八王子で大昔、「紅茶専門店」をやっていたマスターブログ

元がじゅマスターが頑張ってブログを書いてます。

ペドロウソでケイマダ

2010-07-07 10:46:00 | スペイン巡礼
今朝は雨は上がったのですが霧が出てチョット怪しい御天気。
スペイン風軽めの朝食と果物を摂り早めに出発。本日は約20キロ歩く予定。
その先で待っていたのは「ケイマダ」・・・(?)



出発してすぐにユーカリの林を進む。ガリシアへ入ってすぐは樫の木(オーク)林が多かったのだが急にユウカリが増えてきた。ユーカリは成長が早く製材すると白木で家具の材料として売れるのだとか。買うのは「IKEA」。それを買うのは日本人。

村と村の間はやはり古くからのオークの森が残っている。村の近くはユーカリを植林しているようだ。ケルトの時代から続くオークの森にはイロイロな生物が住み神秘的な雰囲気がまだ残っている。

残り33キロのモホン

自転車なら軽く本日中にサンチャゴ・デ・コンャXテラに到着するでしょう。何台もの自転車が追い抜いて行く。

馬の巡礼者も追越して行く。

ヒツジも追越して行く。

森が切れるとのどかな風景。

ソコを又自転車巡礼者が追越して行く。「ブエン・カミーノ」御互いに声を鰍ッ合う。今回の巡礼で一番楽しかったコースです。

サァ~いつものようにBarで一休み。

先にいった自転車もBarでお休み中でした。

早めに出た為かスペイン時間のお昼(14時頃)にはオ・ピノのアルベルゲに到着。スタンプをもらい写真を撮られて外へ出ると宿泊希望者の列が出来ていた。

少しはなれた街中のレストランへ行くと、通りに面した方がバールで地元の人たちがタバコの煙の中騒いでいる。ソコからドア一枚で白いテーブルクロス(紙製)がかかったテーブルが並ぶレストランエリアとなります。その中間にバールとレストランの共用のトイレが有りヨーロッパで有名な雉撃ちトイレに遭遇しました。西洋では便座に座っているのが当たり前だったわけではなく日本式のトイレも有った事はご存じない方も居るでしょうが有ったのです。その証拠写真です。水洗になっていますがドアに向ってしゃがみ利用するようです。因みにここは個室が三つ有り一つだけ便座無しでした。そしてそのトイレは男女兼用でした。

レストランエリアでは各国の巡礼者グループが分かれて食事をしていたのですが御隣のスペイン人グループからアグアルディエンテ・オルホという炎のお酒をご馳走になりました。白ワインを蒸留した強いお酒をグラスに注いでみんなで「アリバ・アバホ・セントロ・ア デントロ」つまり「上へ・下へ・中心へ・中へ」という鰍ッ声で一気に飲むという居酒屋の一気飲みスペイン版でした。

こちらはデザートまで行っていたのに追加のお酒でした。(その前にワインをたらふく飲んでいた)
そのまま、フラフラとホテルへチェックインいつものシェスタに入りました。でも時間が来ると晩御飯が食べれます。8時過ぎ食堂へ行くと豪華な食事が待っていました。ホワイトアスパラのサラダ。

サーモングリル

フルーツカクテルのデザートに本日お誕生日の人のケーキが付いて大サービス。

本日のメインイベント「ケイマダ」の開始です。

この旅行中アチコチの御土産屋さんにあった陶器製の不思議なセットが登場。これは「ケイマダ」に使うものだったのをやっと理解。でどうするのかと思っていると、鉢の方にお昼に飲んだ強いアグアルディエンテ・オルホが並々と入りソコへレモンの皮、リンゴ、コーヒー豆後わからないものを入レて、ソコへお砂糖を丸々1キロ投入。お酒に火をつけます。お酒はボウボウと燃え上がり青い炎を上げます。初めは透明のお酒が、砂糖がカラメル化して濃い茶色なって果物の香とコーヒー豆の匂いが部屋中に薫ります。


約10分間かき回してアルコールを飛ばし小さな陶器のトッテ付きぐい飲み熱いままで頂きました。コーヒーの匂いと果物の香。少し苦いお酒の風味。強烈だったのはメチャクチャな甘さでした。唇に付着してすぐにベタベタと感じるほどでした。

チーズケーキが甘く無く感じるほどでした。

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