わずか25万円のために人生を捨てた……過酷なフランチャイズ事業が生んだ悲劇

2019年08月17日 | 消費者情報

泣き寝入りする人間が多いから<<悪質詐欺フランチャイズ奴隷会社がはびこる>>

この事件起こした人間は<、イカサマフランチャイズ契約会社問題を世間に広く知らせた功績がある>>

悪質契約に引っかかった(フランチャイズに限らず)パーソンがドンドン復讐に出れば、こんなクソ企業など怖気づいて廃業する。

これは腰抜け日本が敗戦後にクソ韓国の長年恐喝されてきた歴史を見れば分かる。腰抜けのび太、、詫びを入れて銭を出す。

すると朝鮮エベンキ穢族が調子に乗り更に恐喝してくるという連鎖だ。

こんなもの<<ふざけるな!!このやろう朝鮮人!!>>と激怒して椅子蹴り上げて机を倒すくらいの反撃に出れば朝鮮エベンキ穢族など強いものには弱いのでビビって二度とふざけたことはしてこない。

回内でも日本人が腰抜気弱な対応をするので舐められてると移住当初感じた。日本人なら間抜け騙せるという認識が原住民にある。日本人特有の<<ノート言えない性格>>気弱、、群れるときが強くなる。

25年の移住生活で口は達者で本音と建前が激しいのが日本人と日本人を相手にして強く感じた。この連中は、25年の間に離婚して事業廃業や<<森という痩せた眼鏡かけた歯並びの悪い不良日本人とジョイントしたためにフィリピンに同行した家族に見放されて妻が帰国して、残された日本人夫は、苦労して財産を注ぎ込んだプール付きハウスを売り払い、、ホテルで首吊り自殺した>>

或いは素人がレストラン開いて収穫できずに半年で廃業、、国会議員の小沢と儒教が好きな高卒の、元旅行代理店勤務で點せんで、わざと片道3時間もかかる出石店に飛ばされたフィリピン人と結婚していたパーソン、、、近年姿を見ない。

欧米人でも殆どが帰国したり、近所のオージーは、フィリピンが嫌になりハウスを売りに出したが何年も売れずに<<いざ売れたら、本人が癌で末期、、おまけにレンタルハウスのトイレで足を滑らせて転倒。その後死亡するという痛ましさ>>

イタリア人が、旅客機を持ち込んでレストランにしたりプールや温泉施設を作ったリゾートを経営してたが<<近所の原住民が無断で親友して盗みを働いたり、温泉プールのフェンスの向かう側に大量の人糞をわざと撒き散らすなど嫌がらせをさんざん受けて廃業して、、現在は廃墟状態。

イタリア人がどうなったか知らない、、、

フィリピンなど住んで見れば分かるが民度が低く(近年良くなってるが)深夜のカラオケやデスコ屋外開催のバランガイなど、さらにはテレビの大音量や鶏豚を隣で飼育するなど外人が耐えられない悪い環境で、酷暑や医療レベルの低さなどもある。

近年道路も良くなり、ショッピングセンターなど多数できて、マトモなクルマデーラーなどもたくさんできてので状況が改善したが、以前はホコリが舞う寂れた街だった(この町だけが発展してきて近隣の町はむかしのまま、、この町はガソリンスタンドも異常に多い、、他の街など腐れたスタンドだけ)

こういう状況下でも日本人はサバイバル能力が劣るので朽ち果てていく<<女に騙されたり、事業失敗などで財産をなくす>>事業は外人名義でできないので比人妻名義でするが<<離婚すると全て比人が奪うのだ>>こういう外人が多い。

家も同じで土地名義がない上モノ名義を外人にしても、外人一人で比人妻の身内多数に対抗できないで追い出せれてオシマイ。下手に頑張ると殺される。

日本はフランチャイズで騙されたと言うが、海外など自分ひとりで、、周りなど敵だらけ<<日本のレベルと違う根性と能力が必要となる>>




わずか25万円のために人生を捨てた……過酷なフランチャイズ事業が生んだ悲劇

8/16(金) 11:00配信

デイリー新潮
わずか25万円のために人生を捨てた……過酷なフランチャイズ事業が生んだ悲劇

オレンジの火柱が走り、地響きのような爆発音が轟いた。膨れた窓ガラスが砕け散り、熱風が昼下がりの青空に黒煙を吹き上げた(写真はイメージです)

