心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

つながり

2009-04-07 | 思い
久しぶりに昔の夢を見た


「ごめんな。」
この一言だけで
悲しそうに俯き加減で
それでも少し笑みを浮かべて


私に背を向けて振り返りもせず
右手だけを挙げながら歩き去って行く


待っててくれるって言ってくれたなら
私は何年でも待つ自信があるのに
待ってていいって言ったなら
あなたはどう思う


声を出したい心の葛藤を繰り返しながら
あなたの背中を見つめてる


泣いているのに気が付いて
目を覚ましていた


夢で涙を流したら
現実でも頬が濡れることがあるって初めて知った
毎日同じ夢を見ることもあるなんてことが
作り話でないことを知った


あれから何年の月日が経ったのだろう
そう
泣きながら目を覚ましているところまでの夢を見た


今、私の胸はあの頃のように痛んだりしない
それどころかあの想い出を微笑ましくさえ感じてしまう


それは
あんなにも悲しかったはずの別れが
今の幸せにつながっていることを
知っているから