「この売上でどうやって家族を養うの?」ベテランに嫌われた新人農家が見た現実
10/15(木) 7:01配信
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現代ビジネス
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「1本1万円のネギが売れている」そう聞くと驚く人も多いのでは? 『ねぎびとカンパニー』社長・清水寅氏は脱サラ後に農業を始めた中途参入組。しかし今では『ねぎびとカンパニー』のネギは1本1万円の価値が付くほどに…。
注目書籍『なぜネギ1本が1万円で売れるのか? 』から毎日連載企画!
第7回では、ネギ農家デビューした寅氏が“栽培面積”にこだわったもう一つの理由について触れていきます。>>今までの連載はこちら!
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売上400万円あれば十分だよ
栽培面積を増やすことにこだわったのは、もちろん「日本一」もあるのですが、もっと切実な事情がありました。
農業を始めた頃、農協の人、親戚の農家、普及センターの人など、多くの人から話を聞きましたが、農協の人がこう言うのです。
「売上が400万円もあれば、生活できる。いきなり400万円いったら、農協から表彰されるよ」
いったいどういうことなのか、意味がわかりませんでした。少し前まで何千億円の売上の会社を管理していた自分としては、あまりの感覚の違いに愕然とした。ケタがいくつも違う。
400万円はあくまで売上であって、そこから資材費や燃料費、地代などを引けば、250万円も残りません。僕の場合、その250万円から従業員の給料を払う必要がある。どうやって生活していけるのか、正直「? ? ?」でした。
実際、初年度の売上は400万円でしたが、従業員やパートさんに給料を払えば赤字でした。機械への初期投資もあったため、貯金を使い果たし、2年目にはスッカラカンでした(実際は借金をしてマイナス90万円ぐらいでした)。
3年目にようやく「食っていける」と思った
※画像はイメージです。Photo by iStock
だから、面積を増やすしかなかったのです。倍々ゲームで面積を増やすとともに売上は伸び、2年目は2700万円、3年目は5400万円になった。3年目ぐらいでようやく「食っていけるな」と、胸をなでおろしたものです。
周りの農家からは、こう言われていました。
「1反歩で100万円ぐらいの売上にはなるよ。まあ、最初だから1反歩50万~60万円になれば御の字じゃないの?」
天童市のネギ農家の平均栽培面積が5反歩ですから、だいたいみんな500万円ぐらいの売上ということなのでしょう。僕は初年度から1町歩やったので、500万~600万円になれば上出来という計算になりますが、結果は400万円だった。
「1町歩なんか不可能だ。最初は1反歩から始めるほうがいい」
本当にいろんな人から、そう説得されました。でも、もし1反歩だったら、売上は40万円しかなかったわけです。この売上で、どうやって家族を養うのか? 利益がどうこう以前の問題として、ある程度の面積がなければ食っていくことすらできないのです。
農業の世界の常識って、いままで生きてきた世界の常識と、なんか違うぞ――。いきなりそれを実感させられた1年目でした。
ちなみに、現在の1反歩当たりの売上は170万円ぐらい。普通の農家の倍近くあるのは、反収(1反歩当たりのネギの収量)が多いことと、出荷する際の卸値が高いことが理由です。
お前だけ本所所属だ
『ねぎびとカンパニー』ネギ畑
自分が余所者扱いされているのは、ことあるごとに思い知らされました。ネギが育ったあともそうです。
収穫したネギは、外側の皮をむいて出荷しますが、この作業をやる場所が見つからない。どこの馬の骨かわからないやつに貸す作業場はないわけです。駆けずり回って、知り合いの好意でようやく小さなビニールハウスを借りられましたが、水道もトイレもありませんでした。
皮むきが終われば、梱包して出荷です。初年度は正式な農家ではないので農協に出すことはできませんが、農家として認定された2年目からは、農協へ出せるようになる。ここでトラブルが続出しました。
農協を通じて出荷する作物は、みんな一緒くたにして「天童産」として出ていくのです。そうすると、「あんなド素人のネギと一緒にされたくない」と、他の農家から声があがった。
普通は畑がある場所の農協の支所に所属して、そこに作物を出すのですが、メンバーたちから拒否されたわけです。農協職員や市役所職員が説得してくれましたが、首を縦に振らない。結局、僕だけ「本所」という新しい支所の所属になった。天童市農協が始まって以来の珍事です。
この先に未来はないんじゃないか?
