ようやく、金曜日が来ましたね。皆様、お疲れさまでした。
もう少しです。
私は、どうですかね。明日、休めますかね? 仕事が入れば出勤。
昨日は群馬県の富岡まで行ってきました。天気が良かったもんでね、まあまあ遠いんですが、
まあ、気持ちいいドライブでしたよ。
現場の近くには川が流れてて、サラサラと、忘れていたいい音が聞こえたんです。
菜の花が揺れててね……、遠くからカッコウの鳴く声が聞こえてきたんです。
川風が、寒くもなく、暑くもなく、 いい季節ですよ、今、本当はね。
そこに市役所からの一斉放送が聞こえてきて、あの、妙に間を開ける、妙な節回しの。
『市内の、コロナ、ウィルス、感染者の、数が、ふえて、おります』。
こんなに気持ちがいいのに、ここ富岡でもコロナの感染者が増えているのか、
すぐ近くには世界遺産、『富岡製紙工場』があります。
『嗚呼、野麦峠』のお峰も確か、伝染病で死にましたっけね。
大昔の映画なんですが、確か小学生の頃、学校で見ました。
そして現場には張り紙が。
『入庫の際、必ずマスクの着用をお願いいたします』
そうなんですね。もう、マスクだけが頼みの綱。お守りですよ。我々はただ、恐々として過ごすばかり。
隠ぺい体質の日本政府。
杉並区長は怒ってましたよ。
小池都知事の発表内容には嘘がある、ってさ。
まあ気づいてましたけど、やっぱりね……。
収容しきれない、自宅待機の感染者の数が入ってないそうですよ。あの毎日公表される数字には。
じゃあそういう人が出したゴミは? 回収員には感染リスクはないの? じゃあ回収員に防護服は支給しないの?
二重にすれば大丈夫、と、都は言っているそうです。カラスが突っついて破れているゴミ、よく見かけますよね。
うん、見かける。カラスも必死だ。むしろ人間より必死だ。というか、いつも通りだ。
現状に対応できない政府。現状を敢えて見落として、政策の正当性だけを主張する政府。
緊急事態宣言したんだから、緊急事態なんだから、お金を支給する、調査と手続きに時間がかかる、なんてのは通常業務の時に言う言葉。
緊張感、ないね。 お金儲けとか、言ってる場合じゃないね。 本当は私も自主自宅待機した方がいいのかな。
それで息子と日がな一日、オリンピックゲームして過ごすのが一番正しいのかもしれない。
十万円くれるそうですが、それならマスク要らなかったんじゃない? 配布するのに400億かかるって、本当?
どうにも後手後手感が否めない。 どこに向かっているのか、わが愛する日本。
お金儲けサイトですが、やっぱりタグが認識されません。あぁ……、無情。
無情がだんだん無常になってきます……。
川は流れて菜の花揺れて、カッコウが鳴いて、風はさわやかに襟元をくすぐる。
思い切り吸い込んださ、その中に、コロナがいても……。
それでいいじゃないか……。
誰も助けてはくれないよ……。
だからカラスのように、いつも通りでいいじゃないか……。
その代わり、カラスのように、その都度必死で考えて、一人一人、誰のいう事も聞かずに、自分自身と自分の家族を守る努力をすれば、
それでいいじゃないか……。
この期に及んでまだ杓子定規でしか物事を進められない、責任の大きさに対する日ごろの認識がまるでなく、完全にアンコントローラブルの状態に陥っているのに、想定が甘かった事を棚に上げて、オロオロと情けない表情でお願いばかりしてくる。
そんな親の言う事なんか聞かずにさ。
我々は我々で、子供達だけでなんとかやろうよ。
親に隠れて基地作ろうぜ!
そこにお菓子やアイディア持ち寄ってさ、いっぱい約束事考えてさ、合言葉考えてさ。
助け合おうよ。
妻が手作りのマスクをくれました。息子の古着を利用したという逸品。
これはマスクとしての性能云々ではない。
お守りだ。私の心を守る、お守りだ。
じゃあそろそろ、出勤します。
皆さんも、どうか御安全に!!
結び目がキュート!!