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天皇皇后両陛下と謁見したい各国首脳続々、紛争回避の効果も

2019年07月04日 21時04分04秒 | 皇室ニュース

天皇皇后両陛下と謁見したい各国首脳続々、紛争回避の効果も

 
 
2019/07/04 16:00
にこやかに微笑まれる両陛下(写真・JMPA) © SHOGAKUKAN Inc. 提供 にこやかに微笑まれる両陛下(写真・JMPA)

 淡い若草色の生地に、白や橙、桃色の花が咲いた着物に身を包まれた雅子さま(55才)。5月のトランプ米大統領夫妻、6月のマクロン仏大統領夫妻を迎えられた時は、キャリアウーマンを彷彿とさせるスーツ姿だったので、7月1日、皇居・宮殿(東京・千代田区)にトルコのエルドアン大統領夫妻を迎えられた雅子さまの和装に、驚いた人も多いのではないだろうか。

「エルドアン大統領はイスラム主義を大切にする立場です。エミネ夫人は、いつもイスラム伝統のヘッドスカーフを被っています。

 雅子さまも、日本の伝統的な装いである着物を着られていました。元外交官であり、中東情勢に明るいとされる雅子さまらしい、おもてなしの工夫だったようにも感じられました」(官邸関係者)

 5月、令和初の国賓としてトランプ夫妻を接遇された際、流暢な英語でコミュニケーションをとられた天皇皇后両陛下のお姿は記憶に新しい。海外メディアもこぞって、雅子さまが名門米ハーバード大学を優秀な成績で卒業され、外務省で活躍されたキャリアウーマンであったことを報じた。それからというもの、「天皇皇后両陛下に謁見したい」という各国首脳からの申し出が後を絶たないという。

 実際、6月27日にはマクロン大統領、7月1日にはエルドアン大統領、翌2日にはサウジアラビアのムハンマド皇太子と会見し、来春には中国の習近平国家主席の接遇の調整が進んでいる。

 元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは次のように言う。

「昨今のグローバル社会において、皇室の国際親善はますます重要度を増しています。象徴たるお立場の天皇陛下を中心とした皇室のご活動は、政治家とは違って“駆け引き”はありません。だからこそ、諸外国との関係が政治的に複雑化する国際社会の中にあっても、各国首脳と個人対個人の友人関係が築きやすいのです。各国首脳もそれがわかっているからこそ、両陛下との会見を望むのだと思います。そして、皇室がそうした国際親善を深めることで、日本国や日本国民の評価を高めることにも繋がります」

◆日本にとっても良い影響

 たとえば、今回のトルコも複雑な国際情勢の中にある。2017年、アメリカ総領事館に勤務する職員を、政府転覆の疑いでトルコ側が逮捕したことなどで、アメリカとの関係が悪化。また、少数民族ウイグル族に対する人権侵害問題を巡って、中国との関係も穏やかではない。米中という二大国家との“衝突”が危惧されている。

「屈指の親日国として知られるトルコとしては、関係が悪化している米中と親密な日本に“緩衝材”になってもらいたいという希望があるのでしょう。とはいえ、安倍首相など有力政治家と関係を強化すれば、そこに政治的な思惑や駆け引きが発生しかねない。

 そこで、まずは日本の皇室との関係を深めることで、両国の距離を縮めたいという狙いがあるのではないでしょうか」(政治ジャーナリスト)

 今回の会見では、陛下が2009年、皇太子時代にトルコを訪問されたことにも話が及び、エルドアン大統領は「次はぜひ両陛下でトルコをご訪問いただきたい」と述べたという。

 国際情勢には対立や紛争の火種が多いが、日本の皇室の国際親善には、それを穏やかにしたり、防いだりする力があるということだ。

「雅子さまが外交官ご出身であり、各国情勢に通じられていることは世界的に話題になっているので、各国の首脳たちだけでなく日本政府としても国際親善の場でのご活躍に大きな期待を寄せています。特に、トランプ夫妻の接遇が大成功して以来、各国からの多くの申し出を容認し始めているそうです。雅子さまの父・小和田恆(ひさし)さんが、オランダ・ハーグの国際司法裁判所の裁判所長を務めたことのある、世界的に著名な外交官だということも大きいでしょう」(前出・政治ジャーナリスト)

 雅子さまが国際的に活躍されることは、もちろん日本にとってもいい影響がある。

「皇后陛下が外国の元首夫妻に対して堂々と対応されるお姿に、誇らしく思っている国民は多いでしょう。特に、令和の時代の働く日本人女性にとって、尊敬の対象であり、励まされるご存在になるのではないでしょうか。国際親善で本領を発揮され、自信を積み重ねることで、国内のご公務や宮中祭祀などにも繋がっていくと思います」(前出・山下さん)

 皇室の国際親善は、雅子さまによって、新しいステージに入っているようだ。


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