暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#379

2022-01-20 19:10:00 | 日記

こんばんは。


<気になる材料>

  • 1/19(水)MX:WORLD MARKETZ 近藤さん。

…そもそも、日本株は自力で上昇してきたわけじゃない。米マーケット上昇につられて日本も上昇していただけの”他力本願マーケット”。

”自力のエンジン”を持っていない日本市場(中国への部品納入が主要国力)。糸が切れても当然(日銀の支えも無くなったし)

…”自力飛行”できない日本株を、外国人が欲しいと思うか。

「流動性の高い(すぐに捨てられてしまう)」「ヘッジな存在」なだけの日本株を。

…米は新年度入り(1月が新年度開始)で、新しいポートフォリオの編集中な今。

今の荒れ相場は、3月FOMCに向けて「金利⇑・ナス⇓」のコンセンサスで動いているだけ、と近藤さん。

…「3月FOMCまでにテーパー終了&利上げ」はほぼ確定済みのマーケット。

→∴米債券のデュレーション(保有期間)の短期化が顕著な今。

          • 株のウェイトを落として、米国債を買っている今
          • 「10年債を売って2年債を買う」(も、昨夜NYは『10年債を買って2年債を売る』が主流だった)

…「1/25.26のFOMCまでに動いてしまおう」と考えているファンドマネージャーが多い今の米マーケット(本当は1/25に始まるFOMCまでにリスクニュートラルにして、終わらせていないといけないのだが)。今週、特に強く出ている。

→1/25.26のFOMCでパウエルが「強い発言」をすれば(利上げとかQT強気とか)、間違いなく自分の首が飛ぶので。

&今週(金)は米クアドラプルウィッチング。

&1/18.19は過去則でも「下げの特異日」。

…1月FOMC:おそらく利上げは無いと見ているマーケット。

→も、「3月FOMCでもFRBは利上げをやりにくい、と私は見ている」と近藤さん。「やっても25bpsに抑えたいはず」とも。(マーケットは⇑50bpsと見ている)

…「インフレは一時的」からの、去年9月には「インフレは長期化」と、急にインフレ退治タカ派に翻ったパウエル議長。

1月FOMCで「もっと利上げしなければいけない」的なことを発言すれば、マーケットは「政策が後手に回った」となる。

→「今まで緩すぎた」事を認めることになってしまうパウエル(原油⇑・地政学もあるが)

→∴それは、メインストリートを殺してしまうことになるので。(『後手後手になってしまったが故の利上げ&QT』となるのが怖いので)

…BS(バランスシート)

        • 資産:米国債
        • 負債:MBS(モーゲージ債←住宅ローン債権)・社債・CP(償還が1年未満の社債)

→「FRBは、負債の方を”自然減”(満期を迎えての消滅)を狙って動く(∴売りには出さない)」と先週に仰っていた近藤さんでしたが、昨日は一転「積極的に消滅へと動いている」と読みを方向転換していました。(→∴売りに出す。既にBR(iシェアーズ)が住宅公社のMBSのETFを日本でも売りに出してる)

→連銀総裁ら2人の発言に加えて「QTは近付いている・償還期間を短くしていく・米国債のみのBSにしていく」etc. の発言がある。

→なぜか?

              1. 下記②etc. 短期金利だけではなく、住宅金利や長期金利も上げていかないと、インフレは退治できないので(=イールドが立たないので)
              2. BSが過去最大の約9兆に到達し(GDPの約4割に相当)、去年12月末にFedウォラー理事が「GDPの20%が適切」と発言している経緯アリ。

→BSは縮小できないし、買いオペを続けるとMBSとかのデュレーション(期間)も伸びてしまうし。

→「『①MBSの償還期間を短くして、②(MBSの買いオペ割合を減らし)国債買いを増やしていく』というアドバルーンを、1月or3月FOMCで上げてくると見ている」と近藤さん。

→∴マーケットがよく使うFRBパウエルの隠語「お釈迦様の掌」が無くなる・支えが無くなる、と見られる。「根拠を探し出してくる」的なことも言っている。

※その”根拠”を探し出した時が、ホリコさんの言う”ある時点”か。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#378

2022-01-20 09:28:55 | 日記

おはようございます。


<気になる材料>

  • NYホリコさん。「アルゴリズムの売り一辺倒」

…去年のSP500の下落率は⇓6%も無かった。∴今年は10%⇓の調整があると見ていたも、年明け早々過ぎる感。

3月FOMCまでにはリスクニュートラルにしたいファンド勢。1/25.26FOMCも、無いとは思うが一応利上げ警戒。

…今買っている人(ファンド)は、バリュー(値段)しか見ていない。

→しっかり大底をつけるまでは買わないほうが良い。底を見定めるしかない今。

…パッシブ派の資金投げ状態な今。(『興味ある銘柄だけを買い、興味ない物は売る』が顕著。も、『超短期的な動きだろう』とも)

