浜だいこんの花咲く頃 その２

　三重県津市白塚海岸です。
　小堤防から浜だいこんの花咲く小道を通って、砂浜へ下りてみました。
　
①～③砂の上をしばらく歩くと汗ばむような陽気だ。
　アップで見ると、花の時期が遅いのがよくわかる。
　うしろは、白塚漁港灯台。
　スキッと晴れていれば、伊勢の朝熊山、答志島、神島、知多半島、中部国際空港へ離発着する飛行機さえ見えるのだが、きょうは霞んでいて見えない。






④⑤再び、小堤防へ上がって花と作業場を見る。


　

⑥今度はその１とは違う猫。
　気持ちよく寝ているところを起こされて不機嫌。
　「うさんくさそうな奴だが、まあいいか。静かに通って行けよ」　「猫さん、ごめんなさいね」という感じです(^^)。


⑦廃船が白い花に埋もれている。


⑧⑨⑩花と作業場。
　カラフルな色の屋根も多い。






⑪⑫小堤防をうめる花。




⑬スタート地点まで戻ってきた。
　遠くに小女子販売の旗が見える。　
　わが家ではいつもこの付近で、茹でる前の生の小女子を買ってくる。
　今年は4回に分けて10ｋｇ以上も買ってきて、卵とじ、かきあげ、釘煮などで食べ、釘煮は冷凍保存もされている。
　

　津市北部の海岸は昔から、小女子だけでなくダシに使う煮干しがたくさん天日干しにされており、こどもたちは海辺で遊んでは、それらをおやつ代わりに勝手につまんで食べていました。
　私の体の何％かはこれらの小魚のカルシュームやたんぱく質によって出来ています(^^)。

　浜だいこんの花は白塚海岸のほかとなりの江戸橋海岸や河芸海岸などでも咲いています。
　白色や淡紫色の地味な花で誰もわざわざ見に来ないようです。
　私は毎日犬の散歩に海へやってきて、この花と潮風の暖かさの中に春の喜びを感じています。

　明日は、桜景色・屏風岩　その１です。