困ったことに

最近の若い子（これを言い出したらおじさんだ）は、パソコンの使い方をあまり知らないらしい。
最初はとっても不思議だった。

このあまりにも便利な機械が社会を侵食し始めたとき、そりゃあもう必死になって使い方を覚えたものです。
もちろん教える人も居なく、蔦谷にある関係書籍を買い漁って。
今ではそこはかとなく使えていたりするわけですよ。

ちょっと上の世代は、このパソコンが苦手な人が多かったりしますね。
今更、新しいことを覚えたって…なんて人が多いからでしょうか。
ところが下の世代もそうだったりするんですよ。
彼らは「携帯電話」が便利になりすぎた世代。
パソコンはそれなりなお値段もするし、学生のときは自分達で勝手にプロバイダーと契約したり出来ない。
社会に出ても携帯電話しか持たないから固定電話が無い。
だから余計にわざわざネットを引くのがバカバカしい。

でもね、これってまずいと思うんだな。

団塊の世代という人達がぞくぞくと現役を退くと、残るのって仕事でパソコンを使い始めた人達。
もちろん、まだまだ全てではないけど、かなりな割合を占めるといっても過言ではない。
さらに今はまだ中高生の世代は、学校でパソコンを教えているから最低限は使えたりする。
自分達の周りでは問題ないかもしれないけど、上も下も使えるのが当たり前になるとそういうわけにはいかないだろうな。

携帯電話で十分なんて言ってたら、社会で生き残っていくのは難しいかもね。