風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

久々のだるま朝日

2019-04-05 | 三重県・海・伊勢湾
 津市河芸海岸です。 
 久々のだるま朝日です。
 この時期は太陽は北へ移動し知多半島から昇るため、だるま朝日は期待せず海へ行ったのですが、約1ヶ月半ぶりにだるま朝日に出会えました。
 早起きしてしんどい思いをして出かけた甲斐がありました。
 4月3日の写真です。
 津の日の出は5時39分です。

①対岸、知多半島美浜町鵜の森付近からの日の出と思われます。
 昇り初めは左端が山地にかかったものの、この付近だけ陸地が低いため、昇るにつれてだるま型になったようです。


②少し時間がさかのぼります。
 日の出20数分前です。
 暗いので貝採り漁の船はまだ明かりをつけています。
 背後は造船所の沖で煌々と明かりを灯して作業をしている大型船。


③東の空が赤くなってきました。


④上空を鵜の一群が次々に北に向かいます。


➄毎日同じように営まれる今日の始まりです。





⑦日の出です。
 左端は山地にかかり、くびれています。








⑩太陽は昇るつれて右へ移動して陸の低地にかかり、だるま朝日を形作ってくれました。
 いつ見ても襟を正されるような気持ちになる日の出です。
 手前の海をミユビシギの群れが疾走します。











⑭太陽は浮上しようとしています。

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2 コメント

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見事です。 (荒川三歩)
2019-04-05 07:49:24
いつも美しい写真を堪能しています。
今日は特別美しいです。
おっしゃるとおり、背筋が伸びて頑張ろうと思わせてくれます。
ありがとうございました。
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だるま朝日 (いせえび)
2019-04-05 08:16:01
荒川三歩さん、おはようございます。
だんだん日の出の時刻は早くなります。
西風の吹く寒い朝でした。
どういうわけか4時半頃に目が覚め、思い切って海へ出かけました。
漁があるのは予測していたのですが、すばらしいだるま朝日までが出現してくれました。
明かりをつけて漁は行われ、夜明けとともに海鳥の日々の営みが始まっています。
海から昇る朝日は神々しく、私のような者でも、敬虔な気持ちにさせられます。
コメントをいただきありがとうございました。
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