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北陸鉄道グループの窓口で交通系ICカードが使える場所について

関連ブログ記事・・・2022/10/7付「 「城下まち金沢周遊バス」の交通系ICカード導入の背景

上記ブログ記事で

>リリース文で「北陸鉄道グループバス車内における全国共通交通系ICカードの導入は初めてとなります」とあるのは、現在でも金沢駅前バスターミナルの窓口あたりでSuicaなどの電子マネー機能が使えるからかもしれません。

と書きましたが、それは金沢駅西口の「北陸鉄道チケットセンター」でした。公式サイトにはその旨の案内は見当たりませんが・・・

チケットセンターの外観。以前は北陸鉄道グループが運行する高速バス(特急バス・空港バスを含む)の金沢駅ののりばは主に東口でしたが、2023/7/1から原則西口に統一され、同時にチケットセンターも東口から西口に移転しました。

センター内には、小松空港連絡バス・能登方面の特急バス・近距離高速バスの乗車券が購入できる券売機が2台設置されており、いずれも右下に交通系ICカードをタッチするための機器が取り付けられています。本体の錆び具合からすると、東口時代から存在しこちらに移設したものと思われます。

manacaのマーク入りなので、城下まち金沢周遊バス(2023/1/10付ブログ記事参照)同様に名鉄グループのシステムを利用しているわけですね。

但し、(券売機周辺には注意喚起は見当たりませんが)これは交通系電子マネーの機能を利用しているため、PiTaPaのみは乗車券の購入は不可です。ディスプレイ部分の右下に「IC残高」のボタンがあるので、試しに手持ちのPiTaPaをタッチしてボタンを押したところ、エラーになりました。同じく手持ちのSUGOCAをタッチしてボタンを押すと正しく残高が表示されました。

確かに、PiTaPa所持者のほとんどは関西圏在住のはずで(宝塚歌劇ファンクラブ「宝塚友の会」の会員証がPiTaPaカードと一体化されているという例外的な存在もありますが)、関西方面の便のない小松空港の連絡バス利用者に向けての注意喚起は不要と考えたのでしょうけど・・・ 能登方面の特急バス(鉄道の通っていない輪島市や珠洲市に向かいます)であれば、関西圏の方が利用する可能性はそれなりにあります。

こちらは、チケットセンター前から出発する五箇山・白川郷方面の高速バス。乗客のほぼ全員が外国人観光客でした。

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