※画像はイメージです。Photo by iStock
その後も、出荷停止を食らったり、部会に入れてもらえなかったりした。自分の思いをギャンギャン主張する性格であることが災いしたのか、とにかく嫌われた。
さらに嫌気がさしたのが、買取価格でした。農産物の値段は競りで決まる。2年目のとき、ネギは大豊作で、値段が暴落していました。1反歩100万円どころか、30万~40万円にしかならなかった。1年間で栽培技術も少しは上がったのに、逆に初年度より単価が下がってしまった。
1反歩30万円の売上にしかならなければ、当然、赤字です。栽培面積を大きくすればするほど、赤字幅は広がっていく。いきなり倒産の危機です。
ネギの品質や原価と無関係に価格が決まるって、どうなの? 農業の世界の人には常識なのかもしれませんが、自分にはものすごく違和感がありました。「この先に未来はないんじゃないか?」と思ったのです。
それまでは栽培面積にばかり注目していたけれど、単価の問題にも取り組まないといけないと痛感しました。
物量は力なり
※画像はイメージです。Photo by iStock
そこで全国のネギの値段を調べると、面白いことがわかりました。その年の天童市のネギは1ケース(Lサイズで45本程度)900円でした。一方、青森県十和田市では「ぼけしらず」というネギが1ケース1500円もしていた。1.7倍です。
いったい何が、この違いを生んでいるのか? 気になったら、まずは突撃するのが僕の流儀です。すぐ十和田市の農協まで車を走らせ、高く売れる理由を聞きました。
物量は力なり――。どこかの農協で目にした言葉ですが、まさにこれだったのです。
ビールでも清涼飲料水でも、1本で買うより1ダースで買うほうが、1本当たりは安くなる。これが世の中の常識です。ところが、農産物の世界はまったく逆だった。1ダースより12ダースのほうが高くなる。
ファミリーレストランでもファストフード店でもスーパーでも、チェーンでは同じ品質の野菜を大量に欲しがっています。彼らがもっとも恐れているのは欠品であって、それを避けるためなら、多少は多く支払ってもいいと考えている。「高い値段で買うから、同じものをまとめて仕入れさせてよ」というニーズがあるわけです。
だから、大量のネギを出荷できる農協のほうが有利なのです。そうした農協のネギは、市場で競りにかけられても、仲卸に直接買われるとしても、まとめ買いされるため、高い値段がつく。物量をもっているところが、競争力をもつ。
目が覚める思いでした。「そういうことか!」と。市場関係者はともかく、農家でこの事実に気づいている人はそういないと思います。
ネギの栽培面積を比べると、天童市は十和田市の8分の1しかありませんでした。物量がケタ違いに少ない。これでは永遠に安いままでしょう。有力な買い手は、大量確保できる十和田市のほうを選ぶからです。
「農協だけに頼っていちゃダメだ。別の出荷先を見つけないと」
これが、僕の出した結論でした。当時は1~2町歩のレベルでしたが、畑はどんどん増やすつもりでいました。いずれ自分の会社の物量が力を発揮する日が来るかもしれない。そう考えたわけです。
いま、うちでは1年に4.7万ケースのネギを出荷するようになりました。天童市農協のネギ部会は約40人いますが、そのすべてを合わせても3万ケースにしかならない。1社で、農協全体の出荷量を超えているから、「物量は力なり」を発揮できる。このことも単価を上げるのに役立っています。
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清水 寅(農家)
ji1***** | 2日前
けっこう実名を出してしまってるけど
ある意味、決別できてるから
記事に出来る内容なのかなと思いました。
この話を聞くと田舎に移住なんて
ぜったいにしたくないですよね
過疎化するわけだ。
しかしこの記事の人の
逆境に負けない心には感服します。
とても勉強になりました。
返信9
871
74
rax***** |2日前
農村出身です。
今は都市の郊外に住んでいます。
妻が、定年後は実家でのんびり農業を、なんて言ってますが、嫌です。
農村の、納豆の中でのたうつような各種しがらみの中へ戻る気は、ありません 。
91
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AKB48手 |2日前
田舎は面倒臭いよ。
去年叔父さんが亡くなった時病院から葬儀場へ移送しようとしたら、自宅に移送して先に顔を見せないと俺達部会は手伝わないって言い始めて面倒臭かったって。
叔母さんも高齢で子供もいないから泣く泣く従ったらしいけど。
結局は時代に削ぐわない自分達の流儀押し通して、忙しい喪主の時間や移送費用なんか関係ないって事ですからね。
テレビで見る田舎のなんてのは一部の良い所だけを見せてるだけに過ぎないから絶対辞めときな。
そんなに良い所なら最初から若者は出て行かないからな。
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2
ten***** |2日前
都会の隣の市という、そこそこの都会でもあります。こういうとこは農家をやってく気がもうない。農村集落の外の土地を売り出して家が増えた。新しい自治会です。古い集落の真ん中の土地に建て売り住宅が建った。そこに住んでる人は集落の自治会には入れてもらえず、新しい方に入ってます。旧い方に入ったって嫌な思いをすることが多いだろうし、これでいいのだろうと思う。
このタイプの旧村は滅びる。開けてる旧村は続く。それでいいんだろうな。
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rom***** |2日前
本当、田舎と一括りにしてはいけませんね。
地域差がすごいです。田んぼを一つ挟んだだけで全然違ったりしますから。
現在は同じ地名でも元々は別々の村だった所とかは何かと対立が残っててめんどい。うちの実家のことだけど。
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1
mako0- |2日前
うちは 超絶 田舎に住んでたけど、都会?から来る人や 都会に一旦出てた人は気付かないうちに都会に洗脳されてるよ‥
2
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rom***** |1日前
