iPS細胞

近い将来、糖尿病や難病が治る病気になる可能性が高くなった。
iPS細胞（人工多能性幹細胞）とは、
「ヒトの皮膚細胞から、心筋細胞や神経細胞などさまざまな細胞に分化する能力を持つ万能細胞」
これによって、ES細胞（胚性幹細胞）のような倫理的な問題もなく、拒絶反応の可能性のない細胞移植治療や再生医療が可能になる。

心筋細胞、神経細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、腸管様内胚葉組織などの組織へ対応できる。
たとえば、脊椎損傷や心不全も、いずれは安全に治療できるようになる。
原因がわからない難病も、疾患の原因解明や新薬治療が可能になるかもしれない。
細胞移植療法で、治るかもしれない。

京都大学の山中伸弥教授と高橋和利助教に、世界中が大きな期待を寄せている。