なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

陛下「皆さんとご一緒に」…敬語で呼びかけ

2019年06月03日 09時40分31秒 | 皇室ニュース

陛下「皆さんとご一緒に」…敬語で呼びかけ

 

全国植樹祭の式典で、お言葉を述べられる天皇陛下(2日午前11時17分、愛知県尾張旭市で)=代表撮影 © 読売新聞 全国植樹祭の式典で、お言葉を述べられる天皇陛下(2日午前11時17分、愛知県尾張旭市で)=代表撮影

 天皇、皇后両陛下をお迎えし、2日に愛知県尾張旭市で開かれた全国植樹祭。即位後初の地方行事で、天皇陛下は国民に丁寧な敬語表現を使い、一緒に緑化活動を推進するよう呼びかけるなど国民目線のお言葉を述べられた。

 お言葉の冒頭、陛下は「皆さんとご一緒に植樹を行うことを喜ばしく思います」とあいさつされた。

 世界的な環境問題に関心を寄せる陛下は、健全な森林が地球温暖化防止などの役割を果たしていることに触れ、「私たちに様々な恩恵をもたらしてくれる国民共通の財産」と強調。植樹などを通して森林を造ることは「私たちに課せられた大切な使命」と述べられた。

 続いて皇后さまとともに計6種類の苗木を植え、クワで丁寧に土をかけられた。皇后さまは介添えをした地元の中学生に「元気に育つといいですね」と声をかけられたという。

 その後、両陛下は岡崎市の「三河青い鳥医療療育センター」を訪れ、肢体不自由児らが切り絵や車いすダンスに取り組む様子を見学。「よくできましたね」などと笑顔で声をかけられた。

 両陛下は2日夜、空路で帰京された。2日間の訪問中、沿道には切れ目のないほど歓迎の列ができた。

 近代天皇制に詳しい瀬畑源・成城大非常勤講師の話「天皇陛下が『皆さんとご一緒に』と国民に敬語を使われたことに驚いた。陛下はこうした丁寧な表現を皇太子時代から使われているが、天皇の言葉としては過去にはなかったのではないか。陛下は、国民の中に分け入るという考えを示されており、今回のお言葉も国民の目線に立つという意識の強さを感じさせた」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