都会に洗脳て。木綿のハンカチーフか。
染まらないで帰って、染まらないで帰ってー
なお、かえれないもよう。
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iyo***** |2日前
田舎が問題なのは、世間を知らないジジババが大権をふるう余地があるところ。むしろそっちが常識になっていたりして。悪しき「伝統」ってやつですか。新しいものは、異物、排除すべき侵略者、ということになって、悲惨な村八分が始まる。移住なんて、やめた方がいいよ。よほどの人間的魅力と包容力と資産のある“大人”でもないかぎり。
でも、田舎が問題なばかりではなく、よそ者(都会の人??しらんけど)は自分の主張や思考を現代的で常識だと思い込み、その対極にある(どこが?)田舎のことを、前時代的で非常識な地域であり、我々現代人の常識で教化せねばならない野性人の集まりだと勘違いしてしまうことにもある。
ま、“都会人”はそういわれても理解はできないんだが…。
都会も田舎もどちらも生活圏にしたことのある人たちは、そのようにおっしゃることが多い、かな。
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fhg***** |2日前
東京から田舎の集落のど真ん中に移住して8年経ちます。
普通に暮らしてますよ。
当然だけど役もこなしてます。
無尽にも入って近所付き合いもしてますね。
そりゃ子供の頃からいる人たちみたいにはならないよね。表面的には普通だから、それでいいんだよ。
だって東京で暮らしていても近所と親密にはならんでしょ。
個人的には大して変わらないです。
年寄りとの付き合いは多少面倒くさい部分もあるけどあと10年で死ぬから笑笑
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Mo***** |2日前
何も田舎ってこういう場所ばかりではないですよ。
1ヶ所、それも異端児的な話を聞いて田舎と一緒くたにするのはいかがなものかと
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jpn***** | 2日前
この記事が本当であれば、他業界の違う話が聞けて参考になりました。
農業はもっと大規模になる必要性があると個人的には考えているので頑張って欲しいです。
返信0
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mi0***** | 2日前
農家の敵は農家。
周囲より稼ぐ農家は、近隣農家から嫌がらせを受ける。
どこぞのメロン農家みたいにね。
そういう気質がホントに嫌だ。
返信4
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alpen |2日前
そうやって蹴落として数減らして気が付いた時には少数でまかなわなきゃならなくなる
バランスを考えず自分の利益を追求すればいずれそのツケは回ってくるんだよね
さらに蹴落とした人の持ってる畑を売ってマンションでも建とうものなら農地が減る
もしそうなれば国産品もいずれ高級品になり庶民が簡単に手を出せなくなるだろうね
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fhg***** |2日前
黙って仕事して黙って出荷してたら、
嫌われたりしません。
新しく入ってきていきなり、
ああした方がいいとか、間違っているとか上から語るから除外されんだよ。私は農協出荷してないけど、知り合いにそういう人居ますよ。当然農協では相手にされない。
うちは4人の出荷組合作って商社と取引していますが20人の農協部会より出荷量が多いです。農協からはウチに出しなよーっていわれますよ。
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sea***** |2日前
ラーメン屋さんが隣に出店してきた新規のラーメン屋と仲良くする?レシピ教えたりする?
ライバルなんだから当たり前なんじゃない?
規模を拡大するって言うことは、同業他社の誰かの農地を借りるなり買うなりするって事だから、軋轢出て当たり前
あと農産物にはブランド価値があるものもあって、ブランド守るために各産地は結構な努力をしています(栽培歴、使用肥料、農薬の量、果物なら糖度、酸度基準に満たないものは出荷できません) 新参物が適当な栽培方法で生産したものを市場に出荷してしまうと産地全体が大打撃受ける事もあります
農家、農業=古い閉鎖的みたいなステレオタイプの批判はちょっと違う 個人事業主の集まり 誰だって他より儲けたいし、良いもの作りたいし、ライバル蹴落としたいし、って所がある
この記事の人は新規で勝ち抜けたからスゴいけど、10年先はどうなのかな?
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fhg***** |2日前
みなさん少しちがいますよ。
大量に生産する農家は市場出荷がメインになります。市場出荷は数が、多ければ多いほど市場に対して発言力が増します。
少ないロットは安く買い叩かれやすくなります。だから農協やら出荷組合は品質を保てるならば出荷者は多ければ多いほどいいわけで、まわりを蹴落としたところで自分が損をしてしまいます。
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まんぼ | 2日前
あまりメディアに出ると北海道のメロン農家みたいに農薬まかれるよ。
農家に限らず日本人には成功者の足を引っ張る傾向があるからね。
返信1
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alpen |2日前
そうやって滅ぶんですね、わかります
まぁそのツケは未来の子供達が払うから関係ないって思ってるんでしょうね
さらにいえば日本が衰退し海外からの流入が多くなり日本人が減ればカースト下位の扱いを受けるかもしれないのに
自分の遠い子孫を苦しめる事につながるとわからない短絡的な人ほど他人を蹴落とす
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mau***** | 2日前
補助金目当ての小作人みたいなのが多くいて
農業を 会社として経営しようと思う人は
ごくわずかではないですか?
