「子供のしつけと、犬のしつけは似ている」
犬のクライアントさんから
良く言われますが、私には子供ありませんしどういう所が似てるのかなって思っていたら
この本に出逢いました
私が子供の頃に、両親がこの本に出逢ったら良かったのに、な~んて思いつつ面白かった。
子供と犬と「しつけ」で似てる部分が、だいぶ見えたような気になれましたよ
新しいことを教えるときは、面白くなったことろで中断する
子供が興味を持っているからといって、それに任せてどんどん教えると、子供の興味の持続時間は大人よりも
かなり短い為に、飽きてしまうことがあります。
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これは犬も一緒楽しなって気持ちは残ったとしても、物事・覚えていて欲しい大事なエッセンスは記憶に残らない
それに満腹状態まで、しつけ練習を続けると「同じ事の繰り返し」が続きすぎて明日、明後日が嫌になるそれでも続けたら
一生イヤになることもありますから ほどほど!にしてください。
後もう少しと、続けたいのは誰の為?割と飼い主さんが安心したいからって場合が多いです
後、本にあったのが「褒め言葉の弊害」 について書いてあり、犬にも言える事だな~って思う場所がありました。
ズバリ『褒め過ぎ』
叱ることの弊害が宣伝され過ぎたせいか、褒めて教育しようという風潮が強いようです。叱責よりも褒めのほうが慣れてしまうと効き目がない
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本当にそうだな~うんうん、「いい子ね~お座りできる~、出来るの~そう、よしよし、マテだよ~」と
褒めているんだか?指示を出しているんだか?解りにくいケースが多いです。
言葉も多く長い指示も褒めも伝わらないように見えますね。
何より恐い弊害は「聴き流す」こと!!
何を言っているか解らないから聞かなくていいやって犬が受け取ってしまうと褒めも叱りも指示も犬に届かなくなってしまうので要注意
コツは
ダラダラと話しかけない!
伝えたいことを決めてから話しだす!
メリハリをつけて言葉に感情を乗せる!!
普段から意識してみると、より伝わりやすい状態を作れると思います。「いい子だもんね~」と先に褒めてお願いしたってダメ
人間の子供なら「褒めて欲しいから良い子になる」犬なら、やらなくても褒めてもらえる学習になるので絶対にやめましょう。
どんな関係になりたいか、その為に今、何をしようかいつでも明確にしておいて欲しい。そうすると迷いにくくなり、更に伝わりますよ
他にも 新しいおもちゃは、わざと遊び方を教えない がありました。
子供って発想力が豊か、大人が教えてしまう事で芽を摘んでしまうのは、もったいない!とあります。
犬のボールも投げる、加える、出す、以外の遊び方があっていい
転がす、追う、掘って隠す、バウンドだけ繰り返し犬がどうやって取ろうか考えるように仕向ける
人が楽しかったら犬は何をしても遊びになる
技法・概念をお互い、とっぱらって楽しんでみる日を作ってもいいですね。
お子さんがいるパパさん、ママさんにも効果絶大だけど、犬の飼い主さんにもお勧めな本です
共通点の多さに、驚きますよ~。良かったらどうぞ読んでみて下さいませ
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