八王子で大昔、「紅茶専門店」をやっていたマスターブログ

元がじゅマスターが頑張ってブログを書いてます。

天国から地獄

2010-09-19 18:43:00 | 北海道自転車ツーリング
夜中から降り出した雨は朝になっても止まず気力がなえます。での同じキャンプ所に居た他の二人は出かけて行く準備をしていました。私は、雨が小止みになるのを待って居たのでですが止みません。仕方なく8時過ぎ雨の中をスタートします。浜小清水の街道の回りはジャガイモ畑です。「ジャガイモ街道」と書いてありました。


走り出してすぐジャガイモ料理の店を見つけて「雨宿り」気力のない事おびただしい。そこで食べたのがジャガイモのHOTスープとジャガイモチーズパン(カッコ良い名前が付いていたのですが失念)体が温まります。
雨も少しは小降りになってきたかも・・?

牧草地帯を走りぬけなんか都会に突入。ソコが斜里の町でホームセンター発見。早速入り980円のシチズンの時計を購入。私が中学生の頃はシチズンの時計は憧れの的でした。セイコーとかリコーとか有ったのですが名前がおしゃれで欲しかったものです。今は日本製ではない安いもの(タイで買った電卓やこの時計など)のイメージが強くなってきました。
ショボ降る雨の中やっと知床街道へ入りました。アップダウンが段々激しくなって山に入って行く感じがします。知床街道へは、斜里の町を過ぎて二股になっている所を左へ入るのですが、宗谷岬で会った外人さん(ジョンさん)が間違って知床街道側に曲がらず、標津に向ってしまった話を知床峠で聞きました。
そんなことは知らず知床街道のアップダウンに苦しんで左に海が見えてきてやっとオシンコシンの滝に到着。

ココまで来るとウトロはもうすぐ。本日はウトロ泊まりを決定。

ココから先はリアルタイムのブログに書いてあります。そちらをどうぞ。
http://sun.ap.teacup.com/gajumaro/121.html#readmore


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天国の一日

2010-09-10 10:02:00 | 北海道自転車ツーリング
キムアネップでサロマ湖の朝日が見えるかと思って早く起きましたが、昨夜からの霧雨は続いていました。テントの外へ出るとやはり蚊の襲撃が始まりました。それでも食べずに出かけることは出来ずインスタントラーメンを作り食べて出発します。



深い霧の中をオホーツク自転車道を探して走ります。

畑の真ん中の道を一時間走りま下が景色は変わりません。ひょっと何の畑か気になって畑へ下りてみると大根のようです。本州の青首大根とは違う葉っぱで種類が異なるようです。しかし見渡す限りの大根畑は壮観でした。

常呂へ着くと段々霧が晴れて明るくなってきました。でもまだ早くホタテ料理を食べさせるお店は開店前でした。セイコーマートで食料調達して本日のメイン!!オホーツク自転車道へ向います。ココから能取湖の周りを通り網走湖を通り網走までの自転車専用道路を走るのが楽しみです。早速スタート地点を発見。

30キロの自転車道路を楽しみました。その間すれ違ったのは3人の自転車乗りさん。みんな地元の人らしく軽い装備でご機嫌です。「良いな~こんなところを毎日走れるなんて。」と思ったのですが冬はダメなんでしょうね。

麦畑、能取湖、網走湖と景色抜群、よう気も最高サイクリング日和。




陽気に走って、居ると時間が進みません。未だに朝の9時半・・・?時計が壊れて時間が進んでいないのを発見。昨日までの雨で生活防水の時計がダメになったようです。(かおるチャン、ついに非常ベル付きの時計がダメになったよ!!)到着した網走駅周辺でコンビニを2軒当ってみたがさすが、腕時計は売っていなかった。ホームセンターに有った覚えがあって駅でこの辺のホームセンターを聞くが「この辺には無い」と返事が来る。斜里の方に有るとの情報を聞くが、車と違い往復50キロは辛いので却下。

網走の町は流氷が売りで今の時期はさびしい。でも久しぶりの太陽を浴びて本日のキャンプ地、浜小清水へ向う。オホーツク海がとても綺麗で写真を取っている人と話そうとしたら中国語が返ってきた。ビックリ。

釧網本線沿いを走る。左側にオホーツク海右には濤沸湖があり行き先には知床半島が見える。

原生花園駅から奥へ入るとお花畑。


ソコへ又霧が発生。暖かかった空気が急に冷えるのが判る。冷蔵庫の扉を開けて冷気が顔に当る感じ。デカイ冷蔵庫が知床にあるのだろう。

浜小清水キャンプ場到着後は晴れて洗濯日和。夕陽も綺麗で明日行く知床の山々が綺麗に見えている。


夕陽も綺麗に見えていたのに夜中から又雨が降り出した。
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回復へ

