暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#143

2021-01-25 09:04:31 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 明日1/26.27はFOMC。政策変更は見込まれていない、と見ているマーケット。

…今朝のモーサテで、中国に精通している楽天証券経済研究所のカトウさんが仰っていたことをまるっと。

「台湾リスク」が高まっており(台湾を巡る米中の攻防が激しくなってきた直近。中国軍の戦闘機など計13機(過去最多)が23日に台湾の防空識別圏に侵入したことをうけて、米国務省は23日に”台湾が十分な自衛能力を維持するよう支援する”と表明)、米中の駆け引きな今。バイデン政権がトランプの対中強硬路線を引き継ぐかどうかに非常に注目が集まっています。

もし、台湾への中国の武力行使があれば、マーケットへの影響はリーマン時どころじゃない急落になる、と。

…ソニーHD:尾河さん。今週の為替。まるっと。

FOMC(1/26火、27水)で、様子見な今日。今回はパウエル発の強いメッセージは無いと見ていて、中立、と。⇒故に、マーケットへの影響は限定的(バイデン新政権に配慮)。

<バイデン新政権>

・財政支出の拡大(巨額を費やす経済対策)

              1. 国債を増発する
              2. FRBの国債買いオペ⇑(買い入れ額を増やす)

⇒Ⓐ「FRBの金融緩和が強化される」、Ⓑ先週のイエレン財務長官発言「財政を積極的にやる」、故にドル安へと。

⇒去年11月の大統領選以降、名目実効為替レートのドル安圧力が強いというのは、マーケットが上記の1.2.Ⓐ.Ⓑを先取りしてきた、という表れ。

⇒しかし、このドル安トレンドは長続きはしないと見られている。

                1. 民主案の”1.9兆$財政”に対して共和党は反発すると見られているので。故に、公約1.9兆$の支出は出来ないと見られる(バークレイズキャピタルは「1~1.4兆$」と)。
                2. 上記1により、マーケットの秩序が守られ、長期マーケットは安定。
                3. 上記1により、マイルドな金利上昇となる。

⇒故に、ドル安は徐々に歯止めがかかる。

⇒「ワクチン効果で経済活況」となる2021年春頃が、ドル安の歯止めと見られている。(90日移動平均線を上抜けするとドル円トレンド転換となる、とも)

 

 

 

 

 

 


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株価予想日記#142

2021-01-22 08:40:23 | 日記

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<今日の私的材料>

  • ”脱炭素”関連の世界でのインフラファンドが12兆円規模に。=前年比3倍強。

…仏ロスチャやEUが主体となって仕掛けているグリーンボンド。ESG。

温暖化対策で参加者は増えてきてはいるものの、変わらず慎重論も根強いマーケットだそうで。①グリーンボンド市場の成長力に、投資金が寄与していない(リターンが少ない)、②”時間シェア”が合わない(物価上昇へと繋がらない) 等、参加意欲が遠のいてしまっているグリーンボンド市場なのだそう。しかし、ECBは金融政策の一環に組み込んでいるので「やることに意味がある」と、グリーンボンド推し。しかし、市場は銀行や生保etc. 大口資金が動かないと成長しないので、新しい国際金融市場に仕立て上げるには各国政府や中央銀行の動向が必須、とも。

昨日に成長率見通しを小幅下方修正した日銀(個人消費の落ち込みを警戒、しかし21.10月の見通しは上方修正)が、”環境”に興味を示してくるかどうかに要注目(3月の検討時に) (各国の中央銀行が買いを入れてくれば、注目の市場となってくると見られています)。日銀は”ETFの買い入れを柔軟にする”とも昨日明言していました。”その時々に応じて”的な。

…今日のNYは、ナスダックとSP500が史上最高値をつけましたが。

          • ダウ : 31176  ⇓12
          • ナスダック : 13530  ⇑73
          • SP500 : 3853  ⇑1
          • 米10国債 : 1.104  ⇑0.014
          • 米2国債 : 0.125  ⇓0.006
          • 米30国債 : 0.875  ⇑2.24%
          • WTI : 53.13  ⇓0.18
          • NY金 : 1865.9  ⇓0.6
          • LME銅 : 8044.50  ⇑90.50

