2022/8/5付ブログ記事「茨城県日立市の非互換なバスICカードがついに終幕へ」の続報です。
この独自規格のICカード「でんてつハイカード」に代わるキャッシュレス乗車サービス(「Visaのタッチ決済」・QRコード決済・茨城交通独自の交通系ICカード「いばっピ」)の導入ですが、上記ブログ記事を書いた時点のニュースリリースにある「2023年12月をめど」より具体的なスケジュールは未だ公表されていません。普通に考えて、まず旧日立電鉄交通サービスエリアのバスの運賃箱およびカードリーダーを新サービス仕様のもの(2023/6/26付ブログ記事参照)に取り換えておく必要があるため、その取り換え開始より前に「でんてつハイカード」を利用終了扱いにする必要がありますが・・・
ただ、茨城交通の2023/1/10付ニュースリリース(でんてつハイカードの1万円チャージ取扱いを2023/3/31限り終了)には、"「でんてつハイカード」を「いばっピ」へ2023年秋頃に統合します。"と明記されています。
また、2023/8/18付ニュースリリース(日立市報8/20号折り込みチラシ訂正のお知らせとお詫び)には、でんてつハイカードの払戻し手数料を2023/10/1~2024/9/30の間無料にする旨の記載があります(訂正箇所は払戻し額の計算式であり、日程ではありません)。この折り込みチラシの内容は「日立市報8/20号」そのものではないので日立市公式サイトでは公開されておらず、このブログを書いている時点の茨城交通公式サイトでも該当する内容は公開されていませんが、推測するに「でんてつハイカードは2023/9/30限りバス車内での運賃支払いには使えなくなるため、2023/10/1から払戻し手数料を無料にする」の流れと思われます。
果たして、「日立市エリアの路線バスのキャッシュレス乗車サービスに関する移行スケジュールの詳細」の公開はいつになるでしょう?