2021/5/1付ブログ記事「四国地方のミッシングリンクはいつ解消?」で、四国の右下エリア(徳島~阿南~海部~安芸~高知間)の高規格道路のミッシングリンクについて
>そして、以下の区間はまだ調査中の段階です。
> ・徳島県美波町日和佐~牟岐町間
> ・高知県奈半利町~安芸市間
>とくに後者は、現在の幹線道路たる国道55号が海沿いを走り、南海トラフ地震の津波にはひとたまりもないわけですが、人口まばらな故に後回しなんでしょう。
と書きましたが、この後者の区間<事業名は奈半利安芸道路>のうち安田~安芸間が2022年度に事業化された(2022/3/26付ブログ記事「ミッシングリンク解消に向け2022年度新規着手の高規格幹線道路」参照)のに続き、残る奈半利~安田間も2024年度に事業化されることとなりました。これで、阿南安芸自動車道(阿南~海部~安芸間)の高知県内は全区間事業化されたことになります。
沿線自治体の公式サイトには喜びのコメントが掲載されています。
https://www.city.aki.kochi.jp/life/dtl.php?hdnKey=7428
https://www.town.yasuda.kochi.jp/life/dtl.php?hdnKey=1805
https://tanocho.jp/kurashi/kurashi-13415
https://www.town.nahari.kochi.jp/life/dtl.php?hdnKey=1398
といっても、阿南安芸自動車道の既開通区間は北川村から奈半利町にかけての内陸部(国直轄ではなく高知県の事業)のみであり、南海トラフ地震対策としてより重要な海沿いの国道55号に対応する区間は既に建設中の区間も含め開通のメドは立っていません。