ブルームバーグ(AM6:26記事)に、「イエレン氏、中国の悪質慣行に”あらゆる手段使う”と回答」という記事がありました。「各国の為替操作を、バイデン大統領と手を組んでやめさせるよう取り組む」と。& 「弱い為替相場を米国が目指すことは無い、と繰り返した & ”強いドル”には言及しなかった」とも。

フィスコNYの平松さんは、今日のNY為替マーケットについて、

          • 米の雇用状況・住宅販売状況が市場予想より良かったので⇒ドル買いへと。
          • ECB理事会後、ラガルド総裁が「資金調達が好転しても、全てを使い切るわけではない」と発言したことにより記者の質問が集中。「何を指しているのか?」と不透明感が広がり、ユーロ売りへと。
          • 1/26.27の米FOMCでの「大規模&長期金融緩和」が維持されると見ての、戻り売りになる、とも平松さん(安心感広がり、からの株高&国債売り)。⇒先日、”出口””ペーパリング”が浮上したが、コロナ終息が見えない & ワクチン接種が広まらない & 今年のFRB理事はハト派が多いので、「当面緩和維持」と見てのドル安基調で、短期で101円を試す局面。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#141

2021-01-20 08:15:02 | 日記

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<今日の私的材料>

  • マーケットのワクチンに対する受け止めに変化が。

…新型コロナウイルスに対するワクチンの普及がゲームチェンジャーだという流れで、”上昇主流の今までのマーケット”でしたが。(ワクチン接種が行き渡れば経済は回復し、FRBをはじめ各国中央銀行は「出口政策」を模索し始め、「株価は下落する」というシナリオ)

⇒これが「ワクチン接種で、経済急回復」という流れに突然変わってきました(イエレンさんで)。

現実、中央銀行にはもう打つ手のない今。①ETFの柔軟化、②長期金利に柔軟性を与える、くらいしか日銀にはもう手が無く。故に、マーケットは「ワクチン普及」材料出尽くし後は「ペーパリング」に移ってきた潮目ニュアンス感。

…昨夜のイエレンさんの上院での承認公聴会。「巨額の経済対策出動」が事前に報道されていたことから、実際の発言後にはマーケットの上昇は小幅なものとなりましたが(「コロナ終息後に、大企業への増税を実施する」と”増税”に言及したので、国債が買われ始めた)。

FRB議長時代では利上げを実行していた方なので、バイデンも今回のイエレン財務長官時代にはインフレ対策をしてくると見られてます。

JPモルガン証券の方は、年央5月までに日経平均も「3万円をつける」と仰っていました(来期、再来期の業績改善をマーケットが早期に織り込んでの)。しかし、6月のFOMCで「年末から買いオペの減額を示唆する」とマーケットで見られていることもあり、年央がピークとも。

また、イエレンさんは「”増税”は長期視野で前向きに検討する」の他にも、「50年国債etc. の超長期債(=長期の借り入れ)を発行する」とも言及していたので(国債発行で財政資金を確保しておこうとしている)(「今ではない」としたも) 。

& 米国従来の「強い$は国益」には言及は無く(慢性的経常赤字なので)。貿易赤字を解消する為にはドル安にしたいはず。しかし、「ドル安誘導介入にはHand off」とも言っていたし。2013年のバーナンキFRB議長発のペーパーテントラムの二の舞は踏まないよう(この時は$インデックスが上昇した)、イエレンさんはマーケットとコミュニケーションをとっていくと見られているので、ドイツ証券の小川さんは「年央に一時的に105円、その後は年末には100円割れ」と見ていました。

…しかし、バイデン新大統領の上院運営が不安視されているとの見方も出てきたマーケット。掲げる”グリーンニューディール政策”に、石炭の州の上院民主議員が離反する(民主離脱)と見られており(50 vs 50がどうなってくるか)。

