聖なる書物を読んで

現役JW29年目

見かけで判断しない

2018-10-12 | ものみの塔
今週末のものみの塔研究のテーマは「見かけで判断しないようにしましょう」。

内容は、人を見かけ(人種や民族、お金や物、年齢)で判断しないよう(裁かないよう)にというもので、今更感満載な内容。

気になったのは、主題の聖句にヨハネ7:24「うわべを見て裁くのをやめ、義にかなった裁きで裁きなさい」が用いられていること。

この聖句は、文脈から言うと、「律法の言葉を額面通りに受け取って裁く(安息日を破った)のではなく、律法の精神を汲み取って義にかなった裁き(病気を癒す)で裁きなさい」ってことをイエスはおっしゃってるわけで。

まぁ拡大解釈すればこの記事に当てはめられなくもないんだろうけど。イエスは実際見かけで判断するような方じゃなかったわけだし。

でもなんだかモヤモヤする。イエスの言葉をゆがめて当てはめてる感じがして。


さて今回は、読みながらの心の声を。

6節。「~族には不潔でだらしない生活をしている人が多いですが」(民族性を認めていることと偏見を持ってることとは違うんじゃないかなぁ。「~族」を「世」に置き換えると、組織の言葉みたいだなぁw)

9節。「注意していないと、裕福な兄弟とは友達になるものの、貧しい兄弟は避けようとするかもしれない」(んなことしないわ。レベル低っ。これ書いた人の周りってそんな兄弟ばっかりなのかい)

12節。「お金や物で人の価値を判断しないようにしましょう」(だからしないって。してるのあなたたちでしょ)

15節。「パウロから重い責任をゆだねられていました」(パウロじゃなくて神からでしょ!)

16節。「若い人を見下げる文化圏もあります」(あれ?これは偏見じゃないのかな?)

同節。「長老が文化に基づいて規則を設けるなら、聖書に従っていないことになります」(ローカルルール、長老ルール、いっぱいあるよね。でもまぁ文化をある程度反映させるのも必要かと。こういう文化圏で若い人ばかりが長老だったら信頼されない会衆になってしまう可能性だってあるわけだし。言ってしまえば組織自体アメリカ発信だから、書いてること言ってることが日本人の現状や見方とズレてることもままあるわけだし。組織だって聖書じゃなく現状に合わせてイロイロ調整してるよね。ますます集まり合わなきゃならないのに集会大会減らしたもんね・・・・・以下脱線していってしまったのでこのへんで)