guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

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これでいいのか?

2007-05-27 05:51:51 | 新聞ネタ
あー、なんか楽しい話題は無いかなぁ~。


・・・・・


う~ん、無いなぁ。全然思いつかないよ…。
だってさ、新聞を読んでいるだけでも
毎日腹の立つことばっかりなんだもの。(笑)


昨日の朝日新聞朝刊の投書欄には
こんな投書が載っていました。

投稿者は中学校の教員をされている方です。

5月の中旬、修学旅行の国会見学で、
衆議院議員会館の議員を訪問後、
議会を傍聴したそうです。

ちょうど衆院本会議が開かれていて、
生徒たちは重厚な雰囲気の国会に
圧倒されていました。

しかし、いざ議場に入ると、
議員の居眠り、やじ、私語が繰り広げられて、
空席も目立っていました。

その様子を見た生徒たちは
「自分たちの授業態度や、生徒総会のほうがずっと立派だ」
と話していたそうです。

そりゃそーだよな。(笑)

投稿者の方はこのようにおっしゃっています。
議員には、日本の政治の中枢で、若い世代に幻滅を抱かせるような態度を見せないようにお願いしたいと思います。

これまた実にごもっともでございます。(笑)

それに、これじゃあどう考えても
「美しい国、日本」
とは程遠いよね?

つーわけで、
議員の皆様にしろ、秘書の皆様にしろ、
関係者の皆様にしろ、
この投書を目にした方は
少なからずいらっしゃるはずです。

もし本当に心あるならば、
是非ともお答えの投書を
近日中に投稿していただきたいものです。

ま、でも、たぶんスルーだろうけどね。(笑)



では、今日はここまで。



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ちゃんと純愛してる?

2007-05-25 04:37:59 | 新聞ネタ
あ~、ちょっと入れ込んでギターの練習をすると
なんか異様に疲れちゃうんだけど
どうしてかな?

もしかしてイヤイヤ弾いているからかな?
ま、まさか、そんなはずは…。(笑)


さて、昨日はこんなニュースがありました。

当時高校3年生で17歳だった少女と昨年7月、
少女が18歳未満であると知りながら
ホテルで性的行為をしたとして、
愛知県青少年保護育成条例(淫行の禁止)違反の罪に問われた、
同県春日井市の会社員男性(32)に対し、
名古屋簡裁は23日、無罪の判決を言い渡した。
(2007/5/24/木 朝日新聞朝刊 39面社会面より)

詳しくは
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/regulations/story/20070524jcast200727891/
を読んでみてください。

この男性と女子高生は
一定期間の間に何度か普通のデートも重ねていて
お互いの心的交流や恋愛感情があったうえでの
関係だったようです。

その点を踏まえて、
裁判官も
「真摯(しんし)な交際を続けており、自己の性的欲求を満たす目的だけとは言えず、犯罪の証明がない」
と判決の中で述べたそうです。

ただ、実際には不倫だったんだけどね。(笑)
なんとこの男性は当時、
妊娠中の妻と子と3人で暮らしていたんだって!

で、女子高生の母親が2人の関係を知って、
女子高生を連れて被害届を出し、
男性は逮捕、起訴されてしまったようです。

もし不倫じゃなかったならば
この母親も被害届までは出さなかったかもしれないけれど、
不倫と知って激怒 したに違いありません。(笑)
気持ちはよ~く分かります。

でもね、判決自体は妥当だと思うよ。
ちゃんとした恋愛関係にあるならば
たとえ不倫だろうが、相手が18歳未満であろうが、
犯罪として処罰することはおかしいだろうからね。

ただし、道徳的な是非はまた別の話だけど。(笑)
世間の目も冷たいだろうしね。
それに、民事で訴えられる可能性だって十分にあります。

実際、この裁判官も判決後に、
「あなたのやったことを世間に推奨する判決ではない。法令で許されることが、道徳的には許されないこともあるということをよく考えてください」
と、男性に対して語りかけたそうです。
お見事!(笑)


というわけで、
とりあえずはまた今日みたいなことを書いておけば、
僕に対する ロ●コン疑惑 も
徐々に晴れていくに違いありません。

…って、しつこい?(笑)


ところでさ、この記事のことを踏まえて逆に考えていくと、
不倫ではなくて、互いの年齢が18歳以上であっても、
ちゃんとした心的交流や恋愛感情が無いならば、
性的関係を持つことは
法令では許されても道徳的には許されない!

ってことのような気もしますが、
いかがなもんでしょうかね?
つまり、事実上 “淫行” に等しいってことです。
論理が飛躍 しすぎかな?(笑)

きっと今どきの世間には
耳の痛いカップルもたくさんいると思うよ。
ま、大きなお世話か…。(笑)

つーか、単にひがんでると思われちゃうかな?
けっしてそんなことはないからねっ!
ホ、ホントだよ~っ!(泣)


林 さん、コメントありがとうございます。
そっか、違うページで同じ商品を紹介するのって
前からちょくちょくあるのか…。
う~む、知りませんでした。スミマセンです。



では、今日はここまで。



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他人との接し方のコツ

2007-05-19 02:43:33 | 新聞ネタ
ち、ちくしょ~。(泣)

全国の エビちゃん(蛯原 友里)ファン の男性の多くは、
昨日は僕と同じように心を痛めたにちがいありません。


原因はこれです。動画を観てみてください…。


・・・・・


ハイハイ、どうせバカですよ…。


ええい、もうこうなったらヤケクソだ~っ!
坂口 ●● の ●ー●、●●、●●●●●!
お前の母ちゃん●●●、ついでにお前も●●●!
お前なんか●んじまえ~!



・・・・・


ハッ!すっかり取り乱してしまいました…。
ブログ中に不適切な表現がありましたことを
お詫びいたします。


・・・・・


う~ん、でも、まあそういうわけなので、
しばらくは立ち直れないかも…。(笑)


ところでさ、
インタビューでの エビちゃん の様子を観ていると、
なんともすっとぼけた調子だよね。

本気なのかふざけているのか分からない感じが
なかなか絶妙です。(笑)
エビちゃん ならではのユーモアセンスなんだろうね。

この調子だったら
レポーターから意地悪な質問をされても
上手いこと受け流してかわすことができそうです。

とはいえ、そんな質問をされる事態になったときには、
僕はまたまたショックを受けて
かなり凹んでいるに違いありませんが…。(笑)


