おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 消費者のインフレ期待(消費動向期待)が過去最高となっている米。今夜NY:6月消費者物価指数、6月財政収支。
…1年先のインフレ率が過去最高となった米。
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- 住宅価格の上昇・購買意欲の強さ(特に郊外一戸建ての強さ)
- 「労働市場が今後強くなってくる」という期待からの、個人の収入上昇期待から。
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⇒∴FRBの物価目標2%をオーバーシュートするだろうと見られています。
⇒∴「テーパリングが前倒しとなるか(早まるか)」がマーケットに注目されている今ですが、大和証券:石黒さんは今朝のモーサテで、
「米21年のQ3・Q4は上昇するも、22年以降は下落方向と見ている(も、FRBの利上げ終了は4年後なので、大崩れはしない、とも見ている)」と(「日本の株価上昇率は鈍いと見る」とも)。「米利上げ:2023:2回、2024-2025:計4回。⇒合計6回の利上げ」とも石黒さん。⇒「終了は4年後の2025」と。
日経FTでは、6月FOMCでのパウエル発言「2023年に利上げ前倒し」で、マーケットの長期金利は下落方向という逆の展開となってしまった今ですが。
この動きは、マーケットによるFRBへの不信感から来るものであり(”常にFRBは的外れな数字ばかりを言い、正確な予測ができてこなかった”過去から)、バーナンキショック時のテーパリングも、”利上げ実施3ヵ月前”という直前で本当の数字を言ってきた事などの経験から、日経FTは①米のゼロ金利解除は遅れる。②利上げ後のFFレートも「0.5%」より下がる。と見ていました。パウエルも6月FOMC時に「FRBの利上げ予測は、FOMCとしての組織の予測や計画ではない」と弁明していました。
&リッチモンド連銀総裁は「就業率が59%を上回ってからテーパリングを始めるべきだ。今は金融緩和を維持すべき」と。しかし、6月の就業率は58%(現況では61%)。∴マーケットは「もうしばらく続く」で、安心感が広がっている。
∴国債利回りが朝から少しずつ上昇、終値で「10年債金利:1.367%(⇑0.012)、2年債金利:0.228%(⇑0.012)」という動きに。も、2年債利回りのみ、時間外で低下している今(買われている)。
”雇用”から”就業率”に文言を変えてきたFed(昨夜NYは3指数とも2営業日連続で過去最高値更新でしたが。エネルギーと生活必需品のみがマイナス。あとは、債券・商品etc. 全てが上昇)。
…南シナ海における米の”自由航行作戦”を無視している中国。EUは中国に対し”連結性戦略”で新しい方針を提示してきました(も、”中国”とは名指しせずに)。
「グローバルに連結したヨーロッパ」。来春の新戦略だそう。中国の一帯一路に対抗するもので、「国際秩序を中心に、持続可能な連結性&質の高いインフラ提供」がコンセプト。”日印・ASEAN・米との協力を強化”とも。
7/10(土)のワールドニュースでの、中国CCTV「”米キッシンジャー訪中50周年記念”のイベントを行った」という報道からしても、「欧米 vs 中国」というよりかは「ロシアと中国の関係」がクローズアップ。
…デルタ株に有効、と言われているJ&Jの健康被害ネタに注意な為替。
&外国人によるREITが年始から強いので。適格格付ジャンク債とREITが崩れるきっかけは2023年利上げ実施の3ヵ月前か。
よろしくお願いいたします。