突然、女の子が激痛に耐えるように苦しみだした
ここは建物の三階で医務室は一階
周りにはこどもしかいなくて
助けられそうな大人は私だけ
少し腰に不安を覚えたがそんなこと言ってる場合ではない
かっこよく颯爽としゃがみこんでみた
「おんぶするから、私に乗って」
腰に40キロほどの重みが突き刺ささる
立てない
周りのこどもたちが心配そうに不思議そうに私を見つめる
「ひょっとして、歳なの?」
若作りがばれたとバツの悪い思いで真っ赤になる
体制を立て直し、今度は中腰でトライ
何とか成功
三階から一階まで階段しかない
全身から聞こえるギシギシの悲鳴
よろよろ頼りない私の体と女の子に
「大丈夫だから」
何回も唱え続け
やっとたどり着いた医務室では
どちらが病人だかわからない状態だった
あれから三日も経つというのに
全身筋肉痛が治まらない
思い出すたび情けなさと恥ずかしさに
赤くなったり青くなったり
体を鍛えようと決心した
ここは建物の三階で医務室は一階
周りにはこどもしかいなくて
助けられそうな大人は私だけ
少し腰に不安を覚えたがそんなこと言ってる場合ではない
かっこよく颯爽としゃがみこんでみた
「おんぶするから、私に乗って」
腰に40キロほどの重みが突き刺ささる
立てない
周りのこどもたちが心配そうに不思議そうに私を見つめる
「ひょっとして、歳なの?」
若作りがばれたとバツの悪い思いで真っ赤になる
体制を立て直し、今度は中腰でトライ
何とか成功
三階から一階まで階段しかない
全身から聞こえるギシギシの悲鳴
よろよろ頼りない私の体と女の子に
「大丈夫だから」
何回も唱え続け
やっとたどり着いた医務室では
どちらが病人だかわからない状態だった
あれから三日も経つというのに
全身筋肉痛が治まらない
思い出すたび情けなさと恥ずかしさに
赤くなったり青くなったり
体を鍛えようと決心した