 昨年来、コンビニオーナーの過酷な労働条件が問題視されている。フランチャイズ制は労働基準法の適用外となるためだ。2003年9月に起こった運送会社への立て籠もり事件も、フランチャイズ事業を巡るトラブルが原因だった。ガソリン144リットルを持ち込み、未払いの報酬3カ月分を要求。わずか25万円のために自爆……。(駒村吉重 ノンフィクション・ライター)

 ***
些細な要求と過激な犯行との激しい落差

 オフィスビルに籠城した別府昇は、妻も子もある52歳の宅配便運転手だった。ほんの数日前まで、契約関係にあった運送会社「軽急便」の名古屋支店に押し入り、ガソリンをまき散らして支店長らを人質にとったのである。

 残暑が残る平成15年の9月16日、連休明けの仕事が動き出した名古屋市東区の繁華街は、たちまち騒然となった。仕事が回ってこないから食っていけないと、仲間に漏らしていた彼が、捨て身の行動の末、会社に突きつけた要求は、

「7、8、9月分の運送委託料を払え」

 であった。総額でわずか25万円。そのために、男は人生を捨てた。
 
 3時間ほどのち、警官の説得に応じた別府は、支店長ひとりを残して7人の従業員を解放した。だが、解決の兆しが見えた矢先に、4階の現場窓にオレンジの火柱が走り、地響きのような爆発音が轟いた。膨れた窓ガラスが砕け散り、熱風が昼下がりの青空に黒煙を吹き上げた。
 
 別府と、41歳の支店長が即死。愛知県警機動捜査隊の「突入班」として待機していた、31歳の巡査長も煙にまかれて命を落とした。けが人は、33人に及んだ。
 
 全容が明らかになるにつれ、驚きの声が広がっていく。それは爆発の甚大な被害にではなく、男の些細な要求と、過激な犯行との激しい落差に向いていた。
 
起こるべくして起こった事件

 大阪生まれの別府は、地元の中学校を卒業、若くして名古屋に出て、妻と知り合って結婚した。仕事は、運送会社のドライバー。市内にある妻の実家に身を寄せ、1男1女をもうけた生活は、慎ましいながらも安定していたらしい。
 
 その暮らしに、あるとき小さな亀裂が入った。別府家と親しかった人物は、

「義母とのトラブルで7年前にこの市営住宅に移り住んだんです」(「週刊文春」2003年9月25日号)と事情を話している。心労の種ははっきりしないが、引っ越しの3年ほど前から彼は、心身のバランスを崩し睡眠薬を服用するようにもなっていた。

 会社での働きぶりは「無口でまじめ」と評判だったが、ひとつの会社に長くとどまることができなかった。裏を返せば、堅物で融通の利かない側面もあったようで、36年間で6社を転々と渡ってきた。そんな働き方が、年齢とともにきつくなってきたのは想像に難くない。まして不況風は年々強まり、業界ではリストラが日常化していた。
 
 事件があった年の1月、別府は、一念発起して軽急便の会員ドライバーになった。元の同僚には、「自分で仕事をはじめようと思う」と言った。

「安定した収入が確保できます」

 と、当時の軽急便のポスターにはある。折り込みチラシをみて説明会に出かけた彼は、「月収30万円~50万円は保証」「車1台で簡単経営」といった言葉に背を押され、転職の決意を固めた。

 昭和61年に設立され、長引く景気低迷をもろともせず、業績を着実に伸ばしてきた軽急便は、完全フランチャイズ制によって成り立っていた。つまり、別府ら就業希望者は会社と雇用契約ではなく、独立したフランチャイズ加盟店として運送委託の契約を結ぶのである。
 
 それにはまず、登録料7万円に指導料7万円をおさめたうえ、105万円の指定軽自動車を会社から購入しなければならなかった。総額約120万円にもなる初期費用は、仕事にあぶれたり行き詰まって駆け込んでくる中年の応募者にとって、決してたやすい額ではない。
 
 別府は、大切な生命保険を解約した300万円を、契約資金にあてていた。ただし軽自動車購入に際しては、60万円を頭金として、残りの45万円を60回払いのローンにしている。
 