農家の方は協調性のない方たちも多くいるし
表面上は新設に見えるけど
新参者には冷たい面もある
農協や部農会農地法含め
農業というシステムを見直さないと
有能な若者が参入するハードルが高い
返信4
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aoi***** | 2日前
長野県の某所に旅行に行った時全く同じ目に合っている人と知り合いました。この話はきっとその辺にいくらでも転がってる話です。
地元の世襲的な農家たちと余所者の就農農家が対立すことは多く。しかも余所者の就農農家同士でもあまり仲が良くないというのは稀な話ではないと思います。
そんなこんなで孤立し、その土地から物資供給やサポートを受けられないため経費が嵩みこのように作付けを増やすことになるのです。
この記事にある話はけっして美談ではないと思います。商売としては成り立っていても対人的孤立から、あるタイミングで農業を辞めざるおえなくなることも珍しくはないようです。
返信0
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rom***** | 2日前
うちの実家の村で、まだみんな米ばかり作って他は減反政策の転作で大豆をちょこっとやってた頃。
野菜の方が利益が出ると一念発起して田んぼを畑にしちゃった人がいた。周囲の反応が冷凍室状態だったのをすごく覚えてる。村八分?誰も助けなかったな。その方は志半ばで亡くなってしまった。
それから数年経って。
今は農協の指導の下で野菜作りをみんなで「やらされている」
なんだかなあ。なんなんだろな、これ。
kur***** | 2日前
元農協職員ですが、記事の内容は現実そのものですね。農協がというより、農家の組織が古いんですよ。農協職員はなかなか農家にはものが言えないので、結局は古い体質を引きずっています。
記事に乗られた生産者の方、ぜひ頑張ってやってください。物流量があれば、直の取引もできますよ。あとは、量プラス品質、ストーリーですね。ストーリーと言ってもピンとこないけど、ようは他の人と栽培で何かちがって、自分が何がいいのかということです。つまり、ストーリーですよ。
いまの、農村のあり方は保守的で、排他的です。そとからきたかたは、なかなか受け入れてもらうのが難しく、こうなってしまいますね。ですから、ぜひ、頑張っていただきたいです。農家の跡継ぎはやりたくても、地域の先輩とか、あの家の息子はで、絶対に組織から出られないです。かなしいけど、それが農村の現実です。
返信0
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yuk***** | 2日前
田舎の農家の閉鎖的で排他的な気質は、どこも同じ。
大概は大昔から住んでいる農家のじいさんたちが力を持っている。
じいさんの自説によってすべてが決まるし、
その自説は非合理的であったり、非論理的であったりすることがほとんど。
そういうのが嫌で外に出る若者は多いし、自分もその一人。
就農と移住はこのあたりをクリアしないとうまく行かない。
この方の行動は、その答えの一つ。勉強になりました。
kob***** | 2日前
余所者が嫌われる、これは事実でしょう。田舎者は横一列にこだわり新しい知識や技術に興味を示さない。出る杭は打たれるの意識が根強く残っている。ただ自分に利益(お金)をもたらしてくれる人には手のひら返しで媚びてくる。JAもそんな農家体質を利用し上手いこと牛耳っているのも事実。
peg***** | 2日前
農協、漁協、商工会は既得権益の諸悪の根源
新規参入を拒み若手の取り組みも潰し自分達の既得権益にしがみついてるので地方の発展まで妨げている
その組織票を政治家が利用し今のダメな日本と政治がある
若い世代にはこの腐った悪循環をぶっ壊してもらいたい
hiw***** | 15時間前
実名を出されていますが、心配です。
書かれている事は正しく、その通りです。
私も色々嫌がらせがありました。
量は力ですが、農作物は全国広く栽培
されていて全国的に横のネットワークが
あって販路が潰される事もあります。
全ては嫉妬からきていますが
本当に鬱陶しいくて嫌になります。
だから、法人も畳んで農業から離れました。
匿名 | 2日前
何でもそうだろうけ途中から参入すると色んな嫉妬、妬み、嫌がらせを受けるんでしょうね。特に農業はそうなんでしょうね。高齢化、後継者不足、輸入品の脅威、こうした問題点がつきまといながらこの国の農業は進歩しないのはなぜか?ここに答えがあるんじゃないでしょうか?