さて、今日も昨日に引き続き
ノッポ さん (高見 のっぽ さん)
のお話です。

昨日(2007/5/18)の朝日新聞の夕刊(10面)からです。
インタビューでこんなことを言っています。

――― 子供との接し方のコツを教えてください
幼稚園の先生によく 「ノッポさんはどうして子供の心がよく分かるんですか」 聞かれますが、私は子供相手と思ってやったことはありません。「できるかな」 のノッポさん時代から本気でやっています。だから伝わる。
…(中略)…
自分が小さかったころをよーく思い出してみるといいのです。実に賢かったと思いませんか。私は大きい人が自分に対して何を言ったか、どういう態度をとったか、非常によく記憶しています。小さい人は決して見下すような相手じゃないでしょう。
思い悩むことはありません。丁寧に礼儀を尽くして接すればいい。
…(中略)…
大きい人にはなあなあでいいことも、小さい人には通用しない。本音と建前がからむことでも、「君が正しいが、そこをがまんしていただくと私が助かります。今日のところは協力していただけないか」 と、そのくらいまでやらなくちゃいけません。意味は分からなくても、大人がきちんと話してくれていることは分かるものです。


またまた良いことをおっしゃっているでしょ?(笑)

“丁寧に礼儀を尽くして接すればいい” とあるけれど、
実はね、これって僕が生徒に接する時にも
いつも心掛けていることなのです。

というか、どんな相手に接する時でも
基本は同じだと思うよ。
人と仲良くなろうと思うなら
誰に対しても
“丁寧に礼儀を尽くして接すればいい”
ってわけです。

ただし、大人相手の場合、
こちらが丁寧に礼儀を尽くして接すると
自分の方が偉いと勘違いして増長する人が
たま~にいるんだよね。
そういうのは大抵ろくな人間じゃないから
みんなも気を付けた方が良いよ。(笑)


cf さん、コメントありがとうございます。
そういう方が現れてくれるといいのですが…。(笑)



では、今日はここまで。



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ロマンチストのつもりだったのに…。

2007-05-18 04:25:53 | 新聞ネタ
う~ん、まだ体調はイマイチだけど、
今日はちゃんとしたブログを書きます。(笑)


昨日(2007/5/17)の朝日新聞朝刊の 「天声人語」 に、
僕にとって大変に都合の悪いことが書いてありました。
この一節です。

▼ずいぶん前のことだが、作家の山口洋子さんが、雑誌の随筆か何かで 「折り畳み傘を持ち歩く男はイヤ」 という趣旨のことを書いていた。目先のちっぽけなリスクを意識し、いつも準備万端、計算ずくで動く男。なるほど、ロマンや男気にこだわる山口さんが嫌いそうなタイプだ▼

いや~、これを読んで焦(あせ)ったよ。
だってさ、僕の 2006/3/3のブログ を読んでみてよ。


・・・・・


どう?読んでくれた?

ハイハイ、どうせ僕は
目先のちっぽけなリスクを意識して、
準備万端で、計算ずくで動くイヤな男

ですよ…。

ち、ちくしょ~。(泣)

しかも、ちょっと気になることが…。
山口 洋子 さん と言えば、
僕の憧れのあの方
確か同姓同名じゃありませんか!

つーわけで、なんかもうショック倍増です。
さすがに思い込みすぎかな?(笑)


でもさ、ちゃんと折り畳み傘を持ち歩いている人の方が、
頼れるしっかりした人
だと思うけどなぁ…。

この件については
エビちゃん(蛯原 友里) にも
どう思うか訊いてみたいところです。(笑)



さて、昨日の夕刊には、
ノッポさん(高見 のっぽ さん)(73)
の記事も載っていました。(12面「人生の贈りもの」)
あの 「できるかな」 の ノッポ さん ね。(笑)

50歳になるまで “かなづち” だったのに
体型維持のために水泳を始めたらぐんぐん上達。
2年足らずで日本水連のマスターズ関東大会に出場。
なんと平泳ぎの25メートル部門で金メダル。
調子づいて翌年マスターズ世界大会に出場。
元オリンピック選手などのすごい人たちばかりの中で
結果は60人中14位だったんだって!スゴい!

で、こんなことをおっしゃっています。

私もびっくりしました。人の才能って、どこに何があるか分からないもんですね。自慢話しちゃって恥ずかしいのでついでに言うと、何でもやってみればいいんだと思うんです。
いくつになっても何が出てくるか分かりません。でてこないかもしれないけれど、だから人生おもしろい。「余生」 だとかいうのはさみしいですよ。料理でも楽器でも、何でも挑戦してみたらいい。語学を始めたら、いきなりペラペラになっちゃうかも…。ボランティアの交通安全おじさんだっていい。子供や車や、いろんな人に元気にあいさつしてたら、町中の人気者になって楽しいですよ。
ただし、何か見つけたら、ちょっと一生懸命やってみるんですな。よく趣味は悠々とのんびりやりなさいなんていいますが、悠々とやるのは少しうまくなってからでもいいんじゃないかな。


なかなか良いことを言うよね。
特に最後の段落とかね。(笑)
心掛けを見習いたいものです。



では、今日はここまで。



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理想の家庭教育とは

2007-05-14 02:18:03 | 新聞ネタ
昨日 ジャンクSPORTS(フジ) を観ていたら
ビーチバレーの 浅尾 美和 選手が出ていたね。

う~ん、あれは確かに可愛いかも…。
写真集やDVDが売れるのも分かる気がします。
だってさ、見た目ももちろんなのですが、
喋り方や仕草までもがアスリートとは思えぬ可愛らしさ!

昨日の ジャンクSPORTS には
いろいろなスポーツの美人女性アスリートの皆様が
他にも大勢出演していましたが、
浅尾 選手 だけはちょっとオーラが違ったよ。(笑)
半分タレントだからかな?

体型的にはウエストのくびれの無いのが気になりますが(笑)、
それでもあのスマイルはとっても良いね!
オフィシャルサイトの Profile によると
輝く瞳が印象的で、
美しさや愛くるしい笑顔から
ビーチバレー界の妖精と呼ばれる。

なんて書いてあったけれど、
それもまあ納得です。


さて、今日はまた新聞ネタです。
一昨日(2007/5/12)の朝日新聞土曜版
be on Saturday Entertainment からです。

7面の 「昔も今も」 という教育についての欄。
茨城大准教授・磯田 道史 さん の文章です。
江戸時代の儒医・橘 南谿(たちばな なんけい)の書物
『東遊記』
に載っていた話を紹介していました。

こんなお話です。
山形の鶴岡に鈴木今右衛門という人がいた。
1783(天明3)年、陸奥(むつ)で大飢饉(ききん)がおき、鶴岡にも飢えた人があふれたとき、この今右衛門は 「餓死を見るのは忍びない」 と田畑・家財道具をすべて売り払い、飢えた人を救い始めた。妻も心優しい女で 「私の晴れ着も売ってください」 と言った。「女が晴れ着を売れば外出時に困る」 と言っても、妻はきかない。「晴れ着があると外出したくなるから」 と言って笑った。
鶴岡の人もえらい。この今右衛門夫婦の姿を見て、自分たちも苦しいのに、力の限り飢えた人たちを救おうとした。それでずいぶん人命が救われた。
ある日、今右衛門の門前に、飢えた女の子が立っていた。厳寒の風にボロボロの着物一枚でふるえていた。今右衛門の妻はこれを見て、自分の娘を呼び、言った。
「そなたは綿入れを二枚着ている。脱いで一枚、あの子にあげてくれないだろうか」
娘はこころよく応じた。今右衛門夫婦はそれを見て、この心こそ娘に伝えたかったもの、と涙を流して喜び合ったという。