 こうして誕生した「会員」に、会社は定期的に仕事を回すかわりに、月1万円を「軽急便」の看板代として徴収し、売り上げから16~20パーセントを手数料として差し引く。残りが、冒頭の別府の要求にあった「運送委託料」なのである。単純計算すると、7月からの3カ月で、彼の手元に残った金は1カ月あたり、9万円にも満たなかったことになる。サラリーマン・ドライバーであったころの、半分以下だった。さらにここから、ガソリン代や保険代を捻出しなければならない。この業界が、「配送内職」と囁かれる所以である。
 
 22歳になる別府の長男はすでに社会に出ていたが、高校3年生になる長女を抱える一家の暮らしは、次第に苦しくなっていった。軽急便の仕事と妻のパートだけではとても足りず、別府は新聞配達をはじめ、家計を補った。

「いつ仕事が入るか分からずの状態が続き、ドライバーは不安な毎日を過ごすのです。体力があって機転が利いて、愛想もいい。そのようなドライバーには事務所側も仕事を優先して回すが、それ以外は…」(「別冊週刊実話」同年11月3日号)

 と元軽自動車運送組合の理事をつとめた佐々木哲也氏は、当時の取材に対しこうこたえている。稼げる者と稼げない者の格差が広がるなか、「起こるべくして起こった事件」との厳しい見方もした。


直訴と身辺整理

 事件の1カ月ほど前、8月中旬になって別府は、軽急便の管轄営業所に数回にわたって出向いていた。だが、「仕事を回してほしい」という直訴は、「忙しい」と担当者に面会を断わられ、空振りに終わる。大きな犠牲を払った転職は、明らかに裏目に出たのだ。
 
 事件の5日前。別府は、顧客からのクレームを受けて彼の勤務態度を問題視した担当者に、電話で退会の意志を伝える。ちょうど前後して、消費者金融から50万円を引き出す。その金で、家族にプレゼントを買ったりしている。
 
 一家の貯金は、5万円を割っていた。
 
 事件前日には妻に、

「迷惑をかけるかもしれないから……」

 といきなり離婚届を差し出した。

 当日朝、軽急便の作業着姿になった別府は、自宅近くのガソリンスタンドで、8個のポリ容器に計144リットルものガソリンを補給してもらった。午前10時過ぎ、仕事を装い、ポリ容器を積んだ台車を、なんなく名古屋支店のオフィス中央に押して行った別府は、まず容器の一つを蹴り倒して叫ぶ。

「火をつけるぞ」

 洋弓銃と矢9本、サバイバルナイフ、折り畳み式ナイフ2本、包丁、ライター2個、発煙筒5本という重装備であった。止めに入った従業員に斬りつけた別府は、負傷した者と女性だけを外に逃がしてから、これまで面識のなかった支店長ら8人を会議室に軟禁し、入り口にバリケードを築かせた。そして、支店長を本社との取り次ぎ役にし、要求額を、昼過ぎには彼の口座に振り込ませた。目的は、すんなり達成されたのだ。
 
 爆発前に解放されたひとりは、別府の印象を「不気味なほど落ち着いていた」と振り返る。腑に落ちないのは、人質の財布から、現金7万円あまりをまきあげていたことだ。彼は、どんな事件の結末を想定していたのだろうか。
 
 すでに室内は、順次ぶちまけた大量のガソリンが気化し、引火すれば即座に大爆発を誘発する状態にあった。愛知県警はその後の調べで、発煙筒を使った自爆と断定したが、果たして別府に死の覚悟があったのかは判然としない。
 
 事件後すぐに記者会見を開いた軽急便の村上一信社長は、会社側に落ち度はないとして、日曜仕事を断ったり、顧客からの苦情が多いなどといった、別府個人の問題を指摘した。
 
 しかし事件を検証するメディアには、フランチャイズ事業の悪辣さを訴える声が、多数寄せられるようになる。発言者の多くは、借金を抱えて加盟したものの、宣伝にあるような売り上げを確保できず、進退窮まって廃業せざるをえなかった同業界のドライバーたちだった。

「仕事が安いうえ、絶対的に仕事量が少ないのだから、稼げるわけがない」

 といった告発は、ある疑念を呼んだ。業界が過当競争であるのに、盛んにドライバーを募集し続けるのは、新規加入者の軽自動車購入金や契約の諸費用で会社が潤うからではないか、というのだ。
 
