先週の水曜日夜、報道ステーションが終わったのでTBSに回したら守銭奴=竹中教授がゲストに呼ばれて言いたい放題を言っていた。いつぞやは飯島も呼ばれていたし、かつての小泉ポチの周辺を呼ぶことが久米っち他番組スタッフの嗜好なのだろうか。ポチと麻生の違いは、ポチは報道をまんまと取り込むことに成功して、退陣したいまなおメディアにはポチのエピゴーネンたちが性懲りも無くうろうろしているが、麻生はともすれば報道全体をテキに回してしまったかのように我々の眼には映ずるということである。ころころ気安く前言を翻すわ、漢字は読めないわで、メディアボケした連中が知識をひけらかして溜飲を下げるのには格好の標的ということだろうが、「これと引き換えに」(!?)というつもりかどうか、何かと言えば小泉ポチを持ち上げようとする傾向が見られるのはマスコミの退嬰そのものであると言える。四年前の愚挙をもう一度繰返すつもりなのだろうか。「改革改革」と二言目には「改革」を売り物にするポチであり竹中であり、或いは彼らの「金魚の糞」どもであるが、ポチらがしたことは極く一部の大企業や資産家へ国民の財産を丸ごと売り渡したこと以外ではない。奴らがしでかしたことの、どこのなにが「改革」だったか、言えるものなら言ってみろ!ばかやろう!結果この国は総体として疲弊し尽くしてしまった。私が先日行った京都の錦市場までもがここかしこ歯が抜けたように処々シャッターが降りてしまっていたぞ。麻生のボケは予算委員会で「自分は責任者ではなかった。元々郵政民営化には反対だった」などと抜け抜けと言い放って(←それも嘲笑いつつだ!)「郵政票」を取り込もうと目論んでいたが、我が国民は幾ら馬鹿だと言ってもそこまで愚かではないだろう。あの谷とかいう人事院総裁は本人自身が「渡りのスペシャリスト」=「渡りの総合商社」みたいなとんでもない輩で、生涯給料が8億円にも及ぼうという金喰い虫で、テレビでは「ミスター渡り」と呼んでいたが、よりによってあんな者を人事院総裁に据えるのだから自公政権も腐り切っているというしかない。かかる政財官の腐敗を浄化するには「とりあえず」(!)政権交代しかないだろう。いいも悪いもないのである。 . . . 本文を読む