50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

皆川4位!!

2006-02-26 09:48:52 | 時事ネタ
日本人がこんなにメダルに肉薄したアルペンの試合ははじめて見ました。

1本目は転倒者が続出したように気温がやや高いせいか表面がひっかる雪質
だったように思います。
皆川も湯浅も途中のミスで「あわや!!」という部分をよく持ちこたえたと
思います。佐々木は序盤~中盤の得意とする急斜面があまりスピードに乗り切れなかった
ような印象です。曇り空、ひっかかるやわらかい雪質ということで佐々木にとっては
あまり分の良い状況でなかったようです。一方皆川は中盤~後半の中緩斜面の処理が
絶妙でした。

2本目のコースは雪質的にはややしまって1本目よりは滑りやすいのですが旗門構成が
やや特殊な設定で難易度が高かったようです。しかし湯浅のすべりは圧巻!!今後WCに
おいても第2シードあたりまで上がってくれば充分上位に通用するレベルにきている
ことを感じさせる内容でした。
佐々木はあっという間に片ハンになってしまいましたがやや集中力に欠けているような
印象でした。技術的には一流なのですが精神的なむらがあることがここ一番で
安定的な成績をあげる上での課題なのではないでしょうか?「苦手!」と自分で
思っている状況で結果を出すための工夫をすることで勝ちパターンの引き出しを
ふやすことが今後の課題だと思います(自分が苦手だと思う部分は他の選手も苦手だと
思っていることが多いので実は相対的には不利にならないことが多い)。
さて皆川の2本目のすべりですが序盤~中盤の急斜面でのすべりが固く、内スキーで
落下をとめてしまっているところがありました。後半巻き返したものの前半のロスが
響いたようです。
試合後のインタビューで「自分は勝ったことがないので戦略が立てられなかった」ような
発言をしていましたが、レース直後にこれほど客観的に分析できるというのは皆川なら
では強みだと思います。
これで天才型の佐々木と論理的な皆川のダブルエース体制が確立したといえますので
これからの日本チームは今後に大きな期待が持てる(おそらく史上最強のチームにな
った)でしょう。
3月の志賀高原WCで是非結果を出して欲しいと思います。

いやーしかし本当に惜しかった!!

荒川金!!

2006-02-25 21:19:08 | 時事ネタ
いやー感動しました!!

今回のほかの種目の惨敗振りと比べると
「メダルが欲しい!!」と「自分の力を出し切ろう!!」の
モチベーションの持ってゆき方の違いかな?と思います。
「メダルがほしい」は結果のみに目が行ってしまい最後は力みあせりで自滅・・
「自分の力を出し切ろう!!」はそのために何をすればよいかに目が行くので
プロセス面をきちんと押さえる事になるので精神的なプレッシャーが軽減されるのでは
ないのでしょうか?・・
SPとフリーの間も普通の生活(街に出て買い物までしていたらしい・・)を
していたというのであるからいかに精神的にリラックスできていたかが伺えます。

大舞台に弱いのは日本人の特性のようなものですが
今回の荒川の金メダルの要因分析になにかそのあたりを変える鍵がひそんでいるのでは
ないでしょうか?

そういえば野球のWBCも始まりますがまたしてもメンタル面からの自滅が心配・・

北海道基礎スキー事情

2006-02-19 19:50:08 | スキー
今週は北海道朝里川温泉スキー場で大会2連戦でした。
土曜日はサロモンカップ(年齢フリー)で惨敗、
日曜日はデサントカップ35-44歳の部で4位、

土曜日はマイナス8度、日曜日は0度前後と気候がめまぐるしく変化した2日でした。
両日とも北海道の全日本出場組がトレーニングしているのを見ることができ
大変勉強になりました。
大回り、小回りともにベンディングで滑っています。
大回りは内足軸で体をかなり倒します。また骨盤もかなり動かしますので
ほとんどハンドスライドに近いくらい体を倒しています。
小回りは大きなターン弧でしっかり深回りしています。
やはり内足軸で体を大きく内側に倒します。
全日本組が10名程度、次から次とすべるので大変よいイメージトレーニングに
なりました。