 会見で、村上社長が明らかにしたところによれば、思うように稼げず軽急便を去るドライバーは、年間300人ほど。こういったドライバーたちから、国民生活センターに寄せられる相談件数も急増しており、事件の前の年は、640件ほどに達していた。
 
 事件後、別府ら会員ドライバーに最低賃金法が適応されるかを調査した、名古屋北労働基準監督署は、「会社と会員に雇用関係はない」との結論を示す。以降深刻になる、雇用不安と格差の時代を呼び込むかのような判断でもあった。

週刊新潮WEB取材班編集

2019年8月16日 掲載




【平成最凶の事件簿6】逃亡15年、平成時代に蘇った「昭和の女」 福田和子が流した悪女の涙

社会2019年4月26日掲載

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福田和子

福田和子。500万円の懸賞金がつき、逃亡中の福田が知人と電話で交わした「アブナイ、アブナイ」という肉声も盛んに流された。「時効成立」のカウントダウンの中、日本中が狂騒したのが、平成9年の茹だるような夏だった(他の写真を見る)

 平成9年7月29日午後7時頃、「福田和子逮捕」の報がテレビの臨時ニュースで流れたとき、作家の佐木隆三氏はTBS報道局にいた。2年前から始まったオウム真理教の裁判傍聴に加え、「神戸・児童連続殺傷事件」についてコメントを出すためだった。
 と、その瞬間、局内ではどっと歓声が上がり、野球中継で〈逆転ホームランを放ったような騒ぎ〉だったという。
 数多の殺人犯に取材し、犯罪小説、犯罪ノンフィクションを多く手がけた佐木氏は、事件回顧録『わたしが出会った殺人者たち』で次のように率直な感想を綴っている(以下、〈〉内の引用は同書)。

〈(福田逮捕を知り)わたしも歓声を上げた。「酒鬼薔薇聖斗」が少年Aとわかったときの重苦しい思いにくらべて、突き抜けるような解放感があった。なぜそう感じたのかは、今になっても説明がつかないが、「逃げ得は許さない」と思っていたわけではなく、むしろ時効完成目前までの5459日間にわたる逃亡生活に、エールを送ったような気もする〉

 昭和57年8月、愛媛県松山市でクラブ「英国亭」の31歳のホステスが帯締めで絞殺され、山中に遺棄された。女性のマンションからは現金だけでなく高級家具や衣類、貴金属など300点以上が盗まれている。殺人・死体遺棄罪で全国指名手配された元同僚ホステス・福田和子は当時34歳だった。
「笑っていいとも!」が始まり、テレホンカードの使用が開始されたその年、流行語は「ルンルン」「ネクラ」だった。それから15年、時効までわずか21日と迫ったその日、「手配写真に似ている女がいる」という客の通報を受け、捜査員が向かったのは福井市内のオデン屋。ビール瓶とカラオケ用の「マラカス」に付着した指紋が決め手になった。
 逮捕されたとき、福田は49歳になっていた。事件後の逃走経路について、取調官にこう明かしている。

〈――松山からどこへ逃げたか?
「金沢です。でも本当は、青森へ行くつもりやった」
 ――なんで青森か?
「恐山でイタコに頼み、あの子(被害者のホステス)の霊を呼び出して供養(くよう)し、自殺するつもりだったけど、列車は金沢止まりだったんよ」〉

 その日は金沢市内のホテルに宿泊、こうして福田の逃亡生活が始まっていた。大阪・曾根崎(そねざき)新地の売春宿に住み込みカネを貯め、福井市などを中心にスナックのホステス、ラブホテルの皿洗い等をしながら近畿、中国、北陸地方を転々としていた。下関、新潟、青森、函館にいたこともある。ホームレスに身をやつした時期もあった。
「訳ありの女と察していたが、一緒にいたことを後悔していない──」

