裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

JASRACを考える

2005-10-08 15:14:44 | 人気の記事
JASRACって何だか知ってますか?
「社団法人日本音楽著作権協会」という団体です。
まあ音楽の権利を守ろうという団体、に聞こえます。

はたしてそうでしょうか?

あなたがCDを買いました。
カラオケを歌いました。
MDに録音しました。
その全てに著作権料を支払っている状態です。
ではそのお金は全て本人に支払われているのでしょうか?

いいえ。

CDやカラオケは別として、経緯の不明なものは支払われることがありません。
ちなみに店舗やダンス教室などのBGMにも著作権料を支払えと言っています。
自分達がお金を出して買ったCDを店舗で流すだけで著作権料を払えと言っているのです。
これは二重取りではないでしょうか?
JASRACとしては、CDを買ったまでの権利。
使用は別。という主張。

本当にこれでいいのでしょうか?

近年ではi-podなどのHDDにまで著作権料を支払えと言っています。
一万曲近く入るi-podなんかは幾ら課金されるかわかりません。

もっと訳が解らない話をしましょう。
ちまたにはバンドが溢れています。
バンドがJASRACに登録されている曲を演奏するのにもお金がかかります。
例えばJAZZを店舗やイベントで演奏してしまうとお金を徴収されます。
「そんなことないよ」
という人もいるかもしれませんが、それは相手にバレてないだけです。
その計算方法もハンパじゃありません。

もっと笑えるのが、店舗にCDやレコードを「置いている」だけで料金を徴収されます。
自分のものを置くことさえ認められないのです。

徴収したお金の流れも不透明です。

こんな理不尽なことが知らないところでまかり通っているのは何故でしょうか?
それは「文化庁」からお墨付きを貰っているからです。
その文化庁からの「天下り」先がJASRACであることは無関係なのでしょうか?

こういう団体から常日頃、自分達が汗水垂らして稼いだ大事なお金を取られているのです。
そういう世界で生きているということを知ってもらいたい。
それを何とも思わないか、憤りを感じるか、それはそれぞれに任せますが。