2023/2/16付ブログ記事「2023/2時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その4)」の続きです。
近畿地方整備局浪速国道事務所が担当している清滝生駒道路の西側の建設中区間(下田原ランプ~高山大橋間)の進捗については、2023/1/15から1/19にかけて7回連載した「2023/1時点の清滝生駒道路未開通区間の現況」シリーズ(最終の第7回はこちら)で報告した通りですが、今度は未報告だった高山大橋~府県境間を東側から紹介していきます。
結論からいうと、この区間で実際に工事が行われているのは、鹿畑東地区(近鉄学研奈良登美ヶ丘駅の北方のSカーブを短絡する区間)と高山大橋交差点部分のみです。
その鹿畑東地区の工事現場の様子です。
左側に見える背の低い擁壁は、最終的に清滝生駒道路の構造物の一部になる(高架部と土工部の境目あたり)ものと推測されますが、工事現場の向こうに見える家屋は果たして立ち退き対象でしょうか? 広告看板の右側遠くに見えるのは、学研奈良登美ヶ丘駅の北側駅前広場です。
上記工事現場の西側には、明らかに用地買収済の土地があります。この上に高架橋が築造されるのでしょうか?
上記ルート図によれば、この先の学研都市高山地区の南側では現道拡幅(平面交差点あり)を予定しているようですが、現地には用地買収の痕跡もまだ見受けられませんでした。このあたりの国道163号はストリートビューで分かるとおりそう広くもない谷間を通っています(丘の上に見えるのが奈良先端技術科学大学院大学)。
(つづく)