素人と見下していた経験の浅い農家に今は圧倒的に差をつけられている。そして恐らく気付きもしないんでしょうね。
返信0
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@ | 2日前
一次産業が衰退したり所謂田舎の過疎化が止まらないのも、その根本には田舎の人の思考や性質が大きくかかわってるように感じる。
農協が何とかしてくれる、国が(補助等で)何とかしてくれる、終始こんな感じで競争の原理だとか経営という頭が全くない。
そんなだから従事者がいなくなり外国人実習生(という名の労働奴隷)を入れるが、差別的なものの見方しかできないうえに経営とか法律という頭がないから実習生はひどい扱いを受けることになる。
百姓を甘えさせてはいけないし、記事中の人のような経営者が必要であると感じる。
返信0
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せな | 1日前
悪しき風習以外のなんでもない。
余所者を排除して、自分達の価値観だけを押し付ける。
敵は同業者。新しい事を始めるやつはみんな敵。
人より儲けてる人がいたら率先して足を引っ張るのが常。教えを乞うのはプライドが許さない。
基本、新参者は金だけ出して口は出すな。
そんなムラ社会に明日はない。
自分らの首を絞めるのも自分なのに気づかない不思議。
返信0
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T2phase | 2日前
農協も、農業政策も共産主義なんだと思うよ。なので、新規参入のハードルが極めて高い。このままだと、すべての農家共倒れか、消えてしまうだろうね。
10/15(木) 7:01配信
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「1本1万円のネギが売れている」そう聞くと驚く人も多いのでは? 『ねぎびとカンパニー』社長・清水寅氏は脱サラ後に農業を始めた中途参入組。しかし今では『ねぎびとカンパニー』のネギは1本1万円の価値が付くほどに…。
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売上400万円あれば十分だよ
栽培面積を増やすことにこだわったのは、もちろん「日本一」もあるのですが、もっと切実な事情がありました。
農業を始めた頃、農協の人、親戚の農家、普及センターの人など、多くの人から話を聞きましたが、農協の人がこう言うのです。
「売上が400万円もあれば、生活できる。いきなり400万円いったら、農協から表彰されるよ」
いったいどういうことなのか、意味がわかりませんでした。少し前まで何千億円の売上の会社を管理していた自分としては、あまりの感覚の違いに愕然とした。ケタがいくつも違う。
400万円はあくまで売上であって、そこから資材費や燃料費、地代などを引けば、250万円も残りません。僕の場合、その250万円から従業員の給料を払う必要がある。どうやって生活していけるのか、正直「? ? ?」でした。
実際、初年度の売上は400万円でしたが、従業員やパートさんに給料を払えば赤字でした。機械への初期投資もあったため、貯金を使い果たし、2年目にはスッカラカンでした(実際は借金をしてマイナス90万円ぐらいでした)。
3年目にようやく「食っていける」と思った
※画像はイメージです。Photo by iStock
だから、面積を増やすしかなかったのです。倍々ゲームで面積を増やすとともに売上は伸び、2年目は2700万円、3年目は5400万円になった。3年目ぐらいでようやく「食っていけるな」と、胸をなでおろしたものです。
周りの農家からは、こう言われていました。
「1反歩で100万円ぐらいの売上にはなるよ。まあ、最初だから1反歩50万~60万円になれば御の字じゃないの?」
天童市のネギ農家の平均栽培面積が5反歩ですから、だいたいみんな500万円ぐらいの売上ということなのでしょう。僕は初年度から1町歩やったので、500万~600万円になれば上出来という計算になりますが、結果は400万円だった。
「1町歩なんか不可能だ。最初は1反歩から始めるほうがいい」
本当にいろんな人から、そう説得されました。でも、もし1反歩だったら、売上は40万円しかなかったわけです。この売上で、どうやって家族を養うのか? 利益がどうこう以前の問題として、ある程度の面積がなければ食っていくことすらできないのです。
農業の世界の常識って、いままで生きてきた世界の常識と、なんか違うぞ――。いきなりそれを実感させられた1年目でした。
ちなみに、現在の1反歩当たりの売上は170万円ぐらい。普通の農家の倍近くあるのは、反収(1反歩当たりのネギの収量)が多いことと、出荷する際の卸値が高いことが理由です。
お前だけ本所所属だ
『ねぎびとカンパニー』ネギ畑
自分が余所者扱いされているのは、ことあるごとに思い知らされました。ネギが育ったあともそうです。
収穫したネギは、外側の皮をむいて出荷しますが、この作業をやる場所が見つからない。どこの馬の骨かわからないやつに貸す作業場はないわけです。駆けずり回って、知り合いの好意でようやく小さなビニールハウスを借りられましたが、水道もトイレもありませんでした。
皮むきが終われば、梱包して出荷です。初年度は正式な農家ではないので農協に出すことはできませんが、農家として認定された2年目からは、農協へ出せるようになる。ここでトラブルが続出しました。
農協を通じて出荷する作物は、みんな一緒くたにして「天童産」として出ていくのです。そうすると、「あんなド素人のネギと一緒にされたくない」と、他の農家から声があがった。
普通は畑がある場所の農協の支所に所属して、そこに作物を出すのですが、メンバーたちから拒否されたわけです。農協職員や市役所職員が説得してくれましたが、首を縦に振らない。結局、僕だけ「本所」という新しい支所の所属になった。天童市農協が始まって以来の珍事です。
この先に未来はないんじゃないか?