まるで童話のようなお話だけれど、
“勝ち組” だの ”負け組” だの “自己責任” だなどと
すぐに言いたがるような今のご時世では、
「いくらなんでも普通ここまでやるかなぁ~?」
と一笑に付されてしまいそうです。

磯田 道史 さん はこう結んでいます。
本当に大切なものは何か。その価値観を、親がしっかり持ち、まっとうな行いを子に示す。それ以上の家庭教育はないかもしれない。

似たようなことが
2007-04-29のブログ に載せた
吉本 隆明 さん へのインタビュー記事
でも言われていたよね。
もう一度突き合わせて読み返してもらえればと思います。



では、今日はここまで。



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身近な平等から始めよう

2007-04-29 04:00:01 | 新聞ネタ
今日はちょっと真面目なことを書こうかな。
だってさ、一番下に塾のリンクが張ってあるのに
エビちゃん がどうとか、○○○○ に行きたいだとか、
そんなことばかり書いていると具合が悪いからね。(笑)

つーか、明らかにこのブログって
普通の塾の先生が書くようなまともなブログじゃないよね。(笑)
でも、これでいいんです。
あくまでも基本は
アマチュア・ギタリスト guitarbuddha のブログ
なんだから。

そしてまたこのブログは、
「表裏のある人間になってはいけません!」
という
生徒たちへのメッセージでもあるのです。
…ってホントかよ?オイっ!(笑)



んじゃまあ本題に…。
昨日(2007/4/28)の朝日新聞朝刊には
格差社会にまつわる記事がたくさん載っていました。


まずは、37面の社会面から。
ネットカフェ難民についての記事です。
こちらで同じものが読めると思うので、
みんなも是非読んでみてよ。
http://www.asahi.com/life/update/0427/TKY200704270379.html

街中や公園からはホームレスが減ったように見えても
単に居場所が変わっただけで
問題はまだまだ解決されていないってことだと思うよ。

そういえば、24時間営業のマックにも
最近はこうした難民が流れついているという記事が
少し前にやはり新聞に載っていたよ。
コーヒーとかだけで一晩過ごすんだって…。


2つ目は、18面のオピニオン面より 「異見新言」 という欄。
東京大准教授(社会学)の 市野川 容孝(やすたか) さん の
格差問題についての意見です。

ルソーの 『社会契約論』 を紹介しつつ、
こんなことが書いてありました。

・・・・・ (前略)
ルソーの言うように、確かに自然は人間を不平等にする。肌の白い人もいれば、黒や黄色の人もいる。男に生まれる人もいれば、女に生まれる人もいる。障害をもって生まれる人もいれば、そうでない人もいる。
これらの不平等や差異はみな、本人の努力の結果そうなったものではなく、だから、その個人の力ではどうにもできない部分が大きい。そうした差異を超えて、あえて人びとを平等にする約束のことを、ルソーは 「社会的」 な契約と呼んだが、その契約の一項目には、人種差別や性差別や障害者差別の撤廃が入るはずだ。
しかし、個人の努力ではどうにもならない不平等は、自然だけが生み出すわけではない。例えば、教育コストの自己負担割合が高く、そのため親の経済力が子どもの受けられる教育の質と量を大きく左右するような制度の下では、明らかに裕福な家庭の子どもが有利であり、学力の高低を子ども個人の努力だけに帰することはできない。
また、病気の多くは、そもそも個人の責任に帰せない部分が大きいが、さらにそこに、充実した医療サービスを受けられる地域とそうでない地域という格差が重なれば、病気から回復できるかどうか、それによって命を落とすかどうかは、ますます個人の努力の問題ではなくなってくる。
さらに、雇用希望者の数を100として、労働市場全体が用意するその枠が80しかないとする。競争に勝ってその枠に入れるかどうかは、確かに個人の努力にかかっているが、他方で、あぶれる人が20出ることは最初から決められており、完全雇用が予(あらかじ)め断念されているこの構造そのものは、この20の人たち個人の努力を超えたものである。
ルソーの言った 「社会的」 な契約は、自然が生み出す不平等のみならず、それと同じように個人の力では何ともしがたい、このような制度的不平等の是正をも求めるものだと私は思う。
・・・・・ (後略)



う~ん、長くなり過ぎたかな?(笑)
でも、まだあるよ。

14面の経済面、「分裂にっぽん」 という欄。
文芸評論家・詩人 の 吉本 隆明 さん への
インタビュー記事です。

・・・・・ (前略)
―― 中流層崩壊の意味は。
「資本主義の経済や社会の安定は、中流階層の安定度に依存する。米国は人種も貧富の状況も多種多様で、不安定な経済だ。安定して力があるように見えるのは、究極的には圧倒的な軍事力があるからだ。日本は、分厚い中流層が社会の安定力として機能している面があるから、日本の資本主義がおかしくなる時は、必ずそこから崩れていく」
―― 社会情勢への影響は。
「中流層が動揺したり細ったりすると、社会が私益の追求に走りがちになる。後進的な地域では、それが閉じたナショナリズムになる。日本の場合はまだ民主主義の理念がおかしくなるぐらいだが、希望のない若い人に答えを出さないと、社会が不安定になる。昔は戦争になったが、いまは個人の次元でいじめが起きたり、子どもが親を殺したり、ホームレスを襲ったりと、考えられなかった個人犯罪が増えている。不安定になり始めている兆候かもしれない」
―― 健全な中流層を維持するにはどうしたらいいでしょうか。
「公教育の役割が重要だし、科学技術の研究開発は、産業や雇用の基盤を強める。さらには独自の伝統や文化、習慣をもっと世界に広げることだ。民族の固有の文化、風俗や地域経済が尊重され、それが世界性を持つということになれば、無批判に米国流を受け入れるようなこともなくなる。といっても、これはナショナリズムではない。つまり身近な所から、手近なことから平等を実現するということをやればいい。自分だけが豊かになっても、しょうがない。中流の 『中』 以下が富まないと自分が富んだことにはならない、ということをし続ければいい。私も友達のなかで文学とか雑誌を出したいというのがいた時には、出せるだけのお金は出して手助けしてきた。そんなことから始めればいい」
―― 以前は家族、地域、会社に共同体的な支え合いがありました。
「市場経済が発達するとどうしてもこうなる。労働組合一つをみても、派遣など 『中』 以下の労働者をどこまで支援できてきたのか。となりや同じ職場にそういう人がいて、黙っているのがいちばんいけない。まずはとなりの人について、自分が同じようだったらどうだろうか、と考えないといけない。一人ひとりが孤立し、家族も地域もバラバラというのは米国型社会、資本主義の良くないところも全部まねしたからだ」
―― どう変えたらいいですか。
「まずは親が考えを変える。家父長的な親子関係がいいというのではなく、たとえばいじめがあった時には、どう考え、どう行動すればいいかを子どもに教えることだ。親が家庭や社会できちんと共同生活ができていれば、子どもはそれを見て社会や他者とのあるべき関係を学ぶのだ」
―― 日本社会はこれからどういう方向にいくのでしょうか。
「いまは、どこかをまねしたら道が開けるというものではない。自分で考えることだ。おまえはどう考えているんだ、と問いを突きつけられている状況だ。自分は、頼りにならない、ろくでもない政党しかないと思っているから社会や文化の革命はどうしたらできるかを考えているが、日本はまだしばらく、でれでれとしながら行くんだろうと思う。強制力がある政治になればまだ別なのだろうが、政治が変に強制力を持っても良い社会になるかどうかはわからない。人が大人になっていくように、他人や弱者のことを考えられる、身近な平等が確保される、そういう成熟した資本主義になっていけば、まだましということかもしれない」



