風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

ハマユウ咲く海岸

2016-07-13 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市北部の海岸で、今年もハマユウが咲いています。
 三重県のハマユウの一番の群落地は、志摩市の和具大島でしょう。
 私は40年以上前、和具の旅館に泊まり、翌朝、旅館の船で和具大島へ渡り、ハマユウの群落を見たことがあります。
 津市北部の海岸のハマユウは、誰かが植えたものだと思いますが、10株足らずのハマユウの花が今年も開花しました。
 この花を見ると、夏本番の始まりとの思いがします。

①こういう状況で細々と咲いているハマユウです。
 この向こうにある10数株と後ろにある10株ほどは、まだ花が咲くほど大きくなっていません。





③ハマユウは彼岸花の仲間で、毒を持っています。























⑪北側を見ても、南側を見ても、あれほど海岸を埋め尽くしていたカモメやシギ類の姿はとっくにありません。
 彼らはカムチャッカやアラスカなどへ渡っていったようです。


⑫ときたま、潮の引いた広い渚を、ポツンと駆け回るシロチドリのつがいの姿を見ることがあります。
 絶滅危惧種のシロチドリは、今年、子孫を残せなかったものと思われます。 


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