風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

カモメの大群

2018-11-17 | 三重県・海・伊勢湾
 津市白塚海岸です。
 前回はミユビシギでしたが、今回はカモメです。
 こちらも今年初めての大群を見かけました。

①潮が引いて出来た小さな中州にカモメの一群がいます。





③カモメとしては小さな体、赤いくちばしと足。
 ユリカモメです。
 ちょっとすましたような顔がかわいいです。





⑤目を転じれば膨大な数のカモメが集まっています。
 200羽以上はいるでしょう。





⑦望遠で写すと、ぎゅうぎゅう詰め、押しくら饅頭状態に見えます。





⑨と、何に驚いたのか一部の群れが一斉に飛び立ちました。
 私はおどかさないよう相当離れたところから写しています。








⑫海上へ出て、やがて着水します。





⑭また砂浜へ舞い戻ったのもいます。
 西風の強い日で、打ち寄せる波頭が逆方向に飛んでいます。


⑮アオサギはここにいました。


⑯ふと足元の海を見ると、浅いところにたくさんのイナ(ボラの幼魚)が寄っています。

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2 コメント

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ユリカモメ (デ某)
2018-11-17 17:45:55
ユリカモメ・・・。
つい 在原業平の歌を連想してしまいます。
「名にしおはばいざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと」

④の写真、海の碧とのコントラストが素晴らしいですね。
遠浅の浜辺の光景、わが郷里の「弓が浜」に似ています。

昨年の12月、琵琶湖でみたカモメを記しています。
https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7ac216a425dc165ef001c1ed09a6163d
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ユリカモメ (いせえび)
2018-11-17 19:49:32
デ某さん、こんばんは。
私も琵琶湖でユリカモメを見たことがあります。
ユリカモメは鴨川と琵琶湖を行き来しているそうです。
古代に詠まれた都鳥はユリカモメとの説が有力のようですね。
以前この海岸で、小型犬用のドッグフードをカモメに与えている人を見かけました。
後日、私が写していると、チョコチョコと一羽のユリカモメが物欲しげに、すぐ近くまで寄ってきました。
私は野生の動物にエサを与えない主義なので、ポケットに犬のごんた用のエサがありましたが無視し、「おじさんはおとなしい人なので危害を加えないが、あまり人間に近寄ってはいけないよ」と諭してやりました(^^)。
今秋も北国から彼らも渡ってきて、だんだん海岸が海鳥でにぎやかになります。
コメントをいただきありがとうございました。
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