吉本 隆明 さん は 82歳 だそうです。
スゴいよね。(笑)

こういうのを読んでもらえば、
僕が普段何を考えているのかも
ちょっとはみんなに分かってもらえるかなと思います。
僕に文才があれば
本当は自分の言葉で書きたいところだけれどね。(笑)

つーか、調子に乗って大量に引用し過ぎたかな?
朝日新聞 様、どうかお許しを…。
これは、みんなに新聞を読んでもらう
きっかけ作りでもあるのです。(マジです。)
なので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


林 さん、本当にいつもコメントありがとうございます。
読モに興味がないから?
エヘヘ、バレちゃいましたね。(笑)
でも、確かに可愛い子もいっぱいいると思います。
ただ、なぜかあまり関心が向かないのですよ…。

ところで、僕は今から10年ほど前に
一人で 109 へ行ったことがありますよ。
えっ?一体何しに行ったのかって?

そ、それはヒミツです…。(笑)
(注:けっして犯罪行為ではありませんよ。)



では、今日はここまで。



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「新しい貧しさ」

2007-04-12 04:43:18 | 新聞ネタ
あ~、昨日は面倒臭かったよ。(笑)

というのも、昨日のブログでは
NTT の修理の人が来たことだけを書いたけれど、
実はさ、僕の部屋のモジュラージャックの内部も
ついでにチェックするとのことで、
その前をふさいでいる棚やらギターやらを
全て移動させる必要があったんだよね。

僕の部屋は狭いので部屋内での移動は無理。
なので、居間の方までわざわざ運び出しました。
仕事から帰ってきてからも
それをまた部屋に戻す作業をしたので
もう疲れちゃったよ。(笑)


さて、今日は久しぶりに新聞ネタです。
昨日(2007/4/11/水)の朝日新聞夕刊1面の
“ニッポン 人・脈・記” からです。

引用の引用になってしまうけれど、
漫画家・文筆家・江戸風俗研究家の
杉浦 日向子(すぎうら ひなこ) さん が
農山漁村文化協会 発行 ・ 余暇開発センター 編
「都市にとって自然とはなにか」
の中で、こんなことを言っているそうです。

「三百年の江戸の太平がもたらした新しいライフスタイルは 『三ない主義』 といって、三つがない」

それは何かというと、
モノをできるだけ持たない。
出世しない。
悩まない。

の三つなのだそうです。(笑)

で、さらにこう続きます。

「この三ないを私たちは全部持とうとしています。……いまの産業社会で、飽食の果てに来るものというのは疲弊した肉体と精神で、このままただ、なし崩し的に滅びていくよりは、新しい貧しさを選択した方が私は良いと考えています」

う~む、そうかもしれぬ…。

ところでさ、最近は “江戸” という時代が
いろいろと見直されてきているようだね。
“江戸しぐさ” なんていう話も
やっぱり新聞に載っていたりするんだよ。(笑)


同じ夕刊の1面には、
車の排ガスなどに含まれる汚染物質の
すす微粒子の濃度が、
中国・北京市では年平均で東京の約3倍にもなる
との記事がありました。

韓国や日本にも風で運ばれていて、
さらに東アジアでは特に排出量が多いため、
気候変動や人体への悪影響も懸念されるそうです。


2面には、
地球温暖化によって世界遺産が受ける影響を
調査した報告書
「気候変動と世界遺産に関する事例研究」
をユネスコが10日に発表したという記事。

それによると、
氷河の後退による洪水の心配(氷河湖の決壊)
雪の減少による希少動物の生息環境の異変
キリマンジャロ山などの万年雪の消失
グレートバリアリーフのサンゴ礁の白化現象
インド等のマングローブ林の塩分濃度上昇
多雨による遺跡への被害
(例:ペルーのチャンチャン考古地域)
水位上昇による地面の水分増加での建築物への影響
(例:テムズ河畔の「ロンドン塔」)

などが報告されているようです。


というわけで、
肉体・精神・環境
という3つの点から考えて、
世界の多くの人々は生活を見直した方が良いかもね。

だってさ、どう考えてもこのまま行けば、
結局のところは
なし崩し的に世界が滅びていく気がするでしょ?(笑)
今のままの状態が続けば、
何年後か何十年後かは分からないけれど
いつかは必ず滅びてしまうように思います。

とりあえずは
「新しい貧しさ」
という提案は真剣に考えてみるに値するかもね。

えっ?なになに?
それでお前は貧しい生活をしているのかって?

いや、あの、別に、そういうわけじゃないんだけど…。(笑)


cf さん、コメントありがとうございます。
cf さん が時間に遅れるのが嫌いなのは
日記を読んでいてよ~く分かりましたよ。(笑)

実はね、僕は遅刻魔なのですよ。
といっても10分位の遅刻だけど。
デートとかでも普通に10分遅れるからね。(笑)

あ、でもバンドの練習では
ほとんど遅れたことないけどね。(笑)

ちなみに、●●●●でも10分位はしょっちゅう遅れてます。
ヒロくん、ホントにいつもゴメンなさい…。



では、今日はここまで。



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水も飲まずに8日間!

2007-01-16 11:33:22 | 新聞ネタ
夜早く寝ると
こうして朝からブログを書かなくちゃならないから
なんか仕事みたいでちょっと辛い気がします。(笑)


さて、一昨日の話になるけれど
日曜日(2007年1月14日)の朝日新聞日曜版 be に
山岳宗教の修行者の荒行の話が載っていました。
1面の 「日曜ナントカ学」 のところです。

それによると
十万枚大護摩供(おおごまく)
という荒行では、
あしかけ8日間、飲まず食わず、眠らず横にもならず、
1日12時間、計10万枚の護摩木をたくのだそうです。
別名 “火あぶり地獄” と言うらしい…。(怖)
戦後の達成者はたったの10人。

護摩の炎は1メートル以上も上がり、
顔の表面温度は50度を超えるそうです。
そういう状態で1週間以上も水をとらないのですから、
普通に考えたら脱水症状になって
命にかかわるよね?(笑)

ところが、
この苦行に臨んだ 筒井叡観 住職(58) によると、
なんと不思議なことに
「眠くならず、のども渇かなかった」
というのです!

