関連ブログ・・・2022/1/26付「名塩道路のトンネルは、福知山線廃線トンネルのすぐ隣!」
上記ブログで紹介した「ここをくり抜くとトンネルが貫通する」のごとく見える半円形の囲いですが、まさにこの数日後にめでたく貫通しました。
同時に、仮称の城山トンネルから、よりわかりやすい「生瀬トンネル」を正式名称とすることも決まりました。
https://www-1.kkr.mlit.go.jp/scripts/cms/hyogo/infoset1/data/pdf/info_1/20220201_01.pdf
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1385443.html
兵庫国道事務所のリリース文には、この場所のビフォアアフターの写真が掲載されています。
普通のトンネルは「両側から掘削工事を進め、真ん中あたりで両者が出会ったところで貫通」となるわけですが・・・
ここは県道との分岐点の移設の関係で宝塚側の斜面の切り崩しが必要だったため、宝塚側からの掘削工事が困難であり、三田側からのみ掘り進めて、最後に斜面の切り崩し後の外部から見える部分で貫通というレアケースとなりました。残念ながらリリース文ではレアさが表現しきれていませんね。
また、リリース文では、並行する旧福知山線のトンネルの閉塞工事を、名塩道路のトンネル掘削開始前の2019年に行ったことも明記されています。
ちなみに、その閉塞された廃線トンネルの名称は「当田隧道」で、「城山隧道」は宝塚側からみて1つ手前の生瀬駅との間にある廃線トンネルだったとのこと。