百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

名古屋女子マラソン

2012-03-11 18:11:47 | 随想

     3月11日 (日)  平成17年1月1日より 2,636日目
         歩いた歩数       その距離
本日      17,133歩     11、993m
総計 36,742,712
歩 25,719,898m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 123,252m

 裏打ちの佐藤氏が今日明日お休みとなったので、今日は名古屋女子マラソンを最初からゴールまで真剣に見た。参加者15000人という豪華なマラソンに加え優勝すれば、明日のロンドンオリンピックの代表選手の選考に名乗りを挙げられるのだから力が入る。しかも出場選手は名の知れた渋井・尾崎・赤羽・野口・仲里などいずれ劣らぬ強者。まずアテネ五輪の女王が中盤先頭集団から後退、赤羽も給水に失敗し、渋井も先頭集団には居たが終始後ろにつく中、ペースメーカーと前後して走ったのは若手尾崎・中里・伊藤ら。

しかし、遅れていた野口はスピードアップして追いつき、赤羽も一時は集団を引っ張る勢いにワクワク心踊らせながら観戦していたが、私は終始落ち着いて走っていた中里に目をつけていた。ペースメーカーが去った後は中里が先頭を切り、尾崎がぴったりと食いついて競技場の勝負と思われたが、遙か後方から追い上げてきた伏兵アルビナ・マヨロワ(ロシア)に追いつかれ、あっという間に抜かれてしまった。此処は何としても食らいついてこそ代表選手選考の参考になるところ、アッサリ抜かれたので気落ちした。

 二位争いは残り700mで尾崎が中里を振りきってナゴヤドームに突入、日本人一位の栄冠に輝いた。渋井は4位・アテネ金メダルの野口は6位・世界選手権1位の赤羽は8位で終わった。2位になった中里はドームに入る直前に点灯する不運に見舞われた。マラソンの勝負には実力だけではない、常に時の運が付きまとうような気がした。

 マラソンの勝負がついたことで、私は夕方のウォーキングを繰り上げて、副理事長に立て替えて貰ったパネルの代金を届けに木島に行った。生憎留守で娘さんに渡して引き上げたが、テレビは国立劇場で行われた「東日本大震災追悼式」を放映していた。天皇、皇后両陛下、野田首相ら三権の長を始め、震災の遺族ら1200人が出席、地震の起きた午後2時46分に1分間の黙祷を捧げ、犠牲者の冥福を祈った。私も黙祷を共にした。

 天皇陛下は心臓手術後ながら、自らのご意思で出席されて、哀悼の意を表され、国民が被災者とともに復興に努められるよう述べられた。恐懼の至りだ。