これって一体どういうこと???

記事によると、
行に先立つ前行時の食事内容に
秘密があるんだって。

十万枚大護摩供では、
行に入る前の100日間、水行や護摩にくわえて、
塩断ち、五穀断ち
が義務付けられているそうです。

“五穀断ち” なんていうと
いかにも貧しそうな食事に聞こえるけれど、
そのメニューには、
ソバ、野菜、果物、蜂蜜、ごま油
などがならんでいて、
カロリー的には同年齢の男性の平均摂取量くらい。

ただし、ポイントは栄養素。
糖質や植物性の脂質が多く、たんぱく質は少ない。
塩分はほぼゼロ。
ここに大きな秘密があるようです。

脂質が燃えると二酸化炭素と水が生まれる。
たんぱく質だと窒素が出るので、
尿として体外に出さないといけない。

つまり
尿を出す必要があるたんぱく質を減らし
代わりに脂質を蓄えることで
分解時に自然に水が体内に作られる

という理屈なんだって。
さらには、“塩断ち” にも慣れると
塩や汗を体外に出さない身体になる。

こうして
しばらくであれば外から水をとらなくても平気な体質
に変わるようです。

人間の身体の順応力ってスゴいよね。(笑)


ちなみに、僕の今年の目標は 「諦念」 ですが、
とてもじゃないけれど
こんな荒行をする気にはならないよ。(笑)


Unknown さん(T さん?)、コメントありがとうございます。
わざわざありがとうございます。(笑)
それにしても、山田 優 ちゃん じゃなくて
優 ちゃんのお母さん の連載があるのですか?
それってある意味スゴいよなぁ~。(笑)
ま、お母さんも初代 “ミス沖縄” だったらしいけど…。




では、今日はここまで。



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ロストジェネレーション

2007-01-09 12:56:35 | 新聞ネタ
なんかまたお腹の調子が良くないです。
風邪かな?それともノロウイルス?
昨日は生徒の家で
10分ほどトイレに籠(こも)ってしまいました。(笑)
それで一昨日から身体もダルくて
疲れやすいような感じだったんだろうね。


今日はまた新聞ネタです。
このところの朝日新聞の朝刊1面には
ロストジェネレーション
というコーナーが連載されていて
25~35歳の人たちの生き方や暮らしの様子が
紹介されています。
今朝の朝刊でもう8回目になるね。

“ロストジェネレーション”
ってのがどういう意味かってことなんだけど、
敢えて
“ロスト”
とカタカナのままにしているところ見ると
どうやら含みがありそうです。(笑)

実は、英語の辞書で
“lost”
を調べてみると、
こんな意味があるんだよね。

失われた
行方不明の
負けた
取りそこなった
失敗した
浪費した
無駄をした
道に迷った
当惑した
放心したような
死んだ
滅びた
地獄に落ちた
夢中になった
没頭している
取り乱した
狂気のような
やけの
自暴自棄の
影響を受けない
感じない

…というようなわけで、
“ロストジェネレーション”
という言葉の意味は、
どうやらそう単純ではなさそうです。
で、実際、そうしたさまざまな人たちのことが
記事では紹介されているんだよね。(笑)


ちなみに、
25歳から35歳を対象に朝日新聞社が行ったネット調査で
自分たちの世代を何と呼ぶか?
という意見を募ったところ、
約2600人の回答の中で一番多かったのは
団塊ジュニア(129人)。

その他の回答を紹介すると、

団塊2世
新塊の世代
団塊チルドレン
すねかじり世代
過保護世代
豊かに育ち過ぎた世代
飽和世代
自分探し世代
自分主義世代
自由気まま世代
アフターバブル世代
泡壊の世代
氷河期世代
職難の世代
失われた10年世代
下敷き世代
損壊世代
絶望の世代
国に捨てられた世代
すべてにおいてタイミングの悪い世代
団塊の犠牲世代
年金背負い世代
先行き不透明世代
見失われた世代
中ぶらりん世代
さまよいの世代
戦争もバブルも知らない心がすき間だらけの世代
社会不信世代
価値多様世代
千差万別世代
個人に依存しようとする世代
ネクストジェネレーション
21世紀を引っ張っていく世代
(朝日新聞 2007年1月6日 土曜日 朝刊 より)

…ってな具合だったそうです。(笑)

記事にもあったように、
こうして見ると
ロストジェネレーションの 「自画像」 が
鮮やかな輪郭をもって浮かび上がる気がします。
上に示した “lost” の意味とも重なるしね。(笑)


回答に寄せられた名前は1700種を超えたんだって!
自分たちを言い表す言葉の多様さに
この世代の難しさが表れている

ということのようです。

回答の中には、
名前をつけられるのが嫌いな世代
なんてのもあったらしい。
う~ん、いかにも…。(笑)


細かな内容については
ぜひ図書館等で新聞そのものを読んでみてほしいです。
このブログを見てくれているみんなは
この世代の人も多いだろうからね。(笑)



では、今日はここまで。



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塾を禁止だって?

2006-12-25 01:32:00 | 新聞ネタ
イヴだね。

ずっと家にいました。
ギターを弾いていただけです。
他にすることがありません。
手料理とか作れません。
呪いのわら人形の仲間にも裏切られました。
世知辛いですなぁ…。


ま、今日はクリスマスとは全然関係ない話題です。(笑)

昨日(2006年12月24日 日曜日)の朝日新聞によると、
政府の教育再生会議の座長を務める
野依 良治 さん(理化学研究所理事長・ノーベル化学賞受賞者)が
「塾の禁止」
を繰り返し主張していることが、
同会議のホームページに掲載された議事要旨で
明らかになったそうです。

議事要旨によると、野依 さん は
「塾はできない子が行くためには必要だが、普通以上の子どもは塾禁止にすべきだ。公教育を再生させる代わりに塾禁止とする」
と再三にわたって強調。
「昔できたことがなぜ今できないのか。我々は塾に行かずにやってきた。塾の商業政策に乗っているのではないか」
と訴えているそうです。

なかなか大胆な提言をするよね。
でも、実は僕もかなりの部分で賛成だったりします。
自分自身の仕事を否定するようだけど。(笑)


というのも、先日の朝日新聞には
こんなコラムが載っていました。

2006年11月20日 月曜日の朝日新聞朝刊、
9面のオピニオン面の“時流自論” というコーナーです。
写真家の 藤原 新也 さん という方の
「いじめという集団の自傷行為」
というタイトルのコラムです。

