風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

シロサギの捕食

2016-09-22 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市北部の海岸です。
 いつものように犬と本人の運動のため、海へ歩きに行きました。
 ひととおり歩いた後、海に突き出た排水溝の上から見ると、海面が細かく波立ちたくさんの小魚が集まっています。
 急いで犬を車へ戻し、カメラを持って海岸へ戻ってきました。
 台風が来る前日、19日の写真です。
 連日の雨風で、海は濁っています。

①車から海岸へ戻ってくる間に、排水溝の近くまでシロサギがやって来て、何かねらっています。





③ねらいはこの渦の下の小魚です。
 排水溝の上から、この後写したものです。
 小魚はここだけでなく、海岸のあちらこちらに来ています。


④偏光フィルターをつけていますが、水が濁って見にくいです。
 ほとんどがイワシ、その中に混じっている大きいのはボラです。


⑤私があわてて姿を見せたため、シロサギは飛び立ってしまいました。


⑥美しい飛翔姿です。





⑧100mほど離れたところに降り立ち、また魚を探しています。


⑨魚を見つけたようです。


⑩長い首を一気に伸ばし捕食、と思ったのですが、逃がしてしまいました。





⑫また魚の姿を見つけたようです。





⑭再び首を出来るだけ伸ばして・・今回もダメでした。


⑮実は⑫の前に、排水溝上の違う位置から、シロサギが魚を捕まえた姿を写していました。
 しかし、すぐ近くのミユビシギをねらっていたため、シロサギが捕まえた瞬間の写真は逃してしまいました。


⑯300mmの望遠で写していますが、この写真もつぎの写真も相当トリミングしています。


⑰飲み込む瞬間は向こう側を向いていたため、撮れませんでした。


⑱次の魚をねらって、シロサギはまたじっと待ちます。
 私が写し始めてから、この間、約50分間です。

 

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2 コメント

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シロサギ (happu)
2016-09-22 21:52:43
シロサギは田んぼや川ではよく見ますが、海にいるのは見た事が無いです。魚に飛びつく時はあんなにも首が伸びるのですね。その飛びつく前の姿勢も面白いです。こんなに魚が集まっているのに、50分の間にたった一匹しか取れなかったのですね。


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happuさま (いせえび)
2016-09-22 22:41:53
こんばんは。コメントをいただきありがとうございます。
シロサギは魚を捕らえると、どうやら万一落としてもいいように、陸へ上がってから食べるようです。
約50分間、私はほかの鳥なども写していましたが、シロサギにそのような動きはなかったので、1匹だけでしょうね。
また、鵜を引き合いに出して彼らには申し訳ないですが、沖合にいる鵜は次々に潜っては魚を食べていたようです。
潜れない、泳げないシロサギは、じっと熱心に海面ばかりを見つめていますが、もちろん遠くにいる私も気になっているはずですし、この排水溝付近が一番魚がいる場所です。
もう一度、捕食の場面を撮りたかったのですが、私がここにいては邪魔になるので、ガンバレよといって、立ち去りました。
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