→そこそこ安くならないと買わない彼ら。

…本質的には、米金利の今の上昇は大した問題ではない(2%以下ならOK)。

パッシブバブルが起きていた昨今だったので(値動きしか見ていない人が多かったので)、多少の変化に敏感になりすぎて右往左往(狼狽売り)な今。「大丈夫なのに」とホリコさん。

…今までのアルゴリズムは「実質金利の上昇→しばらくしてから株を売る」だったも、アルゴリズムも学習・習得するので、現況では「しばらくしてから」ではなく「すぐに売る」と学んでしまっている。

→「株価水準」ではなく「数字の変化(の察知)」に敏感に対応させているアルゴリズムプログラミング。

          • とことん売ってくると見られる→「とことん売らせればいい」
          • 「ゆっくりと買い戻していけば良いだけのこと」→「”ある時点”からバリュー関係なく割安に買える」とホリコさん
          • 「もう怖いものは無い今。長時間下落してしまっているので、焦らないこと」「必ず”ある時点”の買い場が来るので」

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#377

2022-01-20 08:31:42 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • ”株価の方向性を示す200日移動平均線割れ&調整局面入り”とされる「10%⇓」をも超えたナスダック。

…昨夜NY朝方は、原油価格が落ち着いての3指数ともにプラス圏浮上だったも、サンフランシスコ連銀総裁ら2人の連銀総裁が「QTは近付いている」的発言で、下落へと。

ロイター報道で「QTで、投資銀行業務は鈍化すると見られている」とされたバンカメ(決算発表は過去最高増収増益)

&直近7%⇑のインフレ上昇な米。&”乏しい実績”のバイデン政権に対する国民の不満が高まっている今の米(『中間選挙では民主党敗北』との今のマーケットコンセンサス)

今朝モーサテ・みずほリサーチ&テクノロジーズの安井さんは「米の中小企業は、サプライチェーン問題によるコモ⇑でのコスト上昇率を価格転嫁できている今だが。中間選挙を控えて、バイデン政権が”価格転嫁”に対して横槍を入れてくる可能性が高い、と。∴米企業業績の悪化懸念(先行き不透明なマーケットの先取り)には要注意」とも。

日経平均は大注目の27400円(ピクテ糸島さんの押し目値が来た!)

今日急反発できるかどうか&押し目入るかどうか(それが支えとなるかどうか)に大注目。外国人のヘッジとなっている(流動性高い)日本株が、更に売り圧力強くなる(継続する)のかどうか、の見極めな今日。

今朝モーサテ:福永さんは「昨年12月からの日経平均EPSの低下は『値上がり数・値下がり数に比例している』」と。∴「値上がり・値下がり銘柄の数に着目すること。トレンドが下方向かどうかが見えてくる」と。

&「TOPIXコア30」が超売られている今。∴バリュー株への信認が揺らいできていることの表れ。→これは「悪影響」とも。

も、「業績が良くても感染拡大etc. 先行き不透明感の方が勝って下方バイアスがかかるかどうか」に注目の今日の東京。

…英CPIも30年ぶりの高水準。「2月政策金利決定会合での追加利上げ」との見方が強まってきた。

…独10年国債利回りが2年ぶりプラスに。「どこもかしこもインフレ⇑は波乱要因」と日経FT。

→加えて「進む中国の米国債離れ」についても懸念していた日経FT。

2013年時は世界最大の米国債の買い手だった中国(中国と癒着していたオバマ政権時)。それが、トランプ政権以降(2017年以降)は米国債買いが減少方向に(2021年はグンと減少加速)

2017年に、中国の環球時報(政府系の新聞)が「米中対立におけるリスクを回避するため、米国債の購入額を減らせ」という記事(米国債購入から手を引く動機になった)が出るまでは、「中国の米国債買いで、米の金利上昇(インフレ)は制御することができる」がマーケットのセオリーだったも。政治的に波乱要因となってしまった米中の今では、米の金利上昇抑止力はもはや無い、と。

も、今朝モーサテ:野村Gヤマコシさんは「アジア時間で米10年債は1.9%まで行ったが”2%で頭打ち”と見ている」とも。

              1. オミクロン先行き不透明での米10年債買い増
              2. EU債比での米高利回り(消去法での米国債買い)
              3. (家計企業)強く、借り入れ需要の低迷→銀行は国債を買うしかない

「米金利上昇しても、FRBはQT・利上げetc. 上手く調整して乗り越えると見ている」ともヤマコシさん。

…中国CCTV:習の言葉をいつものように徹底流布。

「党を厳格に管理する。徹底管理・徹底報告をしなければならない」「これにより、新時代の自己革命・新しい境地を拓いてきた」

…香港TVBニュース:香港のハムスター感染。「確証はなく、ヒト→ヒト感染と見ている」と。

クレジットカードで購入した人については、追跡調査をして隔離措置に。現金購入の客には「自主的にPCR受けるように」と。



よろしくお願いいたします。