その最後の方にこんなことが書いてありました。

受験産業で巨大な利益を上げている企業には申し訳ないが、かなうことなら塾も小学生までは廃止すべきである。商売の自由は保証されるべきだが、意味のない受験本位の知識を詰め込んで子どもの “オタク化” が進みこそすれ、それによって子どもの知能が低下するとは思えない。それが証拠に塾があるのは世界で日本と韓国と中国の都市部だけで、アメリカにもヨーロッパにも、当然アフリカにも南米にも東南アジアにも、日本のような塾はない。塾がなくても彼らは立派にやっているではないか。
ちなみに教育機関のテレビコマーシャルが全国規模で流されているような不可思議な国は、日本と韓国だけである。子どもの深夜の帰宅もそうだが、日本という国は異様な国なのだ。その異様さが異様なイジメや自殺に吹き出していると言える。


また、このコラムの中ほどにはこんなことも…。

イジメ事件が起こると世間の怒りはイジメた側の子に向かう。だがそんな短絡的な問題ではない。 「ゴキブリ」 と言った子が今度はいつ自分が 「ゴキブリ」 にされるかも知れないという攻守の堂々巡りの中にあるように、イジメはリストカットと同じ、“子どもという集団の自傷行為” なのである。
(略)…イジメる側もイジメられる側も、子どもたちはその終わりのない競争原理と抑圧の中で疲れ切っている。受験管理教育という名の “強制収容所” の密室で喘(あえ)ぎ、心が病み、歪(ゆが)み、イジメ合うことでガスを抜くという自傷行為が繰り返されているということだ。悲惨である。



う~ん、こういうのを読んでいると、
いかに日本は子供にとって変な国なのかが
分かってくるよね。(笑)

けど、大抵の親も良くないと思うよ。
こうした日本の教育の問題全体について
少しもきちんと考えてみることなしに、
「とにかく自分の子さえ良ければ…」
っていう感じの親も多いんだからね。

実際、中学受験をする小学生の親とかって、
僕とは気が合わないことは多いんだよ。
そうした親たちは大抵の場合、
僕とは教育における関心事がまるっきり違うんだもの。(笑)


このブログを読んでくれている皆さんも
いつかは子どもができて親になる日がやって来るでしょうから、
“子どもの教育”
についてどうすべきかを
今からちゃんと考えておいた方が良いと思うよ。

いざ子どもがそういう年齢になってから
あわてて子どもの教育について考え始めたのでは、
結局は世間の風潮に振り回されるだけになってしまって
子どもが可哀想だからね。

で、その際には僕を家庭教師として呼んでいただけると、
大変にうれしいです。(笑)
ヨロシクね!




では、今日はここまで。



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この世はすべて仮の姿やで!

2006-12-15 05:23:45 | 新聞ネタ
朝日新聞 2006年12月6日(水) 朝刊 より


一昨日のウォーキングの疲れが残ってしまって
昨日は調子が悪かったです。
まだダルいし…。(笑)

それに、ウォーキング中に頭がおかしくなったせいでしょうか?
昨日は寝ていて変な夢を見ちゃったよ。

なぜか僕がフィギュアスケートの選手になった夢です。
でもね、ジャンプが全然できないんだよ。
それでまずは1回転から練習する夢でした。

コーチと2人で
「みんなさぁ、3回転とか4回転とか、一体どうやってできるようになるんだろうね?まったく信じられないよ…。」
とかブツブツ言いながら、
延々とジャンプの練習をするんだよ。
それでも一応練習の甲斐あって
夢の中でなんとか1回転半まではできるようになりました。(笑)

ちなみに、ジャンプ以外の滑りは結構できていたよ。
実際にはスケートなんて
たった1度しかやったことないのにね。(笑)

それにしても、なんであんな夢を見たのか不思議です。
最近テレビでフィギュアスケートを観たわけでもないからね。
何かの暗示かな?(笑)


さて、今日の話題は上の漫画です。
普段から 『ののちゃん』 を読んでいる人じゃないと
面白さがピンと来ないかな?

でも、僕にとっては印象深かったんだよ。
1週間以上も経った今日になっても忘れられなかったので
取り上げてみた次第です。

実はね、僕もこの漫画を読んで
ちょっと
「ハッ」
としたんだよ。(笑)

「この世はすべて仮の姿」
ってフレーズ自体は、
もちろん今までに聞いたことはあるし
知ってもいたけれどね。


こういうセリフをこういう人に向かって使ってみたいものです。
例えば…
「社長、この世はすべて仮の姿なのですよ!」
とか
「総理、この世はすべて仮の姿なのですよ!」
とか
「大統領、この世はすべて仮の姿なのですよ!」
とかね。
効果無いかな?(笑)

とりあえずは自分の生徒に向かって使ってみようかな。
ちゃんと勉強してくれないときとかに
「真面目にやりなさい!」
って頭ごなしに怒るのではなくて、
冷静に
「この世はすべて仮の姿…」
とそっと呟(つぶや)いてみるんだよ。
意外と効いたりして。(笑)


でもさ、この世はすべて儚(はかな)い夢だとするならば、
モノとかお金とか地位とか名誉とか
世間的な幸せとかを追いかけるんじゃなくて
最初から美しい夢そのものを描こうとする方が
ずっと潔い気がするけれど
どうかな?(笑)

え?なになに?言っていることがよく分からないって?
ま、あんま気にしないでよ。
僕の言葉も仮の言葉ですから…
…とか言ってみる。フフフ。(笑)


・・・・・


う~ん、どうやらまだ頭がおかしいかな?(笑)



あっ、チャビーフェイス さん、コメントありがとうございます。
そっか、みんな自分たちの幸せで精一杯で
僕のことなんて目にも入らないんだね…。
哀れんでもくれないなんて世知辛いですなぁ~。(泣)
ま、でも言われてみればそりゃそうだよね。(笑)
僕が自意識過剰でした。(恥)



では、今日はここまで。



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1人で99%

2006-12-08 04:20:43 | 新聞ネタ
みんなにちょっとこんなことを考えてみてもらいたいんだよ。
あくまでも仮定の話ですが…。


君は人口が10人の村に住んでいるとします。
村の中では君が一番のお金持ち。
なんと年収は 9900 万円!
超~お金持ちだね。(笑)

ところが、同じ村に住む残りの9人は
みんなとっても貧乏です。
9人の年収は全員分を合わせても
なんとたったの 100 万円!
1人あたりの平均は 11 万 1111 円。
さらに月収になおすとわずか 9259 円…。

この9人には大きな非はありません。
犯罪者でもありません。
同じ村に住む、君と同じ人間です。


もし君がこんな村に住んでいたらどうする?
平気な顔をして堂々と生きていける?
「あいつら9人のことなんて関係ないさ」
って言って放っておける?