※画像はイメージです。Photo by iStock
その後も、出荷停止を食らったり、部会に入れてもらえなかったりした。自分の思いをギャンギャン主張する性格であることが災いしたのか、とにかく嫌われた。
さらに嫌気がさしたのが、買取価格でした。農産物の値段は競りで決まる。2年目のとき、ネギは大豊作で、値段が暴落していました。1反歩100万円どころか、30万~40万円にしかならなかった。1年間で栽培技術も少しは上がったのに、逆に初年度より単価が下がってしまった。
1反歩30万円の売上にしかならなければ、当然、赤字です。栽培面積を大きくすればするほど、赤字幅は広がっていく。いきなり倒産の危機です。
ネギの品質や原価と無関係に価格が決まるって、どうなの? 農業の世界の人には常識なのかもしれませんが、自分にはものすごく違和感がありました。「この先に未来はないんじゃないか?」と思ったのです。
それまでは栽培面積にばかり注目していたけれど、単価の問題にも取り組まないといけないと痛感しました。
物量は力なり
※画像はイメージです。Photo by iStock
そこで全国のネギの値段を調べると、面白いことがわかりました。その年の天童市のネギは1ケース(Lサイズで45本程度)900円でした。一方、青森県十和田市では「ぼけしらず」というネギが1ケース1500円もしていた。1.7倍です。
いったい何が、この違いを生んでいるのか? 気になったら、まずは突撃するのが僕の流儀です。すぐ十和田市の農協まで車を走らせ、高く売れる理由を聞きました。
物量は力なり――。どこかの農協で目にした言葉ですが、まさにこれだったのです。
ビールでも清涼飲料水でも、1本で買うより1ダースで買うほうが、1本当たりは安くなる。これが世の中の常識です。ところが、農産物の世界はまったく逆だった。1ダースより12ダースのほうが高くなる。
ファミリーレストランでもファストフード店でもスーパーでも、チェーンでは同じ品質の野菜を大量に欲しがっています。彼らがもっとも恐れているのは欠品であって、それを避けるためなら、多少は多く支払ってもいいと考えている。「高い値段で買うから、同じものをまとめて仕入れさせてよ」というニーズがあるわけです。
だから、大量のネギを出荷できる農協のほうが有利なのです。そうした農協のネギは、市場で競りにかけられても、仲卸に直接買われるとしても、まとめ買いされるため、高い値段がつく。物量をもっているところが、競争力をもつ。
目が覚める思いでした。「そういうことか!」と。市場関係者はともかく、農家でこの事実に気づいている人はそういないと思います。
ネギの栽培面積を比べると、天童市は十和田市の8分の1しかありませんでした。物量がケタ違いに少ない。これでは永遠に安いままでしょう。有力な買い手は、大量確保できる十和田市のほうを選ぶからです。
「農協だけに頼っていちゃダメだ。別の出荷先を見つけないと」
これが、僕の出した結論でした。当時は1~2町歩のレベルでしたが、畑はどんどん増やすつもりでいました。いずれ自分の会社の物量が力を発揮する日が来るかもしれない。そう考えたわけです。
いま、うちでは1年に4.7万ケースのネギを出荷するようになりました。天童市農協のネギ部会は約40人いますが、そのすべてを合わせても3万ケースにしかならない。1社で、農協全体の出荷量を超えているから、「物量は力なり」を発揮できる。このことも単価を上げるのに役立っています。
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▲ビジネスのヒント満載! 『なぜネギ1本が1万円で売れるのか? 』は予約受付中! 書籍だけのエピソードも多数掲載!!
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清水 寅(農家)
ji1***** | 2日前
けっこう実名を出してしまってるけど
ある意味、決別できてるから
記事に出来る内容なのかなと思いました。
この話を聞くと田舎に移住なんて
ぜったいにしたくないですよね
過疎化するわけだ。
しかしこの記事の人の
逆境に負けない心には感服します。
とても勉強になりました。
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rax***** |2日前
農村出身です。
今は都市の郊外に住んでいます。
妻が、定年後は実家でのんびり農業を、なんて言ってますが、嫌です。
農村の、納豆の中でのたうつような各種しがらみの中へ戻る気は、ありません 。
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AKB48手 |2日前
田舎は面倒臭いよ。
去年叔父さんが亡くなった時病院から葬儀場へ移送しようとしたら、自宅に移送して先に顔を見せないと俺達部会は手伝わないって言い始めて面倒臭かったって。
叔母さんも高齢で子供もいないから泣く泣く従ったらしいけど。
結局は時代に削ぐわない自分達の流儀押し通して、忙しい喪主の時間や移送費用なんか関係ないって事ですからね。
テレビで見る田舎のなんてのは一部の良い所だけを見せてるだけに過ぎないから絶対辞めときな。
そんなに良い所なら最初から若者は出て行かないからな。
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ten***** |2日前
都会の隣の市という、そこそこの都会でもあります。こういうとこは農家をやってく気がもうない。農村集落の外の土地を売り出して家が増えた。新しい自治会です。古い集落の真ん中の土地に建て売り住宅が建った。そこに住んでる人は集落の自治会には入れてもらえず、新しい方に入ってます。旧い方に入ったって嫌な思いをすることが多いだろうし、これでいいのだろうと思う。
このタイプの旧村は滅びる。開けてる旧村は続く。それでいいんだろうな。
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rom***** |2日前
本当、田舎と一括りにしてはいけませんね。
地域差がすごいです。田んぼを一つ挟んだだけで全然違ったりしますから。
現在は同じ地名でも元々は別々の村だった所とかは何かと対立が残っててめんどい。うちの実家のことだけど。
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mako0- |2日前
うちは 超絶 田舎に住んでたけど、都会?から来る人や 都会に一旦出てた人は気付かないうちに都会に洗脳されてるよ‥