2010-09-07 09:55:00 | 北海道自転車ツーリング
興部の無料列車ハウスの中はライダーさんたちが夕方になってもドンドン集まってきてほぼ満員状態でした。ライダーさんは自転車と違い30キロ50キロはアッと言うまに移動できますから集まりだすと早いです。ですからその周辺の情報量は一気に集まります。私が明日行く予定のサロマ湖情報、道の駅情報、私には関係有りませんがスピード違反取り締まり情報などが交換されていました。その中で私的にはサロマ湖を上から見る事の出来る所と牡蠣とタコのフライ山盛り500円情報でした。

翌朝、オコッペの列車ハウスからうす曇の空の下サロマ湖を目指して出発しました。オホーツク海を眺めながら紋別へ。

先行きは明るい・・?気分で走りました。雨が降ってないだけで気分は明るくスイスイ。
道路のお天気情報も「紋別地方は雲り」と出ていてチョッと安心。238号オホーツク国道は時々石材を積んだトラックとホタテの貝がらを積んだトラックが沢山通ります。貝がらは何に使うのかと考えながら走っていましたが途中「貝がら再生工場」などがあり砕いているのは見ましたがやはり何に使うのかは良く判りませんでした。
コムケ湖を過ぎたあたりで昨日分かれた自転車旅行者さんに追いつかれ声をかけられました。「昨日何処へ泊まったの?」私、「オコッペの列車ハウス」彼らはやはり日の出岬のライダーハウスに泊まっていたらしい。私だけが先行していたようだ。今日も目的地は同じなので一緒に途中まで走る。湧別の道の駅「愛ランド湧別」遊園地みたいな道の駅で別れ、私は先の道の駅サロマ湖へ向う。ソコには昨日ライダーさんから聞いたタコと牡蠣のフライ500円が待っているはず。そしてその道の駅から徒歩30分でサロマ湖全体が見渡せる展望台があるはず。12時台には到着してお昼にしました。フライは牡蠣500円タコ500円と別々の値段で二つ頼むと1000円。話が違う。「昨日、ライダーさんに聞いたのだが500円と言うのは無いの?」と聞くと特別注文で作ってくれると言う。うれしい。食べていると急に空が曇り土砂降りが始まる。食べたら歩いて展望台へ行こうと思っていたのがダメになった。雨宿り1時間。今日の泊まりは後30分走れば着く「キムアネップ岬のキャンプ場」出来るだけ展望台へ行きたかったのでお天気の回復を待つが雨が止んでも雲が低くたなびき展望は望めそうも無い。あきらめてキムアネップ岬へ向うと晴れてくる。戻るのもシャクなのでキャンプ場へ。3時半誰もいないキャンプ場へ到着。洗濯をして干す。シャワーを浴びてのんびり。5時過ぎには稚内で会った自転車旅行者が到着。やはり途中で雨宿りをしていたらしい。到着と同時に雨が降り出し雨を連れて来たと文句を言っておく。その後「しずまる」さんも到着。久しぶりの再会。雨は止んだが蚊が多いキャンプ場だった。
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悲惨な思い出Ⅲ

2010-08-31 08:41:00 | 北海道自転車ツーリング
3日連続の雨中走行の後、ジンギスカンで元気を取り戻した翌日は朝から大雨の中一日中の雨中走行でした。これが一番辛かった。

朝食後、元気に出発の図。
この時も連泊してこの雨を避けたい気持ちがあったのですが、予定の予備日をすでに使っていたので強行出発。国道238号をクッチャロ湖からオホーツクの海岸線に出ると、風が逆風向かい風。風力発電風車がみんな向こうを向いてグルグル。私も風に押されてフラフラ。海岸線の道は風を避ける物は全く無くコイでもコイでも進みません。坂道も多く上り坂は上からアスファルト道路に降った雨水が路側帯の排水溝へ流れ込む為の河となって流れてきます。それに逆らい登り、下り坂はその水の流れで滑りそうな歩道も無い道を何キロも走りました。そんな道でも石を積んだダンプカーが何台も追越して行き水跳ねは容赦なく身体に当たります。40キロ進んで一息。運動量が多く体が熱いのでソフトクリームはアチコチで食べましたがこの時の味が最高でした。