心ある人間なら普通は無理だよね?(笑)



というわけで、本日の話題です。
一昨日(2006.12.6(水))の朝日新聞夕刊に
こんな記事が載っていました。

国連の研究機関が5日発表した
「世界の個人の富の状況」調査で、
為替レートで計算した1人あたりでは
日本が世界で最も豊かな国
となる結果が出たそうです。

アメリカ や ヨーロッパ、産油国をも上回っての
堂々の1位ということらしい。
ただし、物価水準を考慮した購買力平価で計算すると、
日本 は スイスやアメリカ、イギリス などを下回るようですが…。


でもね、もっと気になる話が載っていて、
なんと
世界の成人人口の 1% が
世界中の家計の「富」の 約4割 を所有し、
世界の約半数を占める貧しい人々は
「富」の 1% しか所有していない

とのこと。
地球規模の格差の実態も浮き彫りになったそうです。

世界中の家計の富を合計すると
125兆ドル。
1人あたりでは 2万500ドル。

国別に見ると、
日本 は1人あたりの富が
18万1千ドル(約2千万円) でトップ。
ちなみに アメリカ は 14万4千ドル。

貧しい地域では、
コンゴ(旧ザイール) が1人あたり 180ドル、
エチオピア は 193ドルなど。
これは 北米、ヨーロッパ、日本 などとの
千倍規模の激しい格差を示していることになります。

で、
世界を10人の集団にたとえると、
1人が 99% の富を独占し、
残りの 1% を9人が分けている状態

なんだって…。


つーわけで、なんともヒドいお話だよね。

もう時代は中世じゃないんだよ。
科学技術ははるかに進歩しました。
車だって飛行機だってあります。
宇宙にロケットだって飛ばせる時代です。

通信だって進歩しました。
今や世界中の情報を瞬時に知ることができます。
一般個人でさえインターネットによって
膨大な量の情報を得ることができる時代です。


なのに
世界はいまだに
こんなにいびつだなんて!


ちょっと信じられないくらいだよね…。



話は変わりますが、
昨日紹介した「シャイニングキャッスル」。

自分たちの幸せだけではなくて
世界中の人々の幸せを願うカップルが
果たして何組いることでしょうか?

できることなら
そういう優しい心根を持った女の子と
イルミネーションに輝く街を
手をつないで一緒に歩きたいものです。


それに、そういう優しい女の子なら
最後に僕が エビちゃん に抱きついてチューしても
きっと怒らないだろうし…。(笑)

いや、冗談だよ、冗談…。



Rusie 殿、コメントありがとうございます。
できれば↑というようなのが僕の願望です。(笑)




では、今日はここまで。



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「それで良し」

2006-12-02 01:15:13 | 新聞ネタ
みんな覚えているかな?

もう随分前の日記(たぶんブログにする前の日記)に、
「ライヴ告知のメールを送っても
返信すらくれない人が多い」

ってことを書いたと思うんだよ。

向こうのライヴには僕は何度も観に行ってあげているのに、
こっちのライヴはちっとも観に来てくれない人も多いしね。(笑)

で、昨日の朝日新聞の朝刊を読んでいたら
それに近いような話が載っていたので紹介します。

24面社会面の 相談室 のコーナーです。
回答者はまたまた 明川 哲也 さん。(笑)

今回のお悩みは次のようなものでした。

今年、結婚しました。披露宴などはせず、知人には報告を兼ねた転居はがきを出しました。ところが私が披露宴に出たり、出産祝いを贈ったりした人に限って反応なし。「してもらうのは当たり前、してもらったことは忘れてしまう」のでしょうか。本当の友人はだれか考え、整理する時ですか?年賀状は出すべきでしょうか?(北海道 主婦 34歳)

う~む、言いたいことはよ~く分かります。(笑)
このお悩みがこのコーナーで取り上げられたのも
きっと今どきは誰しもが感じるようなことだからだろうね。

で、明川 哲也 さん の回答はこうです。

ボクも似た状況なので、あなたの気持ちがわかります。この秋、「がぶ呑み相談室」 「孤高を噛む、ピーマンを噛む」という2冊の本を出したのですが、知人やマスコミ関係者に献本したところ、届いたよと返事をくれたのは半数以下でした。
どうしてやろうかと思いますね。無視を決めこんだ人たちの名前を紙に書いて、白装束で裏山の杉の木に打ち付けにいく。その紙にヘヴィメタを大音量で聴かせ、お尻をふいてから捨ててやる。それぐらいのことはボクも考えましたよ。
でも、次の一冊を書いた時、またその人にたちに明るい手紙付きで送ると思うんです。だって、他人の機嫌がどうであろうと、ボクは笑っていたいから。


何と立派な心掛けなのでしょう!さすがです!
回答はさらにこう続きます。

忙しい人もいるでしょうし、虫のいどころの悪い人もいるでしょう。なぜ無視をするのかと悩んで、その人たちの心を探ろうとすれば、こちらまでが心を乱すことになります。その種の毒は育てちゃいけないの。

うぅ~、なるほど…。達観していらっしゃる。
まことにおっしゃるとおりでございます。

さらに続いて…。

結婚したことを伝えたかったから案内を送ったんでしょう。それならそれで良し。年賀状も出したい人に無理せず送る。返事が来なくてもそれで良し。大事なことは、あなたが生きて、物語があって、それを報告できたということなんだから。
結婚おめでとうございます。笑みの多い人生を。


…という具合に実にお見事!
いつもこういう気持ちを持っていれば良いんだろうね。


というわけで、
最近の自分自身のことになってしまって恐縮ですが、
名刺を渡してもメールもくれない人が実はたくさんいるのですよ。(笑)
でも、
僕が生きて、名刺があって、それを渡すことができたんだから
「それで良し」
としようかな。(笑)

えっ?こじつけ臭い?
それにホントはちっとも良いなんて思っていないんじゃないかって?

