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文語体の聖書

2024-12-12 19:50:57 | 宗教・教会

 某フリマで文語体の新約聖書を手に入れた。

 
 
 ディスプレイ用にと思っていたんだけど、
 中を少し読んで感動してしまった。

 文語体って完全に理解するのは難しいけれど、
 私たちは現代語の新約聖書を知っているので、
 対比させて読むことができる。
 その面白さたるや想像以上だった。

 どんな時代のどんな環境のどんな人達が、
 この本を手に取ってキリスト教を信仰していたのか。
 その時に自由な信仰というものが、
 神道、仏教とは違ったものにでもあったのか。
 またそんな中でほんの一握りの人達が、
 キリストの教えを信じようと、
 この本を読みつつ心を深めていったのだと思うと、
 感慨深いものがあった。

 書き込みなどは一切なかったけれど、
 裏表紙に信仰告白のようなものがあった。
 その文面を指でたどりながら、
 この本の所有者に思いをはせる。
 なんとも豊かな時間だ。

 これは偶然ではなく必然だったのかも。
 心洗われる体験だった。

 ヨハネ3章16節はこうある。

 

 「それ神はその生みたまへるひとりごを賜るほどに
  世の人を愛し給(たま)へり
  此(こ)は凡(すべ)て彼を信ずるものに
  亡(ほろ)ぶることなくして
  永生(かぎりなきいのち)を受けしめんが為なり」


 
 泣きそうになるほど感動した!

 

 

 くぅ

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