  • FRB内が割れている今。①パウエル議長「出口急がない」と明言、②理事(ハト派)までもが「資産購入プログラム(買いオペ)の減額」示唆複数

…しかし、「2013のバーナンキFRB議長発の”ペーパリングショック”のようになってはいけない」というのが共通認識、とも(イエレンさんも)。

①《今後のFRBの出口政策予想》(東短リサーチのアナリストさん)

STEP1:「ペーパリング(正常化)」…量的緩和の縮小。(2013年時は1年を費やした)

STEP2:一旦様子見(マーケット失速していないかどうか)

STEP3:利上げ開始

STEP4:FRBのバランスシートの縮小(=保有債券の縮小) (2013年時は3年9か月後だった)

②《今回、パウエルは出口政策をいつ始めるか?》(任期は2022.2月まで)

              • インフレ目標:2023年末までに「2%」(オーバーシュートOKで、±2%らへん)
              • 2022年後半には、資産購入プログラム買いオペ額を減少させるとしているFRB(~2022年末まで)。

⇒故に、2023年後半には「やる」と見られている”出口政策”。⇒2024年には実際に動くとマーケットは見ている。

③バイデンの”前倒し”があると見ているマーケット。

⇒「2022年の第3Qにやる」とみているドイツ証券etc. 複数有。

⇒故に、2023.24年に大企業への増税を開始すると見られているので、米景気のスローダウンが始まる、と。

(しかし、”様子見”が慎重すぎて、逆にサブプライムをはじけさせる因となったグリーンスパンFRB議長) (”出口政策”は円高になりづらくなると見られています)

 

 

 

 

 


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株価予想日記#140

2021-01-15 19:54:10 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

  • マネーパートナーズ:竹千代さんは(1/15.14:15~MX)「少し潮目が変わってきた」と仰っていました。

①2020.3/23辺り以降、新型コロナ材料できれいな$安トレンドを描いてきたが、ニュアンスが少し変わってきた直近。⇒米民主のブルーウェイブで$下げ止まったか?

…バイデン新政権思惑から、マーケットは未知の強気となってきていたが。因は

          1. バイデン新大統領による巨額のバラマキ
          2. 巨額の財政出動による”国債売り”
          3. FRBの金融緩和姿勢をさらに緩めると見られているバイデン新政権
          4. 故に、資金ジャブジャブが、更にジャブジャブになると見るマーケット
          5. 故の、株高$売り

という思惑が先行しすぎていた今までの米マーケット。「材料出尽くしの、事実で売る」今日。

…しかし、ブルーウェイブと言っても上院は50 vs 50。民主に一人でも造反者が出れば(石炭で潤っている州の議員などが造反しやすい)、民主党案は通らなくなる。

故に、今までの”良いとこどり相場”&”$円両下げ相場”には、少しだけ変化の兆しが出てきた。(しかし、完全に$が下げ止まったわけでもなく。どちらかというと、「$拾っておけ」という体の250日移動平均線になってきたくらい)

②ブルーウェイブで⇒国債売り(2020.3/26:1.27%、2021.1/15:1.097%(PM15:00))

…米10年債金利の上昇は株の調整売りの因になりやすいが、今回はそこまでの急騰ではないので(緩やかな上昇率)、直近セオリーのような「金利上昇で、$を売っていく」という、独特な流れではなくなった今。& 米30年債利回りの方が10年物よりも注目されている今(”長期の成長を見ていく”というスタンスから)。

米30年債利回り&ブレークイーブンインフレ率も上昇しているし(実質金利のマイナス幅が広がり、本来なら円高な筈だが)、”急騰”だと株も急落で調整となりやすい。しかし、緩やかな現況なので、2012.12月~30ヵ月株価上昇を続けたアベノミクス時同様、米も長期の成長を織り込んでの今後の金利上昇と見られている(良い金利上昇)。と竹千代さん。

※米30年債利回りのペースを確認しながら(「急ではないか」も確認しながら)、ポートフォリオを柔軟に変えていけば大丈夫だ、とも。

(今週の相場の振り返りとしては、①物価上昇しつつある今。コロナ禍不況な今なので、金利上昇はリスク有。②半導体etc. 供給制約が出てきているので、物価の上昇圧力な今。③雇用低迷、米新規失業保険申請件数の高止まりetc. 個人消費の伸びは未だ鈍化傾向なので、デフレ要素的な”物価低下”な現在の米。…等々、「短期的には調整が入るかもしれない」と複数のストラテジストさん。)

