今月の折形は『匂い袋包み』


『みずいろ』について、こんな話を聞いた。 👂
本当は水に色はありません、
水面に空を写した時、あの色になります。
かつて「みずいろ」と命名した方の住んでいた場所は、
空が広くてきれいな所だったに違いありません。
だから、バケツの水にも、川の水にも、
薄青い空の色が宿ったのでしょう。
折形の “使い道” は、
今の時代にはなかなかあるものではない。 

今月習った『匂い袋包み』も、
匂い袋を忍ばせた時代のものだろう。
先生は、
「香水を送る時などにも使えますよ。」 👩🏫
って言ったけど、これも、ね〜。 

ただ、
紙を折り、きれいな折方を作りあげるのは、楽しい。 

先生が話してくれる、
二十四節気・七十二候のような、
季節の歳時記、昔のしきたりを聞くのも、楽しい。 

どちらも “実用的” ではないようだが、
『知らなかった世界』を覗かせてくれ、楽しい。

初級クラスでは、
最高齢者の部類に入る。

もう少し若い時に出会っていたら・・・
とも思うが、
“隠居生活” だから、ゆったりと習い事ができるのだと思う。 

何とか脱落せずについていきたいものだ。




