昨日の夜、あまりの腹痛に眠れなくて、何度もうなっていた。
声を出すまいと思っても知らないうちに「痛い~~~~!」と言っていた。
目が冴えていく中で「ツラい、ツラい、ツラい・・・」としか思えなかった。
もう途中で「これは吐くかも」と思うほど痛くて、
今日の朝、兵庫医科大病院へ行くことを急遽決めて、
いつもの主治医に紹介状を書いてもらった。
診察は女医さんだったけど優しい方で、
子宮の全摘を望んでいることも肯いて聞いてくれた。
今日、たまたま「術前診察」があるので予約しますかと言われた。
これはそこでいろいろ打ち合わせをして手術の日にちを決めるのだと言われたので、
私はものすごく期待をして2時半からの予約をした。
これでこの悩みから永遠に解放されて、
不正出血も月経痛もそして子宮ガンさえも怖れなくてすむ。
そう思って、すっごく嬉しくて、
病院の中にあるタリーズというお店で、ウキウキしてパンケーキを食べた。
しかし、その術前の打ち合わせをしてくれた先生は、
PCのカルテを見ながら、出血を止める方法はあるし、
こんな内膜の厚さではとても増殖症とも言えないと半笑いで話されて、
この状況ではとても全摘出する条件ではないとさえ言われて、
どんどんと県立病院で全摘出を断られ続けたことを思いだして、
自分が不機嫌になっていった。
何か子宮の中に薬を入れるという方法があるらしい。
ちょっとの出血はあるかもしれないけど、酷い月経痛にもならないし、
それをあと5年続けると閉経すると言われたけど、
そんな不確かなことはもういやなのだ。
出血がある度に、これは「不正出血か?」それとも「閉経前の不順か?」
そんなことをあと5年も思い続けなければならないなんて耐えられない。
「不正出血かもしれない」「下着が汚れるかもしれない」
「生理用品を常備しておかなくてはいけない」
50代にもなってしかも57才までそんなことを思い続けながら、
子宮筋腫の経過観察に1年に一回主治医のところへ通わなければならない。
そんなことを全部取り除いてくれるのが子宮全摘出なのに、
どうして私の精神的ストレスを誰も取り除いてくれないのか?
どうしてこの事がものすごく私を悩ませていることに配慮してくれないのか?
傷の跡が癒着するかもしれないとか、
上手くくっつかないでいつまでもジュクジュクするかもしれないとか、
そんな先の手術後の合併症を心配するよりも、今の心配を無くしてほしいだけなのに!!
「あんた達はそんなに手術がヘタなの?」
「子宮全摘なんてもう何百回とやってるでしょ?」
そう叫びたかった。
私はもしも手術をしてそういうことがあったとしても後悔もしないし、
「手術しなければ良かった」とも絶対に思わない。
この2年間あまり、不正出血がある度に、
子宮頸ガン検診、子宮体ガン検診、そして子宮筋腫の年に1回の検診、
そのことにウンザリして、その結果を待つ間の精神的なイライラや、
もしも結果が悪かったら・・・という検診への不安感を何度も経験した。
それがどんなことか誰も分かってはくれないのだ。
深夜のいつものベッドの上で嘔吐いて吐きそうになるような痛みの中で、
もう勘弁してよ・・・こんな思いはしたくないよ・・・
そう、喉で唸りながらぐるぐるとそればかりを思っていた。
でも結局その痛みは本人にしか分からない。
どれだけつらいかなんて・・・自分が耐えるしかないだけだ。
精神的にストレスがかかり、精神病の症状が悪くなることを、
クリニックの先生に説明書を書いてもらって持ってこいということだった。
そしてそれを兵庫医科大の精神科の先生とも相談して、
子宮全摘の是非を話し合うらしい。
また・・・・県立病院の二の舞・・・。
そんな話し合いが行われて私の希望が叶ったことはない。
私の重荷ってどこでも否定されるだけなんだな・・・
もう何もかもしんどい
くぅ