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関東鉄道グループにおいて2024/7/16に起こる変化のまとめ <7/12追記あり>

関連ブログ記事・・・2024/6/12付「土浦近郊の路線バス、運行会社変更により運賃1割強値上げ

上記ブログ記事で、2024/7/16付で実施される「1.関東鉄道(茨城県南部一円で路線バスや鉄道を運営する会社)の本社移転」「2.土浦市・阿見町内でJRバス関東が運行する南平台線が関東鉄道に移管されることによる運賃値上げ」について書きましたが、この日には関東鉄道グループで他にも色々な変更が実施されます。

3.関東鉄道の子会社「関鉄パープルバス」「関鉄グリーンバス」の本体への吸収合併

https://www.kantetsu.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/20240524infoGPgappei.pdf

路線バス事業の規制緩和が行われた21世紀初頭に、主に人件費の節減のために石岡市周辺・下妻市周辺の路線を分社化したものですが、近年は一般路線バス事業を取り巻く環境が変わり「バス乗務員採用活動の強化を図るとともに、管理部門の一本化による事業運営の効率化を図るため」本体に戻すこととなりました。リリース文上では期日は「2024年7月中旬予定」とありますが、JR東日本公式サイトに掲載されている「東日本旅客鉄道株式会社 IC カード乗車券取扱規則の一部改正」の内容によれば2024/7/16から両社をリストから削除する(合併に伴う会社消滅により、SuicaなどのICカードの使えるバス事業者でなくなるため)ことになっています。

https://www.jreast.co.jp/kippu/yakkan/pdf/history240708-1.pdf

4.土浦駅西口~つくばセンター線(関東鉄道が運行)にJRバス関東が参入

https://www.kantetsu.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/06/tsukubacenter-ion.pdf

https://www.kantetsu.co.jp/news/bus/post-03718

平日で3往復・土休日で2.5往復がJRバス関東の運行となります。これら便では関東鉄道が発売するIC金額式定期券では乗車できませんが、ウェルネット社サイトで新たに発売を開始するスマホ定期券(バスもり!)は共通乗車可能です。

5.土浦駅西口~イオンモール土浦線(JRバス関東が運行)に関東鉄道が参入

https://www.kantetsu.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/06/tsukubacenter-ion.pdf

5往復が関東鉄道の運行となります。4.と同様、新たに発売を開始するスマホ定期券(バスもり!)のみ共通乗車可能です。

6.本社移転などに伴うバス停名称の変更

https://www.kantetsu.co.jp/news/bus/post-03711

土浦市中心部にある「関鉄本社前」バス停は、本社が別の場所に移転するのに伴い、地名の「真鍋二丁目」に変更されます。

つくば市東部にある「北条駅入口」バス停は、名称の由来である筑波鉄道(=関鉄本社の横を通っていた鉄道路線)の「常陸北条駅」が廃止されてから既に37年が経過していること、近くの廃校にできたつくば市が運営する複合施設「筑波山ゲートパーク」に近いことから(最寄りバス停ではない)、「筑波山ゲートパーク入口」に改称されます。

守谷市内にある「守谷営業所」バス停は、地域一帯を運行するバスの車庫の前にあることをよりアピールするためか「関東鉄道 守谷営業所」に改称されます。

 

<7/12追記>

「関鉄パープルバス」「関鉄グリーンバス」の関東鉄道への吸収合併は、2024/7/12付で関係官庁より認可されました。2024/7/16から関東鉄道本体の路線エリアが広がります。

https://www.kantetsu.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/07/0712infogpgrop.pdf

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