 何人かの男性と根無し草の生活をしていた期間もあるが、驚くのは2年半もの間、「老舗和菓子屋の内縁の妻」に収まっていた事実である。男性とは金沢市内のスナックで、「忍」の源氏名で出会っていた。
 この間に福田は、店主と4泊5日の日程で恐山を旅している。佐木氏の取材に店主は、「(旅の行き先が)なぜ恐山なのかよくわからなかった。せがまれて付き合った」と答えているが、5年前に果たせなかった、手にかけた女性に詫びるのが福田の目的だった。
 後の公判でも「福田はよく千羽鶴を折っていて、段ボール箱にいっぱいだった」との証言がある。また、お盆の季節になると、千羽鶴を川に流していたという。
 佐木氏は福田と都合7回、松山刑務所で面会を重ねている。

〈福田「(恐山で)私は独りにしてもらって、泣きたいだけ泣きました。あの人(店主)は何かを感じたらしいけど、口には出さなかったですよ」
佐木「訳ありの女と察していたが、一緒に暮らしたことを、後悔していないと言い切りました」
福田「あの人には、ほんとうに迷惑をかけました。なかなか腕の立つ、人情味のある人でしたからね。まだ独り暮らしでしたか?」
佐木「そういうことで、よく酒を飲んでいるそうです」〉

 63年2月、福田は間一髪のところで逮捕を免れている。店主の正式な求婚を拒み続ける福田を怪しんだ店主の親族により警察に通報されるも、張り込みに気付き、とっさに自転車で逃走。この折に、福田が美容整形を受けていた事実が発覚した。そして、旅先で店主が撮影したスナップ写真が、その後の福田の新しい手配写真となった。
 手術前、手術後の写真をパネルにしたのはワイドショーだった。500万円の懸賞金がつき、逃亡中の福田が知人と電話で交わした「アブナイ、アブナイ」という肉声も盛んに流された。「時効成立」のカウントダウンの中、日本中が狂騒したのが、平成9年の茹だるような夏だった。
拘置所で大粒の涙を見せた無期懲役囚、「自分を小説に書いてくれ」と資料を寄越した家族殺しの知能犯、著者が喪主を務め見送った前科10犯…。日常に生活する「陰の隣人たち」のあまりにも人間臭い、その横顔

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悪女の涙

 福田は第11回公判で、「逮捕されることは2日前からわかっていた」と述べた。佐木氏はこの言葉の真意を直接、福田から聞いている(第4回目の面会)。

〈福田「オデン屋のママに、日曜日に街でばったり会ったら、『あした来ませんか』と誘われたので、ピンときたんです」
 佐木「通報者(となった、店の常連客)の弁当屋さんが、月曜日に店で待っていた?」
 福田「あの人の魂胆は読めていた。ママさんと2人きりのとき、『私は福田和子よ』と打ち明け、懸賞金のことも話した」
 佐木「どんなふうに?」
 福田「500万円というのはすごい。もらった人が、親のいない子の施設とかに寄付するといいな、と」
 佐木「オデン屋のママは、通報者と折半した250万円の中から150万円を、福井放送を通じて『愛は地球を救う』に寄付しています」〉

 その瞬間、福田は〈大きく目を見開き、大粒の涙をあふれさせた〉という。〈それまで面会室で目を潤(うる)ませたことはあるが、こんなに泣くのは初めてだった〉と、佐木氏は驚きを隠さない。
 平成10年12月、法廷での最終陳述で福田自身は逃亡15年についてこう述べている。

「大阪で放心状態で段ボール生活をしていると、『ねぇちゃん、生きとるのも地獄やなぁー、ほやけど、これも償いの一つやでぇー』と言った70過ぎのおばあちゃんの喉元、手首にはいくつもの傷跡があった。
 五臓六腑を引き出して、捨ててしまえるのなら、このまま気を狂わせてくれたら、どんなにか楽だろうと許しを請い、自分を責め続けてきた。いろいろあった、本当にいろいろと――」

 平成15年11月、最高裁で上告棄却、無期懲役確定。17年3月、和歌山刑務所で脳梗塞(のうこうそく)により死亡。57歳。「出所したら四国八十八カ所を回りたい」と口にしていた。

デイリー新潮編集部



イエローモンキー | 15時間前

軽急便やら赤帽とか、軽自動車を売ってその利鞘で稼いでいるのだよ!!
荷物を紹介とか、ちょこっとやるだけで
本業は運送でなくて軽自動車を売る事に一番重点を置いてるの
あと、看板代とかノウハウを教えるからと
そーゆートコでお金を稼ぐ会社なの
だから運送業はちょっとでいいの
餌みたいなもんかな(^^)

