住まわせてもらい、本当に助かった。

古い家なので不便さはあったけど、職場にも学校にも近く便利だったし、短い間だったけど思い出は沢山ある。

ありがとう。

さて、そんな家が取り壊されるコトに。

長い歴史の最後の一年を我が家で使わせてもらったので、取り壊されていく風景を前に複雑な想いが募る。

そして更地に。

当たり前にその場所に存在したものが無くなる。

喪失感というかなんというか。

でも、そこに無いコトにもすぐ慣れてしまうんだろう。

そしていつかそこに何かが出来る。

便利な場所なのでこの状態はきっと一時的だろう。

一時的な更地という訳だ。

…さて、明日、奥歯を抜く。

親知らずではなく奥歯を(゜o゜;

虫歯の治療を繰り返してきたその歯の、根の方が割れてしまったため、抜くという選択肢しかない。

当たり前にその場所に存在したものが無くなる。

喪失感というかなんというか。

でも、そこに無いコトにもすぐ慣れてしまうんだろう。

そしていつかそこに何かが出来る。

…いや、何も出来ない!

生えてこない!

とりあえず奥歯との最後の夜を楽しもうと思う。

ありがとう、左下奥歯。
明日、そこは永遠の更地になる。

さようなら、左下奥歯。