2月28日付け 朝日新聞朝刊 奈良フラッシュニュース欄の記事です。
河合町を見直して、オープンな・活気のある・明るい・住みよい・河合町に若返つて!!
2月28日付け 朝日新聞朝刊 奈良フラッシュニュース欄の記事です。
河合町を見直して、オープンな・活気のある・明るい・住みよい・河合町に若返つて!!
照井琢見 2019年2月28日07時00分
奈良市の近鉄高の原駅を出ると、目の前には商業施設「イオンモール高の原」。店内には奈良県と京都府の境が走る。施設のいたるところに府県境がわかる目印があるらしい。そんな施設ならではの特徴を担当者に聞いた。
駅からエスカレーターをのぼって入り、2階の通路を歩いていくと、床に線が描かれていた。手前には大仏や鹿、「NARA」の文字などをあしらった帯、奥には京都タワーや伏見稲荷の鳥居、「KYOTO」の文字などをあしらった帯がある。
府県境だ。「お子さんがまたいで遊んだり、行ったり来たりする姿を見かけます」。同施設の営業マネージャーの中野晃さん(32)はそう話す。府県境の目印は各階にある。
店内で配られているフロアガイドにも府県境が記されている。平城京があった奈良側には「平城コート」、平安京があった京都側には「平安コート」という催事スペースがある。
モール全体の所在地は「京都府木津川市相楽台1丁目」で、店舗に電話する際の注意書きには「必ず市外局番(0774)を付けておかけください」。
府県境の印は店内だけでなく、駐車場にも。1階には白い点線、5階や屋上、屋外には黄色い点線が走る。柱に「奈良県」「京都府」という標識がいくつもある。中野さんは「駐車場のなかで事故などが起きた際、京都府警と奈良県警、どちらの管轄で起きたかがわかり、スムーズに対応できます」と教えてくれた。
他にも府県境ならではの特徴がある。奈良側か京都側かで店から出すゴミの集積場も違う。では、境界上の店舗は? 「面積で判断します。京都側の方が大きければ京都側の集積場を使います」と中野さん。
2019年2月28日05時15分
世界の注目を集めるトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が27日に始まりました。舞台はアジアの中でも経済が急成長しているベトナムの首都ハノイ。ベトナムが選ばれたのはなぜでしょうか。朝日新聞の元ハノイ支局長で、朝鮮半島事情にも詳しいオピニオン編集部の桜井泉記者に聞きました。
A 同じ社会主義国である両国は1950年に国交を樹立しました。ベトナム建国の父ホー・チ・ミン国家主席と、金正恩氏の祖父である金日成(キムイルソン)主席が温めた友情が、両国の結びつきを強めました。両国とも冷戦下、民族が南北に分かれて争った分断国家という境遇も似通っています。
Q 強い絆で結ばれているようですね。
A ただ、最近は変化も見られます。歴史を振り返ってみましょう。社会主義の北ベトナムは南ベトナムを破って、1976年にベトナムを統一。その後、南部の急速な社会主義化を進めました。資本家を摘発したり、農業の集団化を図ったりしましたが、経済は冷え込んでしまいました。ベトナム共産党は86年から、改革・開放路線を敷き、市場経済化を進め、外資の受け入れや国営企業の民営化に力を入れています。
Q いわゆるドイモイ(刷新)政策ですね?
A そうです。シンガポールや日本企業などが進出。92年には韓国と国交を樹立し、韓国企業が投資をするようになりました。ベトナム国民の間では韓流ドラマが人気で、家電や化粧品など韓国製商品も良く売れています。
Q 北朝鮮の存在感が薄れているわけですか?
A ベトナム政府は社会主義国の同志として尊重していますが、経済的には北朝鮮と仲良くするメリットがあまりありません。食糧難の北朝鮮からコメの援助を頼まれたこともありましたが、消極的な対応でした。
Q 米国とベトナムの関係はどうでしょうか?
A ベトナム戦争で米国は、南ベトナムを支援しました。しかし、南ベトナムは75年に敗北。それから米国とベトナムが国交を結ぶまで20年かかりました。今は、首脳の相互訪問や経済交流で関係改善が進んでいます。
Q 北朝鮮にとって、ベトナムで会談することの意味はどこにあるのでしょうか?
A ベトナムとの友好を再確認する良い機会になるでしょう。また、熱烈な歓迎を受けることで、国際的に孤立していないことを、世界に示すこともできます。一方、ベトナムにとっては、経済的な発展だけではなく、アジアの平和に外交的な役割を果たすことで国際的な地位を高める絶好の機会です。ベトナムは観光にも力を入れており、もし金正恩氏がハロン湾などの景勝地を訪れれば、観光国家としてもアピールできます。
Q 今回、金正恩氏は北朝鮮から鉄道を使って中国経由でベトナム入りしましたね。中国とベトナムの関係はどうなのでしょうか。
A 歴史的に見れば、ベトナムは中国の侵攻を何度か受けました。1979年には、中国軍がベトナム北部の国境地帯に侵攻し、多くの被害が出ました。南シナ海の南沙諸島などをめぐる領有権争いも激化しています。このため、中国への不信感が常にあります。ベトナムが今回の首脳会談の開催地を提供したのも、米国との良好な関係を示し、中国を牽制(けんせい)する意味があるとの見方もあります。
2019年02月27日
旬の「新ごぼう」が出まわり始めました!
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2019年02月27日16:33