仕事をやめて引退した後自転車にはまり、東海道を走り、四国お遍路を回り、北海道を一周したところで体力が落ち始め自転車を卒業。その後は気に入った北海道を車で旅をつづけました。
特に気に入ったのは浦河の町の牧場風景、カムイミンタラの大雪山系でした。その所為かほとんど毎年浦河町に夏2か月ほど滞在しベースキャンプとしてあちこち出かけるのが常でした。旭岳にケーブルで途中まで登り「姿見の池」に感激し翌年は残雪のある中登頂できたのは感激でした。翌年は反対側の黒岳に登り初雪と紅葉を楽しみ旭岳方面の景色に「カムイミンタラ」(神々が遊ぶ庭)を見れたのはとても嬉しかったのを覚えております。次は「トムラウシ山」かと思ったところ遭難事故が起き自分の足では無理だろうとの判断が思い出されます。
それから数年、トムラウシ山は憧れではあるモノの触れてはいけないものと頭の中にインプットされていました。このところ頓に体力が落ちながらも頭の中にあり、今回の北海道旅行では行って見たいと思っていました。
トムラウシとカタカナ名前で覚えていたものの近くまでドライブして休憩したところが「富村牛村郵便局」でハタと気がつきました。「トムラウシは富村牛」だと。新鮮な感覚でした。
その先の国民宿舎に泊まって「トムラウシ山登山口」までは行ってこれました。国民宿舎の温泉に浸かりこれまでの北海道旅行のことを考え、良い思い出ができたと思いました。