その時話したバイクの旅人は「寒くてしょうがないのでもう一枚出して着たのですがまだ寒い」と言っていました。こちらは熱くて汗ボタボタです。
そこでの休憩中に又仲間を発見。稚内ドームでテントを張っていた栃木の人でした。「道の駅 岡島」から一緒に走り始めたのですが若い人は早いです。とてもペースについていけず自己ペースで残りを走ります。20キロ走っては一休み。休む所は国道沿いのバス停。北海道のバス停は建物になっていて中にベンチがあり雨雪に濡れないようになっていて休憩にはもってこいです。そこで非常食のパンを食べ雨が止む事を祈り(結局応えられなかった)そして又雨の中へ走り出す事をしました。途中の道路情報掲示板には行く先の「雄武、紋別地方大雨雷注意報」が出たきりでした。そこへ向って走るのは危険を感じながら廻りにはバス停しかなく人の住んでいる所へ早く行きたいと一生懸命走りました。
後で考えたのですが、朝夕2本でも、バス停があるという事は利用する人が居ると言う事で回りに人家があるという事だと思いましたが思い出してもあまり人家は見えませんでした。一日中雨の中を走り、先行している自転車旅行者が宿泊予定地としていた「日の出岬」に到着。しかしライダーハウスの前に自転車も無く、人の居る様子も無かったのでもっと先に行ったのだろうと興部まで走りました。興部の道の駅には電車の車両を利用した無料のライダーハウスがあり先着順で泊まれるとの情報を頼りに頑張りました。そして到着。先行しているはずの自転車旅行者は居ませんでした。「何処へ行ったのだろう?」雨の中チェックイン。先客4人はみんなバイク旅行者でした。

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悲惨な思い出Ⅱ

2010-08-29 09:01:00 | 北海道自転車ツーリング
稚内のモシリバYHに泊まった翌朝は今にも振り出しそうな、ハッキリとしないお天気だった。お約束の写真を撮り出発。

だが風は追い風これを味方に日本最北端、宗谷岬へ。30キロをアベレージ26キロで激走。8時半には到着する。ソコには自転車旅行者(チャリダーと言うらしいが私はあまり好きな言葉ではないので使わない)が何人も到着していて写真の撮りあいや情報交換をしている。


私も混じってこれから行きたい「北オホーツクサイクリングロード」の情報を聞くが皆さん知らないと言う。私のネットによる情報では宗谷国道を南下して「道の駅さるふつ」手前を右折道道1089号を進む。だけでしたので誰か知らないかと思ったのですが残念。

そのまま宗谷国道(238号線)を日本最北端から南下。国道沿いの郵便局のATMで生活資金を下ろす。その間何人かの自転車旅行者が先行して行く。見えなくてもこの道には何人もの人が自転車で走っている事を実感する。でも皆が知らないサイクリングロードを探して浜鬼志別で右折してみる私。綺麗な道が(農道だろう)何処までも続き左右に時折牧場名が表示されるが道路番号は表示が無い。人がいないから聞けずとても不安。間違えて戻る距離が半端でないから間違えたくないのだ。

ここに到着した時はホッとしてお腹が空いたのだが元天北線猿払駅前なのに何も無い。こんな時の為の非常食(セイコーマートで買ったアンパンが役に立つ)。周りを見ながら食べたのだが「ヒグマが出ました」が落ち着いて食べる気をなくさせる。昔、店で使っていたドアベルを持ち出し自転車に付ける。走りながら鳴るようにして出発。ここは天北線の廃線後線路を取り外しアスファルトを敷いてサイクリングロードとして在る。

私の撮った動画ではないのですが状況が良く判るので貼り付けておきます。感謝!
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いかにも何か出そうでした。出ました。鹿が!。

鹿の白い三角のお尻がピョンピョン跳ねて逃げて行くのですが左右とも崖や藪が続き逃げ込めなくてサイクリングロードを一緒に走りました。

廃線跡だとわかるホームの跡。休憩所が壊れかかって哀れ。その後の天気の急変で私が哀れに変身。空が急に真っ黒になって大きな雨粒が降り出したのです。これで三日連続の雨中走行。一本道とは言え誰にも会わない道で、早くそこから抜け出したいのに浜頓別までは距離が結構有って生きた心地がしませんでした。雨は強くなる一方で本日の走行はココまでと決め宿泊場所を探しましたが浜頓別YHはだいぶ前に閉館とか、サイクルセンターはウイングと名前を変えて高級温泉ホテルになっていて除外。そのそばのキャンプ場は綺麗な芝生に水が浮かんでいて除外。とほ宿「トシカの宿」にやっと空いたベッドを確保。ホッとするがビショ濡れで自転車を降りて荷物を乾いた所へ持ち込むまでの処理に時間がかかる。でも乾いた寝床と屋根の有る所で食事の心配も無く過ごせるのは天国です。後からやはり自転車旅の人が到着。聞くと、昨日の夜稚内のドームでテントを張っていた一人の方だった。明日から同じ方向へ走る話をしながら、夕食はジンギスカンと毛がに。ご馳走様でした。

チットも悲惨そうに見えないと言う声が聞こえそうですが、雨に降られ誰もいない道を一人宿を求めて携帯電話圏外を走るのは結構辛い体験でした。
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