え、いや、あ、あの、そ、そんなことは…。(笑)


ま、でもさ、
「それで良し」
って何とも力強くて良い言葉だよね。

バカボン・パパの
「これでいーのだ!」
みたいなもんです。
絶対肯定の美学
って奴だよ。(笑)


あ、ちなみに、メールをくれなくても
こうしてブログを見てくれている皆様には
大変に感謝いたしておりますので、
ご安心くださいませ…。(笑)



チャビーフェイス さん、コメントありがとうございます。
今回もまた参考になるお話をどうもです。
ソ●ー を買う人はそれだけ期待も大きいってことなんだろうね。
裏を返せばブランドとして確立しているということだと思います。

taRo くん、コメントありがとうございます。
今度イタクラーズのライヴがある時には教えてあげるよ。
僕のところに M宅 大先生 からちゃんと情報が来ればの話だけどね。(笑)
そう言えば、I倉 先生 がシャツを着替えている時に
上半身の裸を見たんだけれど、
顔の老け具合に比べて身体は若かったね。
皮膚とかもっとブヨブヨでたるんでいるかと思ったら
全然そんなことはなかったんだよ。
さすがはスーパーロックドラマーだよね。(笑)




では、今日はここまで。





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誰よりも汗を流せ

2006-07-22 00:30:31 | 新聞ネタ
いや~、それにしても毎日いろいろなニュースがあるね。
でも、明るい話題はほとんどナシ。
昨日の新聞もひどい話ばかりだよ。


空爆を受けたベイルート南部の商店街。
瓦礫(がれき)の山が通りの向こうまでずっと続いています。

警察白書によると、
中高生の 59.6% が
「拾った1千円を使っても良いと思っている」
らしい。
被害者がはっきりしない事柄では、
自分に都合良く決める傾向が強いそうです。

認知症の母を同意を得て絞殺したとして
承諾殺人などの罪に問われた被告(54)に、
懲役2年6ヵ月執行猶予3年の判決。



・・・・・



昨日はそんな中で朝日新聞朝刊、
生活面の「相談室」というコーナーに注目しました。
回答者は浅草キッドの
水道橋 博士
さんです。

僕は以前(2006/5/12)にこのブログで、
若者たちのことを
“群れたがり”
であると批判したのですが、
それにまつわるような内容でした。



…(前略)

「人は無力だから群れるのではなく、群れるから無力なのだ」。僕は19歳の時、反骨のルポライター・故・竹中労が残した、この言葉に深く感応し、大学も就職も捨て、紆余(うよ)曲折の末、芸人の仕事を選びました。20年を過ごした今、改めて思います。
芸人の職業そのものは自己研鑽(けんさん)の末、個性を自己プロデュースすることです。しかしながら仕事の多くは他人との共同作業であり、協調性のたまもの。そして芸能界に限らず、良い現場とは、人が群れるのではなく、リーダーのもと、強い個性の持ち主が集い、しのぎを削る「果たし合い」のような場なのです。
そして、経験上、組織のなかで自らが中心人物となった際は誰よりも汗を流し、弱音を漏らさず、自己犠牲を厭(いと)わぬことがチームの方向性を導きます。それには自分が無力では無理。群れから離れ、自己の勉強に勤(いそ)しみ、自身が無力から脱することこそ、将来、「本物の仕事」と出会える秘訣(ひけつ)でしょう。

…(後略)




なかなか良いことを言うよね。
僕の好きな「自己犠牲」って言葉も出てきているしね。(笑)

たいていの大人は結局は頭が固いし
変なプライドを持っていたりするものだから、
たとえこういうものを読んでも
今さら変わるのは難しいかもしれないけれど(笑)、
若者にはまだチャンスがあると思うよ。
立派な先人たちを見習って
是非とも頑張ってもらいたいと思います。




では、今日はここまで。





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LIVE Schedule
West Village LIVE
六本木 Rock Factory
7/29 (土) 19:30 ~ 21:30
ミュージックチャージは無料です。
六本木 Rock Factory のHPはこちら
PC:http://www.rock-factory.net/
携帯:http://mobile.rock-factory.net/

141万人もいるんだって!

2006-06-23 00:18:13 | 新聞ネタ
音楽学校の時のK先生(ドラム科)が
女にいくら注ぎ込んでもダメな時はダメ。
でも音楽は頑張れば頑張るほど
自分に返ってくる。

という趣旨のことを言っていたそうです。

K先生はさすがだね。実は、僕も全く同意見なんだよ。(笑)
これって大学受験生にも言えるからね。
僕も似たようなことを生徒たちに何度も言っていました。

改めて若い男の子たちに言っておくけれど、
音楽活動に精一杯の力を注ぐべき時に
女の子に現(うつつ)を抜かしたりしていると
必ず後悔することになるからね。
ホントに気をつけた方がいいよ!
何度言ってもみんなけっして聞き入れないんだけど…。(笑)



さて、また今日も新聞ネタなのですが、
昨日の朝日新聞朝刊の天声人語には
こんなことが書いてありました。

ずるいことと、賢いことの区別がはっきりしない時代になった。
この数年、あいまいさが増した気がする。
株を買い占め、情報を流し、流させる。
法の網をかわせば賢いといわれ、かかればするいとなる。
金への異様な傾倒という根は同じ。


確かにそうだよね。
たとえ法として定められていないことであっても、
道徳的・倫理的には好ましくないことってあると思うんだよ。
でも、そんなことおかまいなしの人が増えたんだろうね。
「法に触れていないんだから構わないだろっ!」
ってなことを平気で言ってのけるんだからさ。(笑)
けど、そんなのちゃんとした大人の言うことじゃないでしょ?
法治国家のしくみを逆手に取った卑怯者だと思うよ。

それに、みんな
「金、かね、カネ…」
ってね。
もう ウンザリ だよ。 (笑)



…などと思っていると、
同じ朝刊の13面の経済面には
今度はこんな記事が。

日本の億万長者
141万人
証券会社推計
だって!


億万長者の定義は、
居住目的の不動産を除いた資産が
100万米ドル(約1億1400万円)以上ある人

だそうです。

でね、この記事を見ていて思い出したんだけど、
以前の僕の日記の 2005/7/3(日)を見てみてよ。
こちらです。⇒ http://www.geocities.jp/guitarbuddha_web/diary001.html

趣旨は読んでもらえば分かると思うけれど(笑)、
それで今回思いついたのは、
この141万人の億万長者の方々から
1000万円ずつ寄付してもらう計画!

です。(笑)

グッドアイデアだと思わない?
そりゃさ、彼らもちょっとは惜しい気がするだろうとは思うよ。
ま、言ってみれば、
1万円 しか持っていない人から
1000円 寄付してもらう
ようなものだからね。

でも、残り 9000円 も持っていれば十分でしょ?
あんまりケチなことを言ってはいけません。
それに、そのおかげで多くの人が助かるのですから。

しかも、単純に計算するだけでも、
1000万円 × 141万(人) = 14兆1000億円
にもなるのです。

これってどう見てもスゴい金額だよねぇ~。
先ほどの日記に書いた 840億円 をはるかに凌(しの)ぐ金額です。
これだけのお金があれば、かなりのことができそうです。


僕が政治家だったら
すぐにでも実行したい計画なんだけれど…













・・・・・











と、



ところがね、

現在の日本の財政赤字は
なんと 1000兆円超!


つーことは、こりゃ完全に

焼け石

だわな…。

なんか考えたのがバカバカしくなっちゃたよ。 (笑)




てなわけで、

では、今日はここまで。 (笑)





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六本木 Rock Factory
6/28 (水) 21:00 ~ 23:00
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六本木 EDGE
7/ 1(土) 出演時刻、出順などの詳細は未定です。
¥1,500 + drink ¥500
六本木 EDGE のHPはこちら
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