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rom***** |1日前
都会に洗脳て。木綿のハンカチーフか。
染まらないで帰って、染まらないで帰ってー
なお、かえれないもよう。
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iyo***** |2日前
田舎が問題なのは、世間を知らないジジババが大権をふるう余地があるところ。むしろそっちが常識になっていたりして。悪しき「伝統」ってやつですか。新しいものは、異物、排除すべき侵略者、ということになって、悲惨な村八分が始まる。移住なんて、やめた方がいいよ。よほどの人間的魅力と包容力と資産のある“大人”でもないかぎり。
でも、田舎が問題なばかりではなく、よそ者(都会の人??しらんけど)は自分の主張や思考を現代的で常識だと思い込み、その対極にある(どこが?)田舎のことを、前時代的で非常識な地域であり、我々現代人の常識で教化せねばならない野性人の集まりだと勘違いしてしまうことにもある。
ま、“都会人”はそういわれても理解はできないんだが…。
都会も田舎もどちらも生活圏にしたことのある人たちは、そのようにおっしゃることが多い、かな。
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fhg***** |2日前
東京から田舎の集落のど真ん中に移住して8年経ちます。
普通に暮らしてますよ。
当然だけど役もこなしてます。
無尽にも入って近所付き合いもしてますね。
そりゃ子供の頃からいる人たちみたいにはならないよね。表面的には普通だから、それでいいんだよ。
だって東京で暮らしていても近所と親密にはならんでしょ。
個人的には大して変わらないです。
年寄りとの付き合いは多少面倒くさい部分もあるけどあと10年で死ぬから笑笑
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Mo***** |2日前
何も田舎ってこういう場所ばかりではないですよ。
1ヶ所、それも異端児的な話を聞いて田舎と一緒くたにするのはいかがなものかと
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jpn***** | 2日前
この記事が本当であれば、他業界の違う話が聞けて参考になりました。
農業はもっと大規模になる必要性があると個人的には考えているので頑張って欲しいです。
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mi0***** | 2日前
農家の敵は農家。
周囲より稼ぐ農家は、近隣農家から嫌がらせを受ける。
どこぞのメロン農家みたいにね。
そういう気質がホントに嫌だ。
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alpen |2日前
そうやって蹴落として数減らして気が付いた時には少数でまかなわなきゃならなくなる
バランスを考えず自分の利益を追求すればいずれそのツケは回ってくるんだよね
さらに蹴落とした人の持ってる畑を売ってマンションでも建とうものなら農地が減る
もしそうなれば国産品もいずれ高級品になり庶民が簡単に手を出せなくなるだろうね
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fhg***** |2日前
黙って仕事して黙って出荷してたら、
嫌われたりしません。
新しく入ってきていきなり、
ああした方がいいとか、間違っているとか上から語るから除外されんだよ。私は農協出荷してないけど、知り合いにそういう人居ますよ。当然農協では相手にされない。
うちは4人の出荷組合作って商社と取引していますが20人の農協部会より出荷量が多いです。農協からはウチに出しなよーっていわれますよ。
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sea***** |2日前
ラーメン屋さんが隣に出店してきた新規のラーメン屋と仲良くする?レシピ教えたりする?
ライバルなんだから当たり前なんじゃない?
規模を拡大するって言うことは、同業他社の誰かの農地を借りるなり買うなりするって事だから、軋轢出て当たり前
あと農産物にはブランド価値があるものもあって、ブランド守るために各産地は結構な努力をしています(栽培歴、使用肥料、農薬の量、果物なら糖度、酸度基準に満たないものは出荷できません) 新参物が適当な栽培方法で生産したものを市場に出荷してしまうと産地全体が大打撃受ける事もあります
農家、農業=古い閉鎖的みたいなステレオタイプの批判はちょっと違う 個人事業主の集まり 誰だって他より儲けたいし、良いもの作りたいし、ライバル蹴落としたいし、って所がある
この記事の人は新規で勝ち抜けたからスゴいけど、10年先はどうなのかな?
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fhg***** |2日前
みなさん少しちがいますよ。
大量に生産する農家は市場出荷がメインになります。市場出荷は数が、多ければ多いほど市場に対して発言力が増します。
少ないロットは安く買い叩かれやすくなります。だから農協やら出荷組合は品質を保てるならば出荷者は多ければ多いほどいいわけで、まわりを蹴落としたところで自分が損をしてしまいます。
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まんぼ | 2日前
あまりメディアに出ると北海道のメロン農家みたいに農薬まかれるよ。
農家に限らず日本人には成功者の足を引っ張る傾向があるからね。
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alpen |2日前
そうやって滅ぶんですね、わかります
まぁそのツケは未来の子供達が払うから関係ないって思ってるんでしょうね
さらにいえば日本が衰退し海外からの流入が多くなり日本人が減ればカースト下位の扱いを受けるかもしれないのに
自分の遠い子孫を苦しめる事につながるとわからない短絡的な人ほど他人を蹴落とす
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mau***** | 2日前
補助金目当ての小作人みたいなのが多くいて
農業を 会社として経営しようと思う人は
ごくわずかではないですか?
