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紀平梨花、4回転サルコー回避も初の全日本女王「ずっとビクビクしていたので、うれしい」

2019年12月22日 05時47分30秒 | スポーツ

紀平梨花、4回転サルコー回避も初の全日本女王「ずっとビクビクしていたので、うれしい」

 【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<女子フリー第1位・紀平梨花/演技+インタビュー>

紀平梨花、4回転回避も自己ベストで初V…世界選手権で「一番のピークを持ってくる」

 
 
2019/12/22 06:00
優勝しメダルを胸に笑顔の紀平 © スポーツ報知/報知新聞社 優勝しメダルを胸に笑顔の紀平

◆フィギュアスケート 全日本選手権 第3日(21日、東京・国立代々木競技場)

 女子フリーで、ショートプログラム(SP)首位の紀平梨花(17)=関大KFSC=が、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、“自己ベスト”の155・22点、合計229・20点で初優勝を飾った。SP4位の樋口新葉(18)=明大=が合計206・61点で2位、ジュニアの川畑和愛(ともえ、17)=N高東京=が合計193・96点で3位。SP2位の宮原知子(21)=関大=、同3位の坂本花織(19)=シスメックス=は表彰台を逃した。

 演技を終えると、紀平は勝利を確信したように、両腕を突き上げた。「ずっとビクビクしながら過ごしていた。初めて優勝を取れてうれしい」。ようやく頬がゆるんだ。

 直前の6分間練習で、決意を固めた。冒頭に予定していた4回転サルコーは回避。「4回転まで(練習)できなかった」と完璧な演技を期し、3回転にした。続くトリプルアクセル(3回転半、3A)―3回転トウループのコンビネーションは着氷。単発の3Aも成功し、全てのジャンプをきれいに降りた。ISU非公認ながら自己ベストを上回る155・22点を叩き出した。

 今大会は睡眠が悩みの種だった。普段は7~8時間だが、大会中は5~6時間に。「不安があって寝られない」状態だった。ホテルの部屋を変えるなど試行錯誤したが、フリーの朝も予定より早く5時半に目が覚めてしまった。朝の練習では、4回転サルコーこそ2本を着氷させたが、ここまで絶好調だった3Aは転倒するなどミスが続き、構成に最後まで悩んだ。5週間でNHK杯(札幌)、GPファイナル(トリノ)、全日本と続いた過密日程。体へのダメージもあった。

 昼に4時間、部屋を真っ暗にして眠ろうとしたが、一睡もできず「頭もギンギンして、(演技がうまく)できるか分からなかった」。GPファイナルでも睡眠がうまく取れず、ミスが出たことも不安に拍車を掛けた。だが、ポジティブ思考で困難を乗り越えてきた自分を信じ「どんな状況でもできるか試されている」「調子が悪かったら爆笑しておこう」と開き直り、本番で勝負強さを発揮した。

 これで20年3月の世界選手権出場(カナダ・モントリオール)も決定。今大会で投入できなかった4回転サルコー、左足痛で封印中の3回転ルッツを組み込み「SPとフリーで(ノーミス演技を)そろえたい。一番のピークを持ってくる」。最高の自分に仕上げ、4位に終わった前回の悔しさを晴らしに行く。(小林 玲花)

 
 
2019/12/21 23:12
フリーの演技を終えてガッツポーズする紀平梨花 © スポーツ報知/報知新聞社 フリーの演技を終えてガッツポーズする紀平梨花

◆フィギュアスケート 全日本選手権 ◆第3日(21日・国立代々木競技場)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進の紀平梨花(17)=関大KFSC=が、国際スケート連盟(ISU)非公認大会ながら、フリー“自己ベスト”の155・22点、合計229・20点で初優勝を飾った。「ずっとビクビクしていたので、うれしい」と笑顔を見せた。

 予定していた4回転サルコーは跳ばずに、3回転に。直前の6分間練習でトリプルアクセルの確認を念入りにし、4回転サルコーまで十分な確認ができなかったため、判断した。その後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―3回転トウループの連続ジャンプ、単発のトリプルアクセルは着氷してみせた。大きなミスなく、全7本のジャンプを降りて、圧巻のV。

 20年3月の世界選手権代表にも決まり「前回は世界選手権で崩れてしまったので、(今回は)そこで一番ピークをもっていけるように」。4回転サルコーはもちろん、左足痛で封印中の3回転ルッツも復活させ「SPとフリーをそろえたい」と誓った。


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