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渡島半島西岸の国道の土砂崩れ:応急短絡路は2022/12/21から雪解けまで全面通行止め

関連ブログ記事・・・2022/5/26付続:渡島半島西岸の国道の大規模な土砂崩れ→当分は迂回路を通行へ、2022/6/10付渡島半島西岸の国道の土砂崩れ:迂回路と応急短絡路

上記記事で紹介した国道229号不通区間の応急復旧短絡路(町道館浦鳥山線)ですが、やはり急勾配や吹きさらしのため厳冬期の通行は困難でした。

https://www.town.otobe.lg.jp/section/kensetsu/a849440000000zpv.html (乙部町公式サイト)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765759/ (北海道新聞サイトの2022/11/26掲載分記事)

12月1日から夜間(夕方6時から翌朝7時までの間)通行止めとなっており、さらに12月21日から路面凍結の恐れがなくなるまで全面通行止めとなります。

通行止め区間の詳細はこちら

特に不通区間北側の町民にとっては不便になりますが、安全第一ですから致し方ないですね。

 

併せて、2022/5/26付記事で触れた「電子地図での状況」「路線バス」の続報も紹介します。

<電子地図での状況>

このブログ記事を書いている時点のGoogleMapでは、応急復旧短絡路は文字ベースにおいては国道229号ではなく町道館浦鳥山線扱いとされていますが、図上では国道と同じオレンジ色に塗られています。国道229号に指定された正式な迂回路には国道のおにぎりマークは付与されていますが、道道や町道と同様に白く塗られたままです。

https://www.google.co.jp/maps/@41.987155,140.1605855,14z?hl=ja

一方、このブログ記事を書いている時点でのYahoo!地図やゼンリン地図(いつもNAVI)上の扱いは、2022/5当時と何ら変わっていません。応急復旧短絡路は反映されておらず、かといって1年以上前に国道229号に指定されたはずの正式な迂回路も道道などで表記されたままです。この周辺部では、被災区間を含む元からの国道だけが国道229号扱いです。

<路線バスの状況>

該当区間で正式な迂回路(国道229号)を経由する函館バスの江差と熊石を結ぶ路線バスですが、相変わらず迂回による所要時間延伸を反映させたダイヤ改正は行われておらず、函館バス公式サイトのトップページの左上には1年半の間"「桧山海岸線」624系統は、国道229号「館浦~鳥山」の区間で当分の間、迂回運行の為、遅延が発生しております。"のメッセージが表示され続けています。

数年内に元のルートに戻る見込みは全くないのですが、観光客が乗車しそうな区間でもないですし、会社としてこれだけのために正式にダイヤを変更する手続きは不要と考えているのでしょう。今後江差営業所管内で大掛かりなダイヤ改正を行う機会に合わせ、所要時間に実態を反映する可能性は大いにありますが。

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