③103円台中心な今。

…103円を外れたのは、1/5(102円台)と1/11(104円台)しかない、レンジ中のレンジ相場な今。超横這い。

            • 上値目指すも、104で押し戻される。いつも。
            • ”$売り”が主流(今日、少し潮目が変わってきたが)。

《今夜~の注意点としては》

            1. 噂にあるように、ワシントンでの暴動が今週末にまたあるかどうか。⇒無ければ、1/20は平和に就任式を迎えられると見られている。
            2. 「ペーパリングショック」的なシカゴ連銀総裁らの発言の真意は、「出口」匂わせ。= 要は”観測気球”みたいなものだったと見られているので、「そんなに”出口”の心配はない」と竹千代さん。

《今後のチェックポイント》

”終値ベース”で、102円台 or 104円台 etc. 103円を外れるかどうか。⇒新たな潮目へと。~年央。

 

 

 

 

 

 

 

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株価予想日記#139

2021-01-15 08:27:36 | 日記

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<今日の私的材料>

  • ”雇用が弱い”、”独で再ロックダウン”、”英政府は「コロナ制御不能」と表明済み” etc. 悪い事象や悪い数字を織り込まない今の相場。

…企業の”来期見通し”が本当に地に足ついたものなのか、本当に達成できるものなのか、冷静に”成長性”を見てから情報通信、精密etc. を買いたいのですが。

しかし、日本だけ「リターン低い」と見られている(”世界経済回復”の中に入れてもらえない日本)。

<因>少子高齢化、景気回復期待値が低い、潜在成長率が低い、コロナへの対応のお粗末さ(クレディ・スイスの松本さんは「医療の受け入れ態勢がひっ迫しているのに、病床数が確保できていない⇒ネガティブ要因となってくると見られる」とのこと)(日生基礎研のヤジマさんは「感染症関連の法を変えないといけない」(例:病院経営赤字(コロナ専門病院への転身で)への政府の資金フォローなど)⇐目を背けている今の日本政府)。

要は、外国人にかき乱されぬよう冷静に。今日発表のバイデンの経済対策案、明日からの米銀行決算次第で、どうにでも転がされる日本株なので。外国人の資金は、少しでも悪い兆候を察知すれば速攻で引き上げるので注意。

…パウエル講演にも反応しなかった今日の米10年債金利上昇。⇒「FRBは金利上昇を抑えることができるのだろうか?」という”金利上昇不安”が材料となってきそうな気配です(今日の10年債金利は1.129(⇑0.041)、2年債金利は0.147(±0)。AM5:50時点)。

今日の金利上昇因は、バイデン次期大統領の追加経済対策案が「大規模なものになる」(1.5兆$規模。14万円/1人の給付金 & 失業保険特例加算分を9月末まで延期するとした & ワクチン接種を拡大させていく(数千億円規模の予算を組む) & インフラ政策を1/20以降にまとめていく & 景気刺激策も1/20以降にまとめていく、と)という複数メディアの報道からの、金利上昇。ハイテク産業へのマイナス材料。

…パウエル講演は材料視されず(「ペーパリングは口に出すことさえ時期尚早」と)、「いずれ各国政府が米ドル高を許さないだろう」とは米FT。「テーパー(量的緩和縮小)・タントラム」がマーケットの材料となってきており(ペーパリング)、2013のバーナンキショック(ペーパリングショック)を恐れているマーケット。

…中国etc. アジアの寒波でLNG(液化天然ガス)がひっ迫している今。

…独与党:「メルケル後継」新党首選出は明日。

…中国のレノボが預託証券市場を初利用(科創板)で資金調達、というニュース。

…米マードック家(FOXニュース等、共産党寄のメディア王)次男が、インドでメディア事業を始めたというニュース。ウダン氏(印にディズニーを定着させた凄腕)と組んで。

 

 

 

 

 


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