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鹿児島市街地で、九州初の道路シールドトンネル掘削中

関連ブログ記事・・・2021/5/15付九州道鹿児島ICと鹿児島市街地の間に3本目のトンネルを掘削中

鹿児島の地方紙・南日本新聞のサイトに、2023/1/6付で以下の記事が掲載されました。

秘密の入口? 14メートル×170メートル…道路の中央に巨大建造物出現 鹿児島市

この正体が、上記ブログ記事で

>そして、新たにトンネル出口から中心市街地のコアにあたる甲南ICまで地下構造の自動車専用道路を延伸する予定になっています(甲南IC方面のみ事業中)。

と書いた地下構造の幹線道路の建設工事のため構築された「防音ハウス」です。主に、掘削するシールドマシンから発生する騒音や土砂悲惨の防止のためのものです。

大都市の市街地で地下鉄を建設する際にシールド工法を採用するのは一般的ですし、三大都市圏では地盤や地形などの理由で都市の真ん中でシールド工法を用いて道路トンネルが建設されることもままあり、その際にはたいていこのような防音ハウスが登場します。ただ、上記ブログ記事で参照した資料によれば、これが九州初の道路シールドトンネルだそうで、物珍しさから記事になったのでしょう。

気になるのは完成時期ですが、南日本新聞の記事によれば「トンネル工事は来年度始まり、7、8年を要す」とのことなので、2030年に開通すれば御の字かも。

なお、九州地方整備局鹿児島国道事務所の公式サイトに、鹿児島東西道路のページがあります。

https://www.qsr.mlit.go.jp/kakoku/works/road/touzai/

月刊の広報資料「東西だより」や、地元向け説明会の資料なども参照できます。圧巻は、シールドトンネルだけを取り出して紹介したパンフレットですね。

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