百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

彼岸で「男はつらいよ」の渥美清を偲ぶ

2012-03-20 19:46:36 | 随想

      3月20日 (火)  平成17年1月1日より 2,645日目
        歩いた歩数        その距離
本日      15,430歩      10、801m
総計 36,860,105
歩 25,802,074m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 30,276m

              
                            今年の「お中日」は寒い

 「暑さ寒さも彼岸まで」というが、今年の彼岸のお中日の気温は-7℃。こんなに寒いお彼岸は初めてだ。完全武装して朝のウォーキングに出た。いつもセーターを脱いで完全武装出でても帰途には汗で肌着は濡れるのだが、今朝は汗もかかずに戻った。どうしたことか、左手の指は痺れて感覚が無かった。

 彼岸のお中日ということで、You Tubeで「国境の町」を検索してみた。子供の頃、神田三崎町の劇場で見た映画が国境の町で、東海林太郎が「氷の鈴さへ寂しく響く・・・」と歌い出したので驚いた。「オールトーキー」と言った。その活動写真が歌を歌ったのだ。

 iphoneから懐かしい「国境の町」が流れた。続いて「野崎小唄」を検索した。これも出た。そのころ弁護士の娘と相撲とった思い出があったからだ。なんでも出てくるので「男はつらいよ」を検索した。出てくるわ!出てくるわ!何処までも、何時までも「男はつらいよ」が続いている。夕方までのめり込んだが、締めくくりに「最終話」を見た。「フーテンの寅さん」の最後のセリフを聞いて目頭が熱くなった。桜は寅さんの死を聞いてもどうしても信じられず幻をを追いかけて、遂にやっと虎さんの死が真実と知った悲しみには心を揺さぶられ、共泣きしてしまった。

コメントを拾ってみた

 ◯ 48作が終わてまた車寅次郎は旅に出て、渥美清という役者はいなくなり、そして人間田所康雄として人生を全うしたのだと思います。16年という月日が経つウチ、日本人は日本をすっかり忘れてしまいました。だから何時も日本を思い出すために男はつらいよを見ています。

 ◯ 渥美さんは、自分のおやじのようで、見てるだけで胸が一杯です。

 ◯ 寅さんみたいな人は、死んだらきっと、お地蔵さんになるんだろうな~
    道端で、そと微笑んで、行き交う人々を見守っていて、くれそうな気がする。

 ◯ DVDのなかでしか寅さんに会えないのがとても残念です。まだ10代の若造の私の心にも笑いと涙と   感動を伝えてくれる寅さんと、男はつらいよシリーズは世代を超えた何よりも素晴らしい名作映画だと思いました。