「うち、ベンツ乗らない主義」と言い放つ外資系金融妻のメンタル

2019年04月01日 | 日記


「うち、ベンツ乗らない主義」と言い放つ外資系金融妻のメンタル
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成功者の象徴だが……(写真はイメージ。)

 夫は外資系金融勤務で年収数千万円。1歳の子供とともに高級マンションに住むアラサー美人主婦ライターで「麻布妻」の1人である高木希美氏の周囲には、なぜかマウンティングしてくる女性たちが数多くいる。富裕層妻たちのマウンティングの世界はどうなっているのか? 彼女と同じマンションに住む女性は、「着ている洋服の値段」で攻め込んできたのに続いて、今度は「車」でマウントを仕掛けてきたという。

 * * *
 同じマンションに住み、夫も外資系金融勤務、同じくらいの子供を持つ晴香さん(仮名)。共通点が多い私と彼女は打ち解けましたが、いつの間にか「マウンティングされる関係」になっていました。

 前回記事〈「麻布妻」恐怖のマウンティング 「かわいそう~」の一言から始まった〉で紹介した「このコート高いけど。希美さんに買える?」事件の後、夫は車を買いました。

 マンションの駐車場にはフェラーリやランボルギーニ、BMW、ベンツにポルシェ、国産ではレクサスなどなど、数々の高級車がとまっています。

 我が家は、それまで乗っていたアウディのスタンダードな「A4」を私が平日使う車にして、ベンツのSUVを新しく購入しました。子供と出かけることが多くなったために、ちょっと大きいサイズを、という感覚です。ある日、家族で外出するため車を出す時、駐車場で晴香さんに声をかけられました。晴香さん家族は外出帰りで、BMWから降りてきたところです。

「あれ、希美さん? 希美さんち、ベンツなんだ。ふ~ん」

 そう言いながら、舐め回すように我が家の車を見ると「またね」とマンションに入って行きました。

 あの様子は、また何か言い出すだろうな……。翌週、一緒にランチした時に、その予感は現実のものとなりました。

「希美さんちって、年収いくら?」

 唐突に晴香さんが聞いてきました。「年収いくら?」と聞かれてまともに答える人などいないと思います。もちろん私も答える気はありません。

「私、そういうのすべて主人に任せてるからわからないんですよね~」

 そう軽く受け流しました。すると晴香さんは

「えー? 年収も教えられていないの? 待って待って! 洋服も買ってくれない、年収も教えてくれない。大丈夫? しんぱーい。

 この前うちの旦那くんが、希美さんちのベンツ見て値段調べてたけど、あれ結構するよ? 稼いでるよねぇ? うちの旦那くんだってそこそこ稼ぐ人だけど、それでも私は年収知ってるし、家計任されてるよ? 大丈夫?」


心配を装って、根掘り葉掘り聞いてきます。ちなみに「旦那くん」も麻布妻たちがよく使う呼び方です。きっと値段を調べたのは「旦那くん」じゃなく晴香さんでしょう。

「しかもさ、ベンツってとこがわかりやすいよね。うちは、ベンツ乗らない主義なの。乗れるけど、乗らないの。このポリシーわかるかな? ああいうわかりやすい成金っぽい車に乗りたがる男性っているよねぇ。

 うちの旦那くんはそういう人じゃないからさ。希美さんの旦那さんみたいなタイプ、私は無理なんだよね~」

“ベンツ乗らない主義”というポリシー(?)はよくわかりませんが、世の中に走りまくっているベンツに乗っている人は、晴香さんに言わせるとみんな成金ということになりそうです。

 麻布妻の間では、「車」は常にマウンティングの素材になります。これに対しては「私、車のことはわからないんです」で受け流すのが鉄板の方法ですが、晴香さんの場合はその上をいって「旦那マウンティング」になりました。うちの夫は、あなたの夫ではない、と言い返そうかと思いましたが、黙っておきました。




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