3 0

返信0
mat***** | 15時間前

コンビニを筆頭にフランチャイズ経営に関しては
法で規制しなければいけないと思う
利益配分等公平に行われているか
名ばかりオーナー、最低賃金のバイトの労働環境
放置されている問題は山積み
本部の利益がどのように確保されているのか
ここまで来る前に国が介入すべきだったと思いますね

5 0

返信0
nrj***** | 15時間前

ある意味フランチャイズ詐欺、業務委託であり、契約後はなんとでもなる。契約料と軽自動車を売りつけ儲けるのが主旨。会社をリストラされた人が引っ掛かり易い。街金でつまんだ人を何重にもシャブル金融屋と同じ構図。悪質で罪深い最低の業種。

3 0

返信0
ver***** | 16時間前

フランチャイズはアメリカでも農業畜産業でかなり悲惨なことになってる。

設備はローン組まされて買ってるからやめるにやめられない。病気とかで出荷できない分の赤字は丸かぶりで、借金返すための自転車操業になってるところがほとんど。

他人のビジネスモデルに乗っかって、マニュアル通りやってりゃ安定収入なんてうまい話はほんとはないんだろうね。

3 1

返信0
otsu-2 | 17時間前

詐欺の摘発検挙の要件が厳しくなかなか立件されず、されて逮捕裁判になっても軽い懲役で民事でも弁済されない
これじゃ相手を殺した方がましだよね
殺人でも必ず死刑なわけじゃないんだから

3 0

返信0
正論者 | 17時間前

FC法制定が急務。

加盟金撤廃

ロイヤリティ上限40%以下

15時間以上の営業時間後続禁止

毎日送金の禁止

販売経費のロイヤリティ割合負担

コンビニインチキ会計禁止

仕入れ代金ピンはね禁止



run***** | 17時間前

このパターンと個人事業主契約は8〜9割がた詐欺みたいなもの。

私も契約書で13000円日当の仕事を契約をしたが、後から研修が必要でしばらく8000円になると仕事当日に言いだしたり、研修明けの出勤日で店舗まで出向いたら、急遽仕事なくなったけど8000円は保証しますとか上から目線で言われたり。

その辺りの部分で揉めたら、挙げ句の果てにはその月の分の出勤日の仕事はキャンセル。
じゃあ契約解除しますと言ったら、研修分の給料を返金しろとね。

普通に考えたら、会社の指示で仕事時間も日程も決まってるのに個人事業主なわけがない。
半端に法の穴を潜り抜け、搾取するスタイルだった。

0 0

返信0
半袖 | 17時間前

騙し騙されの世界に飛び込んだわけですし。同情はできませんね。サラリーマンやっとくべきだった。

0 0

返信0
kur***** | 17時間前

個人が他人の褌(フランチャイズ)で相撲をとっても搾取されるだけ、独立するなら他に頼らない営業を推進するしかない、それが出来なければ独立してはダメ。

1 0

返信0
dkj***** | 17時間前

追い詰められた人間は25万って大金ですよ。。。

5 1

返信0
blu***** | 18時間前

最近聞かなくなったが、死んだ叔父も騙された。
仕事が増えると単価を下げられると言っていた。
以前ほど、街中で車を見かけなくなった、また、広告もあまり目に付かなくなったように感じる。

11 0

返信0
dyf***** | 18時間前

私の周りでも何人か始めた人がいましたが、要領も良く仕事がこなせる人はりサラリーマンよりは稼げました。
ただそれは一握りの人でほとんどは満足な仕事を与えられずにトラックのローンのみが残りました。
社員やパートとして雇用するなら面接などで選別して採用しますが、フランチャイズは責任を負う必要もないためトラックを買ってくれるいいカモとして会社から断る事はほとんどなかったのでしょう。
不況だった当時サラリーマンとしての再就職が厳しい状況の人が藁をもすがる気持ちで契約を結び、結果被害にあうのが日本社会の現実なんだと思いました。
月収30万から50万保証は明らかな課題広告です。フランチャイズにもある程度の行政の目が行き届くようにして欲しいものです。