さて2日間大会に出場しての感想ですが
「北海道は基礎スキーが熱い!!」でした。
土曜日の大会は半分以上が大学の基礎スキー部です。
さらに中高生の部というのがあったのですがこれがまたうまい!!
本州ですと学生時代は競技をやっていて途中で基礎スキーに転向する人が
多いのですが、北海道は純粋培養の基礎スキーヤーがうまいです。
若い社会人の人も大学時代に基礎スキー部ではまった方が多いようです。

おじさんスキーヤーもがんばっています。
スキーグラフィックの昨年の5月号(だったかな?)の
クラウンへの道に出ていたおじさんスキーヤー(失礼!)の方と
仲良しになりました。
やはり道内の草大会出まくっているそうで、今日の出場選手も顔見知りの
方が多いようでした。

雪質が良いせいもありますが、ゲレンデ滑っている方もかなりの腕前の方が
多いようです。
日曜日の年齢別大会でも平気で急斜面使ってます。(関東では怪我人がでる
でしょう)

すこしマンネリモードに入っていたので大変良い刺激になりました。



女子モーグル

2006-02-12 10:17:37 | 時事ネタ
女子モーグルが終わしました・・・

期待の上村愛子は5位。残念でした。・・
エアーは素人的には大きなミスがなかったように見えたのですが
エアーを決めてもおそらく優勝争いには絡めなくて
ビックパフォーマンスが決まって初めてメダル争いに届くだろうと
思っていたのでまあ個人的には予想していた結果なのですが・・
エアーが決まればメダルが取れると騒いでいた日本のマスコミは
何を根拠にそんなに騒いでいるのか今になって考えるとなんか変な気がします・・

眠い目をこすって決勝をライブで見ていたのですが
メダリストたちはターンの質が高かったように思います。
具体的にはコブの中でもしっかりトップを下におとし、雪面に板を張り付かせて
カービングできていました。上村のすべりは若干テールスライドが入って
おりその分スビードと積極性に欠けていたように思います。

こぶの中でカービングするには切り替えでスキーのトップ部分にウェートをかけねば
ならず、つまりはすばやく積極的に体を落下させてゆかねばならないのですが
上村愛子はほんのわずかですがこの切り替えのタイミングが遅かったように
思います。

今回のモーグル会場は人口雪で加えてナイターだったので雪が相当固かったために
ターンの技術が問われる傾向(しっかりターンしながらハイスピードで滑りおりる)
があったようです。ジャッジスポーツなので絶対的な基準で順位が決まるないのですが
この点も彼女には運がなかったといえるでしょう。(たとえば雪がやわらかいバーンだと
ターンのレベル差がつきにくく、そうなるとエアーの完成度で勝負がきまる)

厳しい見方をすると日本のコーチ陣が今回のコースでの勝負のあやを何処まで正確に
読んでいたかに疑問が残ります。
予選が終わった段階でジャッジの評価傾向が見えていたはずなので
本気でメダルをとりに行くなら決勝はいちがばちかの大勝負をかけるべきあったとか
おそらくW-CUPでも同様のジャッジの傾向の試合はあったはずなので
こういう試合でどう対応するかのオプションをいくつか用意しておくとかの
事前対策をしておくとか・・

まあ蛇足ですが、例によって日本人にメダルをとらせないために微妙なルール改正を
仕掛けてきている気もするのですが・・


ウェア新着!!

2006-02-05 18:50:51 | スキー
21日の大会の商品のスキーウェアが届いたので土曜日に早速着てみました。
デサントのゴールデンステージアというモデルです。
軽くて動きやすいのにびっくり。
また3日のアサマはマイナス19Cというとんでもない寒さでしたが
体幹部は寒さを感じることなく過ごすことができました。
(足先は2時間くらいで感覚がなくなりましたが・・)
したにアンダー、フリース、ベストという薄着でも全然へっちゃらでした。
この場をお借りしてデサント様にお礼をもうしあげさせていただきます。
結構なおしなを頂戴し本当にありがとうございました。・・
ウェアを変えると気がでかくなって、ミドルレイヤーを買いにカンダハーに
いったのにエランの165CM板を衝動買いしてしましました。・・・