酔いどれおやじの我が儘・気ままな雑記帳

酔っぱらいの戯言です・・・・・・・・

晩酌の友 188

2015年10月07日 | 晩酌
今日の晩酌です。



主役の日本酒は

 

風の森らしくプチプチしたお酒でとっても爽やかなお酒です。

ただ、今日はすでに開封後数日経っているので、もうプチプチが無かったのが残念です・・・・・・


友は、先日の行動のトレースです。

友のぐい一つ目は



大前悟 作 黄瀬戸ぐい (以前紹介済み作品)

京都 一念坂 ギャラリーこぶ春 で 18日まで。

初日開店すぐから10人くらいの熱心なお客さんが来られてました。人気です。

ぐいの数が多かったです。


友のぐい二つ目は



隠崎隆一 作 (何度も紹介済み作品)

ギャラリー壺中居 で 2014年度 日本陶磁協会賞受賞記念 神農巌・隠一 展 やってました。(3日で終了)

すでにほとんどの作品が売約済み。

酒器は、ほとんど見た事無いくらいに素晴らしい焼けの作品でした。その存在感に圧倒されました。

また、 銀座の中長小西 でも隠崎隆一展やってました。(ほとんど売約済み)

こちらは、隠崎さんらしい、Pd や 織部作品。

新作の Cocco Pd も迫力満点でした。Coccoとは、隠崎さんが飼われている鶏の名前だそうです。

壺中居とは違うテイストで、どちらも目の保養になりました。


友の徳利は



森本良信 作 備前還元緋襷徳利 (去年の大阪三越伊勢丹作品)

日本橋三越 昨日までの個展でした。

こちらもたくさんのお客さんが来られてました。

目を引いた茶碗はすべて売約済みでした。

ぐいも数多く、作風もバラエティーに富んでたので見てて楽しかったです。

彼はやっぱり備前で勝負すべきだなあ、と強く感じました。

あっ、会場に行ったら今月の予告で、28日から山口真人陶展 -桃山を想う- が開催されるそうです。

電話したら、彼独自解釈の桃山ということでとっても力が入ってました。

こちらも期待大です。


最後は新入りのぐいです。

 

 

神農巌 作 白磁堆磁盃

壺中居での 2014年度 日本陶磁協会賞受賞記念 神農巌・隠一 展 出品作品。

何時も気にはなっていたんですが、手が出ず、いつか欲しいと思ってた作家さんの作品。

作家さん本人もいらしていろいろお話できて、買ってしまいました^^;

(財布事情的に最近ず~~~と我慢してたのがストレスでして、爆発したようです^^;)

写真では青っぽく青白磁のようですが、彼の青白磁より明らかに白いものです。

彼の作品は生命の根源をテーマに作られているそうです。

この作品では、水と女性。

口の部分は水の飛沫。下の部分は子宮を表しているそうです。

これらの盛り上げは、堆磁と言って、彼独自の作風で、乾燥させながら何十回と筆で土を盛るのでそうです。

ものすごい手間と時間が必要とされる作品です。

この盛り上がり、歳を取るに従い盛り上がりが大きくなってるそうです^^

全体の形も女性のフォルムをモデルとしてます。釉調もそれに合わせとってもやわらかです。

ふっくらとした柔らかなふくらみとくぼみ。手取りも抜群です。

口作りもシンメトリーでなく、わざと揺らぎを入れたそうです。

今回初めて発表された形です。

こんな話を聞いてたら・・・・ねっ^^;


今日も美味しく頂きました。ご馳走さん!!!