「名塩道路生瀬トンネル前の様子(2022/12/4)・・・橋の世代交代」の続きです。
国道176号名塩道路の生瀬トンネルに繋がる本設のコンクリート橋の架設工事ですが、2023/2/11時点ではPC桁の設置の途上です。
そして、生瀬トンネルの宝塚方出口では、舗装工事が進捗しています。すぐ前が交差点のため、トンネルにかかる部分に右折レーンが設置されるのが特筆されます。
当初計画では、生瀬トンネル(工事上の名称は城山トンネル)は北行のみの2車線で、南行の2車線は現道を転用することになっていました。その後の計画変更で、少なくとも供用開始時点ではトンネルを対面通行とすることになり、出口部分を全幅自動車用の車線(右折レーン付き)した上で、トンネル内に併設される歩道は出口部分のみ別に掘ってこちらに振ることにしたわけですね。下の写真の奥側がそれです。
ただ、名塩道路区間の実際の交通量を考えると(暫定2車線で計画されている区間は他にありません)、生瀬トンネル付近の対面通行はあくまでも暫定措置で、トンネル開通後に武庫川沿いの崖下を通り雨量規制のある現道を抜本的に強靭化し、最終的には当初計画通りの姿に持っていくものと思われますが、果たして・・・ 現道区間には住宅はありませんが複数の事業所があり、強靭化のための完全通行止めは困難です。
(つづく)