農家の方は協調性のない方たちも多くいるし
表面上は新設に見えるけど
新参者には冷たい面もある
農協や部農会農地法含め
農業というシステムを見直さないと
有能な若者が参入するハードルが高い
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aoi***** | 2日前
長野県の某所に旅行に行った時全く同じ目に合っている人と知り合いました。この話はきっとその辺にいくらでも転がってる話です。
地元の世襲的な農家たちと余所者の就農農家が対立すことは多く。しかも余所者の就農農家同士でもあまり仲が良くないというのは稀な話ではないと思います。
そんなこんなで孤立し、その土地から物資供給やサポートを受けられないため経費が嵩みこのように作付けを増やすことになるのです。
この記事にある話はけっして美談ではないと思います。商売としては成り立っていても対人的孤立から、あるタイミングで農業を辞めざるおえなくなることも珍しくはないようです。
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rom***** | 2日前
うちの実家の村で、まだみんな米ばかり作って他は減反政策の転作で大豆をちょこっとやってた頃。
野菜の方が利益が出ると一念発起して田んぼを畑にしちゃった人がいた。周囲の反応が冷凍室状態だったのをすごく覚えてる。村八分?誰も助けなかったな。その方は志半ばで亡くなってしまった。
それから数年経って。
今は農協の指導の下で野菜作りをみんなで「やらされている」
なんだかなあ。なんなんだろな、これ。
kur***** | 2日前
元農協職員ですが、記事の内容は現実そのものですね。農協がというより、農家の組織が古いんですよ。農協職員はなかなか農家にはものが言えないので、結局は古い体質を引きずっています。
記事に乗られた生産者の方、ぜひ頑張ってやってください。物流量があれば、直の取引もできますよ。あとは、量プラス品質、ストーリーですね。ストーリーと言ってもピンとこないけど、ようは他の人と栽培で何かちがって、自分が何がいいのかということです。つまり、ストーリーですよ。
いまの、農村のあり方は保守的で、排他的です。そとからきたかたは、なかなか受け入れてもらうのが難しく、こうなってしまいますね。ですから、ぜひ、頑張っていただきたいです。農家の跡継ぎはやりたくても、地域の先輩とか、あの家の息子はで、絶対に組織から出られないです。かなしいけど、それが農村の現実です。
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yuk***** | 2日前
田舎の農家の閉鎖的で排他的な気質は、どこも同じ。
大概は大昔から住んでいる農家のじいさんたちが力を持っている。
じいさんの自説によってすべてが決まるし、
その自説は非合理的であったり、非論理的であったりすることがほとんど。
そういうのが嫌で外に出る若者は多いし、自分もその一人。
就農と移住はこのあたりをクリアしないとうまく行かない。
この方の行動は、その答えの一つ。勉強になりました。
kob***** | 2日前
余所者が嫌われる、これは事実でしょう。田舎者は横一列にこだわり新しい知識や技術に興味を示さない。出る杭は打たれるの意識が根強く残っている。ただ自分に利益(お金)をもたらしてくれる人には手のひら返しで媚びてくる。JAもそんな農家体質を利用し上手いこと牛耳っているのも事実。
peg***** | 2日前
農協、漁協、商工会は既得権益の諸悪の根源
新規参入を拒み若手の取り組みも潰し自分達の既得権益にしがみついてるので地方の発展まで妨げている
その組織票を政治家が利用し今のダメな日本と政治がある
若い世代にはこの腐った悪循環をぶっ壊してもらいたい
hiw***** | 15時間前
実名を出されていますが、心配です。
書かれている事は正しく、その通りです。
私も色々嫌がらせがありました。
量は力ですが、農作物は全国広く栽培
されていて全国的に横のネットワークが
あって販路が潰される事もあります。
全ては嫉妬からきていますが
本当に鬱陶しいくて嫌になります。
だから、法人も畳んで農業から離れました。
匿名 | 2日前
何でもそうだろうけ途中から参入すると色んな嫉妬、妬み、嫌がらせを受けるんでしょうね。特に農業はそうなんでしょうね。高齢化、後継者不足、輸入品の脅威、こうした問題点がつきまといながらこの国の農業は進歩しないのはなぜか?ここに答えがあるんじゃないでしょうか?
素人と見下していた経験の浅い農家に今は圧倒的に差をつけられている。そして恐らく気付きもしないんでしょうね。
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@ | 2日前
一次産業が衰退したり所謂田舎の過疎化が止まらないのも、その根本には田舎の人の思考や性質が大きくかかわってるように感じる。
農協が何とかしてくれる、国が(補助等で)何とかしてくれる、終始こんな感じで競争の原理だとか経営という頭が全くない。
そんなだから従事者がいなくなり外国人実習生(という名の労働奴隷)を入れるが、差別的なものの見方しかできないうえに経営とか法律という頭がないから実習生はひどい扱いを受けることになる。
百姓を甘えさせてはいけないし、記事中の人のような経営者が必要であると感じる。
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せな | 1日前
悪しき風習以外のなんでもない。
余所者を排除して、自分達の価値観だけを押し付ける。
敵は同業者。新しい事を始めるやつはみんな敵。
人より儲けてる人がいたら率先して足を引っ張るのが常。教えを乞うのはプライドが許さない。
基本、新参者は金だけ出して口は出すな。
そんなムラ社会に明日はない。
自分らの首を絞めるのも自分なのに気づかない不思議。
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T2phase | 2日前
農協も、農業政策も共産主義なんだと思うよ。なので、新規参入のハードルが極めて高い。このままだと、すべての農家共倒れか、消えてしまうだろうね。
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