31 1

返信4
goo***** | 18時間前

人間って路頭に迷った時はいろんなことを考えるものです。
特にIT関連の知識が無かったりして運転免許だけしかなかったりすると選択の幅が限られてきます。
私も公務員で働いていましたが、いざ辞めてみると次の仕事に活かせる資格って言ったら運転免許だけでした。
フランチャイズにも興味を持って調べたりしましたが、今はハイヤー会社の社員として一流企業の役員運転手をやっています。
この業界でも個人によって収入差がありますけど、運良く残業代を稼げる環境にいることは感謝でしかありません。
この業界は基本給が18万くらいで、残業代や休日出勤で稼ぐ業界なのです。
最低賃金上げたとかとか政府も言ってますが、基本給のほうも引き上げるような法案もお願いしたいくらいです。
ドライバーなんて走ってナンボな業界ですから今回の件も気持ちは痛いほど分かります。

しかし、犯罪はやっぱり犯罪でしかないのです。

9 0

返信0
あ | 18時間前

フランチャイズミュージック by人時

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返信0
taa***** | 18時間前

軽急便のフランチャイズシステムにも問題ありますけど。
あの事件では、愛知県警の対応はひどかった。説得というより、恫喝していました。

4 0

返信0
sen***** | 18時間前

多田野数人も、わずか10万円程度の出演料で人生を棒に振ったんだよなあ。



vt**** | 18時間前

行き詰まった人間は、何でもやらかす。怖いもの知らずだから。
犯人への非難、同情、一歩間違えば他人ごとではないという恐怖感、色々な感情が沸き起こる。

あと、フランチャイジーになる人は、金銭的に厳しくて、そこから逃れるためにフランチャイジーになるのだが、結果的にはフランチャイザーに搾取されるという。持たぬ者はますます取られるという現実を再認識する。

6 0

返信0
uou***** | 18時間前

募集の誇大広告多いから注意します

4 1

返信0
rpp***** | 18時間前

最初に大金が必要な時点でかなり怪しい。今ならネットで、評判を調べる事も可能やろうがな。この会社は今も存在しドライバー募集もしとるが、評判は言わずもがなや。まあこの種の仕事で、評判がええ所なんてあるのか知らんがな。

7 0

返信0
fnh***** | 19時間前

配送業界は奴隷です。広告の月収なんて身を粉にして働いて貰えるもの
それには事故やらストレス、割に合わない

2 0

返信0
vtp***** | 19時間前

最初から説明あるはず。だが契約して金を払った後に説明するケースが多いんだろ。やってみるしかない。本家は金儲けにしか頭が回らん考えれば相手の事も分かる筈だが損しないで切れる仕組みもズル賢い。人なんて大勢居るだろが小銭パクるバカも色々居るしな。気持ち楽にすればオーナーが24h居ても楽だろ素質の問題

1 2

返信0
dnv***** | 19時間前

赤️などを始め、これらの仕事は30年以上前から同様な噂をされている。
よほど騙す方が饒舌なのか?騙される方が無知なのか?
まあ、どんな仕事でも、仕事を軽視しない方が良い。
真面目なのと、仕事が出来るのは異なりますからねえ。

2 0

返信0
nq***** | 19時間前

軽配送の独立ドライバー募集の会社の実態は、車の販売。
車を売ったら、あとは知らん顔です。
大抵のドライバーが、自分で仕事を取らないと暮らせません。
仕事を取るにも、1台の軽自動車では、法人は相手にしません。
騙されたと気がついたら、即転職すべき。

3 0

返信0
Have a nice day! | 19時間前

フランチャイズビジネスで成功している人達は少ないよ、ちょっと考えたほうが良いと思う。

17 0

返信0
enj***** | 19時間前

会社側は知っていてわざと騙して巻き上げる詐欺と同じ。人間は悪魔と同じ思考をして他者から巻き上げ、相手が困っても知らん顔であざ笑う。あざ笑っていないと言うなら、相手が困ると分かっている契約を他人を騙して契約させるのはおかしい。

この事件の犯人は、親会社と、この犠牲者ともいえる実行した犯人だと思う。

5 0

返信0
mc2***** | 19時間前

全て請負にすれば安く働かせ放題️責任は全て請負️儲けは元請け️いいなー元請けになりたい。







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